【lv3】経済ウンチク家への道【ミクロ経済学編】【ログ移行】 [ 全レス最新50最新100トップページ ]

61 名前: Little Fang [2004/07/20(火) 17:51:00] ID:??? [TB]

BIG-Cに喝を入れるためにあげとこう

62 名前: ハリマオ [2004/07/23(金) 18:15:00] ID:??? [TB]

ウッ、僕も喝を入れられました。
>>46で僕が書いた設問6「投下労働価値説」の回答例は、労働価値に尺度を求める
という点で、古典派の枠組みにとどまっていたようです。
新古典派的回答例としては(身もふたもない言い方をすれば)
「価格は市場における需給の均衡で決まるんだが、何か?
例えば2つの財の交換価値(相対価格)は限界代替率で決まる。オシマイ。」
ということになるかと思います。

労働価値説には落とし前をつけておきたいという思い入れがあって、もう少しこだわりますが

1.リカードも、「各資本が生産の諸条件を異にする場合には」労働価値説が
あやしくなることに気がついていたようで
2.これを引き継いだマルクスの「生産価格と価値とが総額において等しく,
またその前提として利潤総額も剰余価値総額に等しいという総計一致二命題」
によって古典的な完成をみた。(GDPの三面等価みたいな話ですね)
3.限界革命後も労働価値説をめぐっては議論が続けられたが、
すくなくとも価格決定理論としては力を失っている。

というふうに、個人的には総括して2章のまとめと次の章にすすみたいと思います。

余談ですが「ミスター・カルテル」と言われた、故稲山嘉寛元新日鉄会長のエピソードを思い出します。
(伝聞、うろ覚えなので間違っていたらスマソ)
東西冷戦中に、何を間違えたか東ドイツの大学から稲山氏に名誉経済博士号が授与され、
皆が首をひねる中で、ある新聞記事では「売値はコスト+適正利潤という経済理論(?)
が評価されたという声もあるが」と揶揄されていた由。
存外、この新聞記者氏は本質をついていたのではないかと思う今日この頃。

63 名前: Little Fang [2004/07/25(日) 14:53:00] ID:??? [TB]

労働価値説の歴史的な意味合いを無視するならば,労働価値説は「価値の基準
として労働量を用いる考え方」と相対化できるかと思います.そうするとハリ
マオさんの>>62の意味もすっきりしてくる.

>リカードも、「各資本が生産の諸条件を異にする場合には」労働価値
>説があやしくなることに気がついていた

ですが,生産関数がレオンチェフ型(例えば,財1コの生産には必ず資本1+
労働1が必要など)の場合には生産コストと必要労働の間の関係が明確ですか
ら,労働を基準に考えるというのは一つの方法.しかし,資本を沢山使えば労
働の変わりになる……などのケースでは労働を基準に財の価値・価格をはかる
というのは非常に???になってしまいます.

>ある新聞記事では「売値はコスト+適正利潤という経済理論(?) が
>評価されたという声もあるが」と揶揄されていた由。

この話しは知らないのですが,適正利潤というのが「利潤を最大化するマーク
アップ」と考えるならばあながち間違いではないかも.

64 名前: BIG-C [2004/07/26(月) 00:59:00] ID:??? [TB]

7/20にLFさんに渇を入れられていたことに気付かないほどの忙しさです。
しかし、今日で峠を過ぎた気が・・・

65 名前: ハリマオ [2004/07/26(月) 18:39:00] ID:??? [TB]

>>63
>労働価値説の歴史的な意味合いを無視するならば,労働価値説は
>「価値の基準 として労働量を用いる考え方」と相対化できるかと思います.

「相対化」、そのとおりですね。スッキリしました。

レオンチェフ型といえば、L字型の無差別曲線のような、完全「非代替」
というタイプを指すんでしょうか?
例えば極端なマンツーマンのサービス産業が、人手を要する
(機械への置き換えが難しい)という意味でこれに該当するのかな、
と考えたりしていますが、おそらく生産関数としては異例ですよね。
第3章では「生産要素の結合比率については可変的に考えるのが
むしろふつうの経済理論である。」とありますが、
そのほうが分かりよいです。
特に人件費が高くなればなるほど無人化、機械化をすすめようと
するわけで、世の中相当程度に可変的になってきていると感じます。
それでもラストワンマイルは如何に人件費が高くとも人手に頼るわけですが。

>>64
BIG-Cさん、おかえりなさい。
第2章のまとめをうpします。
コメント待ってます。

66 名前: ハリマオ [2004/07/26(月) 18:41:00] ID:??? [TB]

「第2章 需要・供給曲線の導出」のまとめ、1

無差別曲線は2財の組合せから消費者が得る効用=「ありがたみ」の程度を表す等高線。
同一線上では2財の組合せ比率にかかわらず同じ「ありがたみ」が得られるとする。

「およそ2種の財の組合せがあるとき、それら2財のあいだには、通常、
補完性と代替性がともに備わっている。」ことから、
無差別曲線は原点に向かって凸型の曲線になるのが普通。

無差別曲線上の個々の点での接線の傾きが「(2財の)限界代替率」。
「限界代替率逓減の法則」(双曲線のような凸型の曲線形状)

自給自足の場合の最適(生産かつ消費)点は、(生産可能性フロンティアと
接することが出来る限りにおいて、最も右上に位置する=最も効用が高い)
無差別曲線と生産可能性フロンティアとの接点に求まる。
このとき、限界代替率は生産可能性フロンティアの傾きと一致する。

67 名前: ハリマオ [2004/07/26(月) 18:43:00] ID:??? [TB]

第2章「需要・供給曲線の導出」のまとめ、2

貿易がある場合の最適(消費)点は、(上記の生産可能性フロンティアに代わって)
市場線と無差別曲線の接点。市場線は、最適生産点(生産可能フロンティア上)と
最適消費点を結ぶ直線で、その傾きは2財の交換比率(相対価格)を表す。
順序としては、ある相対価格が与えられたときに、まず最適生産点を求め、
次にその点を通る市場線と無差別曲線の接点に最適消費点を求める。

2カ国間の貿易については、「マーシャルの相互需要曲線(相対価格の変化に
応じた最適消費点の軌跡)」の交点に均衡点が得られ、
その均衡点と原点を結ぶ直線の傾きが均衡交換比率(均衡相対価格)を表す。
また、2カ国それぞれの、「需要・供給曲線」すなわち『相対価格と、
それに対応する各主体にとって望ましい需要・供給量
(ある相対価格が与えられたときに輸入または輸出したい量)との関係を表す曲線』
の交点からも上と同じ結果の均衡相対価格ならびに均衡取引量が得られる。

68 名前: Little Fang [2004/07/28(水) 02:03:00] ID:??? [TB]

ハリマオさんいつもまとめありがとうございます.

>>65
おそらく古典派経済学の時代の機械というか器械技術なのかなぁと思
ったりします.一人で紡績機を2台使ってもほとんど意味無いでしょ
うから.

>>64
>今日で峠を過ぎた気が・・・
体力の峠を過ぎたとかww

69 名前: ハリマオ [2004/07/28(水) 09:50:00] ID:??? [TB]

>>68
>おそらく古典派経済学の時代の機械というか器械技術なのかなぁと思
ったりします.一人で紡績機を2台使ってもほとんど意味無いでしょ
うから.

動力を人間に頼るものの、動力係と操作係を分業するまでもない道具
(一人で一台を十分操作できるが、複数台持ちは出来ない)というのが
レオンチェフ型にぴったり合いそうですね。
例えば「夕鶴」に出てくる機織りの「機(はた)」とか、「眠れる森の美女」の糸車。

>>65のサービス業では介護などをイメージしたのですが、これは僕の勘違いでした。
いったん事業を起こせば、あとはほぼ頭数勝負の介護や派遣型(機械警備以前の)
警備保障などは、投入労働量に対して収穫一定の(a+b=1)コブ・ダグラス型に
近いということになるんでしょうか。

それでは第3章にすすみたいと思いますのでよろしくお願いします。

>BIG-Cさん
僕が疑問点などを書いていきますので追加質問やコメントをお願いします。

70 名前: ハリマオ [2004/07/28(水) 19:34:00] ID:??? [TB]

BIG-Cさん、「よげんのしょ」の用意はいいですか。
新しいダンジョンに突入しますよ。

第3章 交換経済の一般理論

ざっと目を通したところでの感想、いや、思いつきです。

第2章までは、生産可能性集合を、直線の生産可能性フロンティアを持つ
三角形に限定して考えてきたのに対し、この章ではこの制限をはずして、
一般的な「原点の反対側に張り出したかたち」を持つ「蒲鉾型生産可能性集合」を導出し、
続いて第2章と同様の考え方やツールを使って貿易を通じての効用の最大化を考える、
という構成になっているものと思われます。

 なんてエラそうに書いてますけど(汗)、間違ってたら指摘してくださいね。

まず、「2国全体の生産可能性集合」の節ですが、
ええっと、この2国の生産可能性集合というのは第1章で
比較生産性原理の説明に使った1−1図ですね。
「2国全体のことを考えて、なるべく多くの財が得られるように配慮する
計画主体がいたら」として、p41 の3行目で「まず左上にA国の生産可能性集合、
右下にB国」というふうに2国の生産可能性集合を足し合わせています。

ここで、この「計画主体」がヘソ曲がりで、左上にB国、右下にA国の生産可能性集合を
おいて座標(18, 30)の点で接合させちゃったりしたら、
原点に向かって窪んだ、なんだか損したようなかたちの生産可能性集合に
なってしまいますね。三土先生の趣旨とは全く逆になるんでしょうが、
こんなかたちの生産可能性集合があり得るのか、と気になってしようがありません。
たぶん「道理」からはずれたことをやっているのは漠然とわかるんですが、
どう説明したら良いか一晩考えさせてください。

忙しいでしょうけど、BIG-Cさんもいっしょに考えましょう。

71 名前: ハリマオ [2004/07/29(木) 07:07:00] ID:??? [TB]

一晩寝ずに考えました。

↑嘘ですw

で、結論は、へこんだ生産可能性集合というのは、財を楽にたくさん作りたいという
合理性が働くかぎりは有り得ない、と考えます。

すなわち、p39の最終行「A国はもともと第1財の生産において能率がよいのだから、
この生産量を達成するのに、能率の悪いB国の力を借りねばならない道理はない。」
とありますが、この「道理」を踏み外して、まず、B国に不得手な第1財の生産に特化させ、
そのうえでA国を動員する、ということをやっているのが
「原点に向かって窪んだ生産可能性フロンティア」だと思います。
これでは、もはや生産”可能性”フロンティアとは言えませんね。
結果は、必要な第1財を生産し終えた余力で第2財を作っても本来の外にはりだした線よりは
内側の量しか得られない。

旧東側ブロックで「チェコは機械、ハンガリーは電子機器を作れ」とか
やったときに、比較優位を見誤って不合理な生産割当てを行えば
「本来の力を発揮できていない生産可能性集合」を作ってしまう可能性がある、
というインプリケーションかと思います。

72 名前: Little Fang [2004/07/29(木) 14:02:00] ID:??? [TB]

>>70-71
ありゃ.早めにレスつけとけばハリマオさんの一夜を節約できたのにw

実は三土先生の説明は「簡単なPPF(生産可能性集合)の求め方」であって
「2国総計のPPFが導かれる論理」ではありません.A,B2国の合計PPFは「
2国併せて達成可能なX,Y財の生産の組み合わせ」です.

http://www22.big.or.jp/~15ch/oekaki/picture.cgi?sort=0
(BIG-Cは『3時間で分かる経済学入門』の比較優位説の説明参照のこと.)

A国がY財のみを生産した場合,B国がいろいろ作って達成できるA+B両国の生
産の組み合わせは左上のBの三角の範囲です.で,A国のいろいろのPPF上の
点を所与としてB国が選択できる「A+Bの生産の組み合わせ」はA国PPFの斜
面をB国の三角を滑らせた軌跡になる.

この場合,順番はマターしません.試しに三角定規2つならべて滑らせると
よく分かります.

73 名前: Little Fang [2004/07/29(木) 14:07:00] ID:??? [TB]

あっ,そんで図中の黄色線の部分が両国合計のPPFです.

74 名前: ハリマオ [2004/07/29(木) 22:54:00] ID:??? [TB]

>>72>>73
>ありゃ.早めにレスつけとけばハリマオさんの一夜を節約できたのにw

ご心配かけましたが、実は昨夜は早めに就寝しました(眠りは浅かったかもw)。
というのは、今朝は超早起き(4時半!)に付き合わされることが前もって分かって
おりまして、その分早朝にたっぷり勉強時間がとれて書き込みも出来たというわけでです。

三角定規を滑らせるというのは、理にかなっていて、また、実にエレガントですね。
(これにたどり着けなかったのが悔しい)。
おかげで次の節の「自然条件の異なる諸地域をもつ国土」も、「三枚問題」として簡単に理解できます。

その次の節「収穫逓減産業がある場合の生産可能性集合」でとりあげられる、収穫一定産業と
収穫逓減産業の組合せ、図3−3は美しいですね。
第1財特化型から左上にフロンティアをたどると、
まるでルイス型発展モデルみたいです。

ここで、天邪鬼は、収穫逓増産業があったらどうなるんだろう、
なんて言いたくなるんですが、今日は眠いのでこのへんで失礼します。

75 名前: Little Fang [2004/07/30(金) 03:02:00] ID:??? [TB]

>ここで、天邪鬼は、収穫逓増産業があったらどうなるんだろう
という話題ですが,これも変形三角定規論法(?)ですっきり説明で
きます.まずはA国(orA地域)のPPFを書きましょう.んでAがY財ばか
りを作る状態でBが生産するケースを考えます.

すると,収穫逓増よりAと同じものを作るなら沢山作れるわけですから
X点から張られるBのPPF(AがYばっかつくるを所与としたときのA+BのP
PF)は縦方向に伸びる,んでAがXばかり作る場合はBにとってもX作る
のが楽なので今後は横方向に伸びる.

収穫逓増の程度次第ですが原点に凸なPPFができあがります.

解説図は
http://www22.big.or.jp/~15ch/oekaki/picture.cgi?sort=0
の21474です.ただしA国だけだと収穫逓増がないというちょ
っと変な設定.

76 名前: Little Fang [2004/07/30(金) 03:06:00] ID:??? [TB]

ふと思ったのは,子供のころにあった(今でもあるのか?)棒やブロッ
クでなぞったりすると黒くなって,で下のバーを動かすとすぐ消せてま
た書ける玩具(う〜自分で書いててわけわかんね〜)が手元やネット上
にあると便利かもしれない.

77 名前: ハリマオ [2004/07/30(金) 07:44:00] ID:??? [TB]

>>75 収穫逓増産業

素早いレス有難うございます。

僕も真似をして図3−3の収穫逓増産業版を描いてみました。
http://www22.big.or.jp/~15ch/oekaki/picture.cgi
の21476です。
第2象限の直線が収穫一定産業、第4象限の放物線(のつもり)が収穫逓増産業だと
こうなるわけですよね。

ちょっと先のほうをカンニングすると、次の章p65、16行目に「収穫逓増の産業があると、
生産可能性集合のかたちが蒲鉾型であることが必ずしも保証されなくなる結果、
おかしなことがおこる。」とありますが、例えば、無差別曲線と複数の点で接する
ことが起こるという意味でしょうか?複数均衡みたいな話ですね。

しかし根本的な疑問としては、(売上げの増加により開発費などの固定費の負担が薄まる
結果利益率が向上する、とかではなくて)、ある生産要素を逐次追加投入するたびに、
それぞれの追加投入に対する限界生産物が逓増する産業なんてあるのかなぁ、と
考えてしまいます。
ゲームソフトなんかも、CDを複製しただけのものが何千円もするので、たくさん売れれば収穫逓増の
ように見えますが、そもそもたくさん売れようが売れまいが個々の商品の限界利益率は高い
(直接製造原価が安い)わけで、一方で大きな初期投資(開発費)をいかに総額で回収するか
が課題という産業と思います(投資を回収し終えたら、あとは「薬九層倍」の丸もうけ)。
公共的なサービスで、密度をあげていく(たとえばガスの配管や電力の配線、
宅配便セールスドライバーの受け持ち地域を狭くする)場合には、
ある区間(シェアが何%から何%まではとか)では収穫逓増が実現するかもしれませんが、
これもお客さんが増えることが前提で、ネズミ講みたいにどこかで限界がありそうです。

>>76
子供用や冷蔵庫に貼り付けたりするメモ板として、売っているようですよ。
昔は薄いシートが筆圧によって背後の黒いものと密着するシステム(だんだん薄黒くなって
くる)だったと思いますが、今のは磁力式ですね。ペン先が磁石になっている
専用ペンでないと描けません。でも、電車のなかでぶつぶつ言いながら、
よい子のお絵描きセットをいじってたら、アブない人と思われるかもww

78 名前: ハリマオ [2004/07/31(土) 16:19:00] ID:??? [TB]

>>77自己レスですが

>公共的なサービスで、密度をあげていく
>収穫逓増が実現するかもしれませんが、
>これもお客さんが増えることが前提で、ネズミ講みたいにどこかで限界がありそうです。

「お客さんが増えることが前提」云々は、投資に踏み切る時の事業家としての心配事にすぎず
収穫逓増が実現されるかどうかとは関係がないですね。
市場が飽和してしまったらそれがその事業の規模というだけの話でした。

79 名前: Little Fang [2004/07/31(土) 18:48:00] ID:??? [TB]

>>77
>「収穫逓増の産業があると生産可能性集合のかたちが蒲鉾型である
>ことが必ずしも保証されなくなる結果、おかしなことがおこる。」
>とありますが、例えば、無差別曲線と複数の点で接する ことが起こ
>るという意味でしょうか?

ひとつは複数均衡,もう一つは端点解です.原点に凸なPPFとやはり原点に
凸な無差別曲線を書いていろいろ比べてみましょう.場合によってはX,Y財
どちらか一方のみが需要される場合があることが分かるでしょう.

>ある生産要素を逐次追加投入するたびに、 それぞれの追加投入に対す
>る限界生産物が逓増する産業なんてあるのかなぁ

学習や分業の成果によってそれが達成されるとスミスは考えたようです.ロ
ットがでかくなれば行程を細かくできるというように.また,一国経済全体
で考えると特定産業の集積が個別企業の生産性を上昇させるというケースも
考えられるでしょう.

80 名前: 名無しさん [1999/11/30(火) 00:00:00] ID:??? [TB]



81 名前: ハリマオ [2004/08/02(月) 20:18:00] ID:??? [TB]

>>79
>ひとつは複数均衡,もう一つは端点解です.

複数均衡は何かのショックでWIN-WINの関係からLOSE-LOSEに移動してしまいそう、
また、端点解というのはいったんそこにはまると円滑な調整が効きにくそうで、
どちらも居心地が悪そうな予感がします。
いずれにせよ、どちらも今の僕には手にあまる問題ですので、
もう少し進んでからあらためて現実の経済にあてはめて考えてみたいと思います。


>学習や分業の成果によってそれが達成されるとスミスは考えたようです.ロ
ットがでかくなれば行程を細かくできるというように.
>また,一国経済全体
で考えると特定産業の集積が個別企業の生産性を上昇させるというケースも
考えられるでしょう.

スミスの分業の話しはプリミティブな段階のもののように感じます。
特定産業の集積の利益というのは、神田の古書店街やタイの自動車産業の集積に
あてはまって納得しやすいです。こちらのほうが現代的な課題に近いと言っていいんでしょうか。

それでは、もう少しテキストを読み進めていきます。

82 名前: 名無しさん [2004/08/03(火) 22:48:00] ID:??? [TB]

前の第2章で、さんざん苦労したぶん、この章の理解は楽に感じます。
そうですよね! >BIG-Cさん

新しいキーワードとしては
生産要素(投下労働価値だけではなくて、それを補助するストックも生産要素)
生産要素の結合比率(組み合わせ)は可変的(相互に代替しうる)であるのが普通
収穫逓減がかなり普遍的(限られた土地への労働力投入の例)
蒲鉾型生産可能性集合と限界変形率(線形のPPFではなく限界的な考え方)
第2章のケースとは異なり、蒲鉾型生産可能性集合は不完全特化が多い。(端点解は少ない)。

それでは、「第3章 交換経済の一般理論」最後の疑問です。

p49 図6−6についてですが、合同の三角形が必ず現れる(必ず均衡点がある)、
と結論づけてよいのでしょうか?あるいは、ある条件下ではこの定理が成り立つ、
とか結論付けられているのでしょうか?

均衡条件として、A国、B国のPPFに接する市場線の傾き(相対価格)が同一、これはまず第一の条件ですね。
そのうえで直角三角形の合同を満たす点(ひとつの測り方としては、最適生産点=市場線とPPFとの接点、
と最適消費点=市場線と無差別曲線との接点を結ぶ線分の長さが同一)が必ずあると結論づけられるのでしょうか?
最適消費点の決まり方は、A,B両国の無差別曲線の形に依存している(それぞれ気儘勝手)なので、必ずしも、
最適生産点と最適消費点の間隔が一致することがある、とは言えないのでは?
(と思いながらも、最終節の「踊り場」を持たない「需要・供給曲線」をみれば、均衡点は必ずある、
といえそうなので、悩みます)。また眠れない夜です(鬱)よろしくお願いします。

83 名前: 名無しさん [2004/08/05(木) 00:54:00] ID:??? [TB]

あれれ
>>82は僕です。

84 名前: ハリマオ [2004/08/05(木) 00:57:00] ID:??? [TB]

ありゃ失礼
>>82-83は僕です。

85 名前: Little Fang [2004/08/05(木) 16:57:00] ID:??? [TB]

他国の話は出てきていないですから,
>A国、B国のPPFに接する市場線の傾き(相対価格)が同一
これを単に世界にA・B2国しか存在していないときの両国間の取引価
格比だと考えるとよいのではないでしょうか?

そうすると何れかの財で不均衡(=つまりは両三角形が合同ではない)が
ある時には,「合同になるように相対価格が変化する」ことになります.
そのための条件は.

・PPFが原点に凹
・無差別曲線の傾きはXが∞になると0,Xが0になるまえに∞

です.後者のインプリケーションは(たいした話しではないですが)少々
考えてみると良いと思います.

86 名前: ハリマオ [2004/08/06(金) 07:32:00] ID:??? [TB]

>>85
おかげで眠れるようになりました。
ていうか、夕べは「B級」グルメ会で56度という火を噴きそうな中国酒を振舞われて爆睡w

で、本題に戻って、僕がとまどったのは、第1財、第2財同時に相互需要供給量がいつも決まる
と言えるのか?ということだったんですが、これは理解不足からくる愚問でした。

まず、例えば第1財の需要・供給曲線で検討して均衡点を見つける、
これはいちごでドラさんも親切に解説していた
仮に価格を決める→均衡しない→価格上げる(下げる)→均衡するまで繰り返し
と同じことですね。
ただし、ここでは、第1財の第2財に対する均衡“相対価格”と第1財の均衡取引量
を決定しているわけですが、これらが決定すれば自動的に第2財の価格・量も決まる、
この最後のところを僕は見落としていました。

>・PPFが原点に凹
>・無差別曲線の傾きはXが∞になると0,Xが0になるまえに∞

前者は今はパス。
後者は、この条件を満たさない場合を想定して、

無差別曲線が座標軸に接する、すなわち端点解があると仮定すると
内点解が得られる場合から移動してその端点解に達した後は、
それ以上に比率が大きい(小さい)相対価格に対応できなくなる
(幾何学的には、市場線がそれ以上垂直または水平に近いという極端な形を取り得なくなる)。
よって極端な相対価格の主体均衡を持つ相手とは均衡が成立しない場合があり得る。

という、背理法でどうでしょうか。

87 名前: ハリマオ [2004/08/06(金) 09:12:00] ID:??? [TB]

>>86の自己レスです。
通勤途中に気がつきましたが、
相対価格がすすまなくなる、は勘違いでした。
次の(というか上位の)無差別曲線に行くことは可能ですね。
問題は、端点解ではPPFの限界変形率と限界代替率が必ずしも一致しなくなる、
という点にあると思います。
その結果たぶん取引量が均衡しなくなるのかなぁ、というところで止まってしまいますが、
それ以上はもうちょっと考えてみます。

88 名前: ハリマオ [2004/08/17(火) 19:25:00] ID:??? [TB]

しばらく寝込んで、いえ、考え込んでおりましたが、降参です。

均衡が成立する条件としての
>・PPFが原点に凹
>・無差別曲線の傾きはXが∞になると0,Xが0になるまえに∞
について

前者はそのまま前提としたいと思います。
これによって、あらゆる市場線の傾きに対して一意的に最適生産点が決まるわけですね。
原点に向かって凸の場合は複数均衡が出て来そうなのでパス、
線形の場合は第2章のような踊り場を持った形で均衡するのでしょうが、
特殊例として今は無視しておきます。

後者の条件を満たさない場合というのは、無差別曲線が座標軸と交わる、
すなわち端点解が有り得るケースのことですね。
例えば、無差別曲線が線形=完全代替型の場合を想定すると、その場合でも、
前者の「・PPFが原点に凹」の条件によって市場線の傾きの変化の連続性が保証されているので、
合同の三角形はあり得るように思えます。
ただし、第3章で書かれている一般的な条件と異なるのは、端点解では(例外的な一致点を除いて)
市場線の傾きが限界代替率と一致しないということだと考えます。
例えばそれぞれの傾きがy/x=2と1の場合、y財側での端点解では、
市場線は「x財1に対してy財を2あげますよ。」と言っているのに、
無差別曲線は「x財1(たとえ最後の1個でも)とy財1の交換で満足です。」
と言っているようなものだと思います。
で、これのどこが問題だと言われると答につまってしまうのですが(泣)、
仮に端点解氏が「y財の最後の1個は要らなくなったから返す。X財1個と交換ね。」
と言い出したら市場が混乱する、というようなストーリーでしょうか?

端点解と複数均衡は僕にとって鬼門のようですので宿題にしておいて、
そろそろ章末問題にいきたいと思います。よろしくお願いします。

>BIG-Cさん
第3章はOKですか?このまま章末問題に行っちゃっていいですか?

89 名前: 名無しさん [1999/11/30(火) 00:00:00] ID:??? [TB]



90 名前: Little Fang [2004/08/17(火) 20:25:00] ID:??? [TB]

お久しぶりです<ハリマオさん
おーいそろそろ復帰しろ〜<BIG-Cたん

>原点に向かって凸の場合は複数均衡が出て来そうなのでパス

ですね.収穫逓増がある場合にはPPFは原点に凸になります.そしても
しその凸カーブと無差別曲線の曲がり具合が一致していたりしたら!!
なんでもあり(究極の複数均衡)になっちゃいます.

個別企業ではなく経済全体を考える場合,いつまでも収穫逓増っていう
のは実証上顧みる必要はない.だから原点に凹でよいでしょ……という
わけ.ちなみにこの話題はアダムスミスとか以来の伝統でして,むかし
は農業に適した土地が制約されているというところから収穫逓減に注目
したとのこと.

>無差別曲線の傾きはXが∞になると0,Xが0になるまえに∞

悩ませてすみませんでした.こっちは経済学的と言うより計算の都合で
す.端点解うんぬんでいちいち場合分けするのがメンドイというだけの話し
です.章末問題7の状態を避けたいという話し.

さて,3章もいよいよ章末問題ですが,4以降だけをやれば良いと思い
ます.特にじっくり考えて頂きたいのは4.7.9.です.あと5.はいくつか
答えがあると思う&経済学のちょっとまずいところが現れていますので
これはお二人の回答を見てから説明します.

91 名前: ハリマオ [2004/08/17(火) 22:22:00] ID:??? [TB]

>お久しぶりです<ハリマオさん
ずっとサボりっぱなしですみませんでした。
>悩ませてすみませんでした.
いえ、いえ、なかなか有意義な夏休みをおくらせていただきましたw
今度こそ、ほんとにひっぱたかれそうww

>おーいそろそろ復帰しろ〜<BIG-Cたん
そうですよ、BIG-Cさん。
複数均衡とか端点解とか、ちゃんと勉強した人にとっては(たぶん)当たり前の話で
僕も大恥かきながらやってるんですから、いっしょに“匿名掲示板の恥はかきテスト!”

>あと5.はいくつか 答えがあると思う&経済学のちょっとまずいところが現れていますので
これはお二人の回答を見てから説明します.

答を書きながら、例によって章末問題っぽい仮定をいれようとしていたのですが、
これ、嗜好の問題のことでしょうか?
実際の商売では大いに意味があるところでしょうけれど(といってもニッチの世界)、
単純なモデル化のためには嗜好をはずして、純粋にコストの問題にしたほうが良い
と考えてみたのですが、どうでしょうか?
(いきなり大恥かかないために、ちょっとだけ質問してみるテスト)

92 名前: Little Fang [2004/08/17(火) 23:38:00] ID:??? [TB]

>>91
>これ、嗜好の問題のことでしょうか?

それもありますし,他にも答えがたくさんある.で,少々先回りす
るとその「たくさんある」ことが実は問題なんです.

93 名前: BIG-C [2004/08/17(火) 23:48:00] ID:??? [TB]

>おーいそろそろ復帰しろ〜<BIG-Cたん
ちょいと夏期休暇で実家に帰っておりました。
最近はやっと仕事のめどがつきそうなので、出来たら復帰(というかROMだけは
毎日欠かさずにしているのですが)したいと思います。

94 名前: ハリマオ [2004/08/18(水) 23:23:00] ID:??? [TB]

えーと、不真面目な生徒ですみません
緊張の夏」ではなくてビール飲んで弛緩しっぱなしで、
章末問題の回答は明日アップを目標とさせてください。
とりあえず、次のようなことを考えています。

4.は「第1財と第2財の生産量がともに労働に比例して増加し」という前提から、
「生産可能性フロンティアが直線状になる」のは直感的に自明のことだと思うんですが、
図で直線ひいてオシマイっていうのも芸がないんで、数式化をもくろんでいます。
(あ、また、赤っ恥かきそう)

5.は>>90「経済学のちょっとまずいところ」と言われると、今や、他人事とは思えず
「緊張」が走りますね。考え込んで、結局は後回しにするかもしれませんが、
初心にかえって(幅広く)考え直してみます。

6.はわりと簡単なのでコメント略。

7.無差別曲線が原点に向かって非凸なら簡単に起こってしまうと思うんですが、
それは長期にはありえない=やはり凸型が原則とすると、
生産の完全特化というのは、相対価格比∞みたいな、かなり極端な例のようですね。
8.略
9.は第2章の需要供給曲線の踊り場部分からの類推で、
たぶん正解にたどりついたと思います。

>>93 BIG-Cさん

復帰、期待してますよ。僕のコメントをちょっとだけ訂正しておきます。
×匿名掲示板の恥はかきテスト!
○お勉強スレの恥はきすて!

95 名前: ハリマオ [2004/08/18(水) 23:27:00] ID:??? [TB]

>>94 うっ、恥ずかしい

復帰、期待してますよ。僕のコメントをちょっとだけ訂正しておきます。
×匿名掲示板の恥はかきテスト!
○お勉強スレの恥はきすて!

の最終行は

○お勉強スレの恥はかきすて

でした。ども。

96 名前: Little Fang [2004/08/19(木) 10:54:00] ID:??? [TB]

僕の方なんか弛緩どころか人間の屑みたいな夏休み(寝るか飲むか……^^)
をおくってます.不思議なものである程度忙しい方がいろいろする気にな
るんですよね.

4.は是非数式で考えるべきです.「自明」といいつつ言葉で説明するとす
ごくわかりにくい!そして誤解されやすい.経済学がなぜ数式を使うか(
そして数学が結論を導くわけではない)が理解できる良い例です.

9.はむしろ7.がヒントになると思います.

5.はBIG-Cも考えてみ!

97 名前: BIG-P [2004/08/19(木) 12:09:00] ID:??? [TB]

僕いま考えて松

98 名前: 名無しさん [2004/08/19(木) 23:00:00] ID:??? [TB]

問題4.の予備的説明のために、まず問題2.の解答を書きます。
(冗長かつロジックがあいまいな点はご容赦を。)

問題2.図3-3の生産可能性フロンティアの作図法をくわしく解説しなさい。


(p45を参照してください。便宜上(x,y)は正の数として扱います。)
「第3象限に描かれているのは、労働の総量が一定であることを示すグラフである。」
このグラフをfL(x,y)という関数とすると、fL(x,y)ではx+y=L
(Lは労働の総量をあらわす正の定数)という関係が常に成り立つ。
「第2象限に描かれている直線は、工業での投入労働量と生産量の比例関係のグラフである。」
この直線上では、投入労働量xの関数として第2財の生産量yが得られるので、
これをy=fp2(x)という関数であらわす。
fL(x,y)上の任意の点(xl,yl)から点線を上にたどり、第2象限のグラフとの交点で
第2財の生産量y=fp2(xl)が得られる。
「第4象限に描かれている曲線は農業部門での投入労働量と生産量とのあいだの
収穫逓減関係を示すグラフである。」
この曲線上では、投入労働量yの関数として第1財の生産量xが得られるので、
これをx=fp1(y)という関数であらわす。
上記の第2財の場合と同様に、fL(x,y)上の点(xl,yl)から点線を右にたどり、
第4象限のグラフとの交点で第1財の生産量x=fp1(yl)が得られる。
第2象限、第4象限それぞれの上記交点から第1象限方向に点線をたどると、
これら2本の点線の交点に、第1財と第2財の生産量を示す点P( fp1(yl)、fp2(xl) )が得られる。
(xl,yl)がfL(x,y)上を移動したときの点Pの軌跡が生産可能性フロンティアを示す。

以上

99 名前: ハリマオ [2004/08/19(木) 23:02:00] ID:??? [TB]

>>98は僕です。
引き続き問題4.の解答です。

問題4.第1財と第2財の生産量がともに労働に比例して増加し、
かつ、労働の量だけが社会にとって唯一の制約であるとき、
生産可能性フロンティアが直線状になることを、図3-3と同様な図を用いて示しなさい。


(図は省略しますが、図3-3の第4象限、第1象限のグラフが、
それぞれ第2象限、第3象限のような直線の形になります。)

第2象限にある、第2財の生産量をあらわす関数y=fp2(x)は
投入労働量xに比例して増加することから
y=b・x(bは正の定数)
とあらわすことができる。

また第4象限にある、第1財の生産量をあらわす関数x=fp1(y)も
同様に投入労働量yに比例して増加することから
x=a・y(aは正の定数)
とあらわすことができる。

よって、それぞれの財への投入労働量がfL(x,y)上の任意の点(xl,yl)に決定したときの、生産可能性フロンティア上の点P(x,y)は(a・yl, b・xl)とあらわすことができる。

この点P(x,y)においての
x=a・yl
y=b・xl
の2式に
yl=L - xl
を代入して、xlについて解くと
xl = y/b = L -  x/a
が得られる。この右側の等式から
x/a + y/b =L(a,b,Lは正の定数)
という関係式が得られ、これは点P(x,y)の軌跡である生産可能性フロンティア上で常に成立することから、生産可能性フロンティアは直線状になることが証明される。

というのが僕としては精一杯です。
ご講評と添削をいただければありがたく思います。
残りの練習問題はたぶん明日ということでご勘弁。

100 名前: Little Fang [2004/08/22(日) 19:52:00] ID:??? [TB]

風邪!?だかいまさらの夏ばてだか?で思考力が0なのでコメント
は今しばらくお待ち下さい(T.T)

101 名前: ハリマオ [2004/08/22(日) 21:32:00] ID:??? [TB]

>>100珍しく休講ですかっ!
実は、僕のほうもパートナーが研修だとか、年次何とかだとかで
(こういうことは前もって言っておいてほしい)この週末、家事を押し付けられて
困っていたところでした。
>BIG-Cさん
チャンス到来!始業式が9月8日にずれこんだみたいなもんですよ。
宿題キャッチアップ、キャッチアップ!

最後になりましたが
Little Fang 先生、お大事に。
飲みすぎは体に毒ですよ(って、「お前がゆうなっ!」)

102 名前: Little Fang [2004/08/23(月) 01:00:00] ID:??? [TB]

少し寝たら回復したので>>98-99読みました.つーわけでBIG-Cたんへの
執行猶予はたったの4時間(笑)で終了.ただ明日から数日死ぬほど忙
しいのでペースは落ちます.

特に文句のつけようがないので,別の(いや実際は同じなんですが)回
答法.

問4
労働投入量をL_iとおくと,第一財X,第二財Yの産出量は

X=aL_x (1)
Y=bL_y (2)

です.ここで労働の総量をLとすると

L=L_x +L_y (3)

ですね.(1)(2)を(3)に代入しましょう.すると

L=X/a+Y/b

です.これをYイコールの形に直すと

Y=bL-a/b*X

これって直線じゃん.というわけです.実は明示的に解けないから面倒だ
けど問2もこの方法で数行で導けます.多分テキストは「死んでも式展開
はいや」という学生むけに書いたせいでかえって難しくなっていると思わ
れます.

103 名前: 学厨 [2004/08/24(火) 13:03:00] ID:??? [TB]

学部厨房@ミクロサッパリです。
いちごから来たのですが参加させて戴いて宜しいですか?

104 名前: ハリマオ [2004/08/24(火) 18:19:00] ID:??? [TB]

>>102 病をおして書き込んでいただいてるのに、こちらがペースダウンして
しまってすみません。

話を蒸し返すようですけど、L=X/a+Y/bを見ながら
「生産物の価値は生産係数(っていう言葉があるかどうか知りませんが)aとbを介して
投下労働価値Lに還元される。」とか言われると、思わず納得してしまいそうですね。

>>103学厨さん、僕はスレ主ではありませんけど、ようこそ!
こちらこそ厨ですが、よろしくお願いします。
三土先生のテキストはご用意いただけましたか?

105 名前: ハリマオ [2004/08/24(火) 18:25:00] ID:??? [TB]

第3章練習門題の5.以下の解答をアップします。

5.かつて日本の主力輸出品であった生糸は、現在では輸入品になっている。
比較優位を失ったからだといわれている。また、かつて日本が輸出力はなくても
少なくとも自給はできていた小麦や大豆は、いまでは輸入品の代表選手である。
しかし、生糸や小麦や大豆でも、現在の日本でまったく生産されていないのではなく、
少量は生産されている。
比較劣位に陥った段階で完全に生産停止になってしまったわけではない。
理由を答えなさい。

答(日本の現状を説明しているかどうかはひとまずおいて、考えられる可能性を列挙しました)。

市場が完全競争的ではない。
輸入障壁や生産者への補助金などによって、比較優位を失った産業も生き残っている。

消費者の嗜好が強い場合には、比較劣位にある生産物も、価格以外の理由によって消費者に支持されることがある。

日本が生産性を大きく改善した貿易財(例 自動車)との相対価格の変化により比較劣位に陥った
生糸等の生産者のうち、一部は、現在の相対価格にも対応できるだけの生産性を持っている。
(蒲鉾型の生産可能性フロンティアの場合、市場線の傾きがかなり急になっても、
なおかつ完全特化にはなりにくいという例、
この場合無理に自動車産業に転業してもゼロ戦のコラムのような話になる)。

生産者が経済合理性以外の理由で生糸等の生産を続けている。
(収入が減っても、それが比較優位を持つ産業への転業のインセンティブとして十分に働かない。)

6.以下に、2つずつの組にして産業名を示すので、組のうちどちらが土地集約的でどちらが労働集約的かを答えなさい。



   土地集約的      労働集約的
(1)酪農         肉牛飼育
(2)駐車場経営      幼稚園経営
(3)倉庫業        警備保障業
(4)牧畜         ハウス農業

続く

106 名前: ハリマオ [2004/08/24(火) 18:26:00] ID:??? [TB]

>>105の続きです。
7.生産可能性集合が蒲鉾型でも、完全特化が起こることはある。
それはどういう場合か。


無差別曲線が代替的で、かつ、消費者の選好が偏っている
(無差別曲線が直線であり、垂直または水平に近い傾きをもって座標軸と交わっている)場合。
たとえば、都市部での家庭用燃料としての(1)薪炭と(2)ガスまたは電気では、
(2)に特化してしまっている。

8.現代の日本人は衣類としてかなりの量の羊毛を消費しているが、
日本では羊毛をとるための羊の放牧はほとんど行われていない。
その理由はなにか。


羊の放牧は土地集約的であることから、土地の制約がありかつ
労働力が豊富である日本では比較優位を持ち得ない。
(土地は工場に使うほうが比較優位を発揮しやすい。
また同じ農業でもより労働集約的または資本集約的な部門に
使用するほうがより比較優位を得られる。)
さらに、歴史的に羊毛をとるための牧畜を行ってこなかったことにもよる。

9.図3−8では、需要曲線や供給曲線が縦軸を切る場所が観察されるが、それらの場所での相対価格は何を意味しているか。


その経済主体が貿易による利益を得られない相対価格を示している。その相対価格をあらわす市場線が生産可能性フロンティアと接する点で、無差別曲線も生産可能性フロンティアと接しており、この場合、最適生産点と最適消費点が同一である。

107 名前: 学厨 [2004/08/24(火) 23:07:00] ID:??? [TB]

ハリマオさん始めまして。
テキストはまだです。こちらで参加できるかお聞きしてからと思いまして。
やはり皆さん新しい第二版をお使いですか?amazonでは第1版がの
ユーズドがあるのでどうしようかと思っております。

108 名前: Little Fang [2004/08/24(火) 23:15:00] ID:??? [TB]

>>103(学厨さん)
大歓迎.ここ人口稀薄ですから移民歓迎です.このスレの課題書はここか
ら面白くなるとこなんで!ぜひ購入して3章まで自習して次の章から参加
してみませんか?あと別スレもよろです.

>病をおして
あ〜お盆中毎晩飲み歩いてて仕事せず,そのつけでおしりに火がついて徹
夜つづけたらダウンした……っていうのを「病気」と定義してよいものやらw

>>104
>「生産物の価値はaとbを介して投下労働価値Lに還元される。」

ですね.だから労働に関して線型(比例的)な生産関数だと労働価値説っ
てそんなに不自然ではない.

>>105
5.ですが……どれも正解です.2つめ3つめをあわせたような理屈に「質
の面で外国産と代替できない」なんて話もありですね.でもうひとつ「観
光サービス業なのだ」でもいいかも...でいずれも理屈の上では正しい.

経済学の問題点といったのはまさにここです.
・市場が不完全でダメダメな生産者が生き残ってるぞゴルァ
・今も尚比較優位といえるすごい生産性(質)をもってる凄い生産者
というのが両方,そんなに苦労なく,導けてしまう.

これが経済学(というか合理性を中心とした社会科学的説明)の怖いとこ
ろです...だからかならず実証とセットでないといけない.

109 名前: Little Fang [2004/08/24(火) 23:17:00] ID:??? [TB]

>>107
face to faceじゃないので「P104の図Xにあるとおり……」みたいな
話しが多くなります.このとき版が古いとちときついかも(捜すのが
メンドイ&無かったりするとショボーン)

110 名前: 学厨 [2004/08/25(水) 01:10:00] ID:??? [TB]

注文しました。今集中に追いつけるか、来週に追いつけるかわかりませんが
気合入れて読みますのでよろしくお願いします。

111 名前: ハリマオ [2004/08/25(水) 02:46:00] ID:??? [TB]

>>108
>「病気」と定義してよいものやらw

少なくとも「二日酔いは立派な病気です。」(山岡士郎)w

>両方,そんなに苦労なく,導けてしまう.
これが経済学(というか合理性を中心とした社会科学的説明)の怖いとこ
ろです...

なるほど、「論をたてるだけなら、何とでも言えてしまう。 」のがまずいところと言えるわけですね。納得しました。

>>110 学厨さん
ぜひ、よろしく。

112 名前: 学厨 [2004/08/27(金) 20:11:00] ID:??? [TB]

>>110
わからぬことばかりでありますが、こちらこそよろしくお願いいたします。
イーブックスによると三土先生の本品切だそうで、在庫のあるアマゾンに
注文することになりました。遅れてしまうこととなりますが、
皆様は気にせずにお進み下さいませ。

113 名前: BIG-P [2004/09/01(水) 14:07:00] ID:??? [TB]

経済学の問題点といったのはまさにここです.
・市場が不完全でダメダメな生産者が生き残ってるぞゴルァ
・今も尚比較優位といえるすごい生産性(質)をもってる凄い生産者
というのが両方,そんなに苦労なく,導けてしまう.

これが経済学(というか合理性を中心とした社会科学的説明)の怖いとこ
ろです...だからかならず実証とセットでないといけない.

そのコメントをそのまま君に進呈したいよ

114 名前: ハリマオ [2004/09/01(水) 18:51:00] ID:??? [TB]

4連休のプチ夏休みをいただいておりました。
>>112学厨さん
テキストを入手されたことと思いますが、進み具合はどうですか。
そろそろ第3章のまとめにかかりたいと思います。

Little Fang先生

練習問題の6.以下はどうでしょうか?
とくに7.の完全特化なんて、冷や汗もので。。。
講評をお願いします。

115 名前: 名無しさん [2004/09/02(木) 20:44:00] ID:??? [TB]

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478210411/qid=1087920758/ref=sr_8_xs_ap_i2_xgl14/250-9339565-4321840

116 名前: 学厨 [2004/09/03(金) 23:55:00] ID:??? [TB]

>>ハリマオさん
一応1章が終わりました。
この本なかなか手ごわいです。

117 名前: Little Fang [2004/09/05(日) 11:41:00] ID:??? [TB]

レスが遅くなりました.

6. O.K.です.

7. 例えばX財からしか効用を得ないような場合無差別曲線は垂直になりま
す.このとき,PPFの形状に拠らず完全特化がおきます.同様にPPFの右端
(Y=0)での傾きよりも無差別曲線のY=0での傾きが急ならばXへの完全特化
が生じます.

8.
>歴史的に羊毛をとるための牧畜を行ってこなかった
これはもう少しつっこんで,牧畜に関する人的資本が蓄積されてこなかっ
たため牧畜に労働力を投入しても他財に投入した場合にくらべ少ない生産
しか得られない……と考えると良いでしょう.

9. というよりも,輸出側になるか輸入側になるかの転換点と考えた方が良
いかも知れません.

>学厨さん
月曜から実家にかえる&学会なんでレス遅いです.追いつくなら今ですよ♪

118 名前: 学厨 [2004/09/19(日) 11:18:00] ID:??? [TB]

ご無沙汰しております。
酷いめまいを起こして数日間検査入院しておりました。
症状もおさまり検査も白でしたので大丈夫のようです。
3章まで読みましたが頭から抜けてしまったのでもう一度読み直して追いつき
ますのでよろしくお願いします。

119 名前: ハリマオ [2004/09/19(日) 18:40:00] ID:??? [TB]

>>118
学厨さん。
それは大変でしたね。お大事に。

僕のほうも、自分自身ではありませんが友人が月初めに事故に遭い、
その後始末におわれていました。その後出張に出ていて、昨夜
戻ったところです。遅くなりましたが週の前半に第3章のまとめを
アップしますのでよろしく。

120 名前: Little Fang [2004/09/19(日) 19:51:00] ID:??? [TB]

>>118-119
うわ.皆さん大変だったんですね.
僕の方も細々した用事がかたづいたと思ったとたんに後期開始です
なにげにこの三連休がいちばんの「夏休み」かも(´Д`;

121 名前: 学厨 [2004/10/15(金) 16:13:00] ID:??? [TB]

再度入院、手術から生還しました。
もう大丈夫なのでよろしくお願いします。

122 名前: Little Fang [2004/10/15(金) 21:48:00] ID:??? [TB]

お大事にしてね(>_<)
質問などありましたらどうぞ

123 名前: 波瀬乃 [2004/12/29(水) 20:51:17] ID:??? [TB]

え?

124 名前: 名無しさん [2005/01/12(水) 14:07:33] ID:??? [TB]

ろくすけ。

125 名前: 名無しさん [2005/03/13(日) 02:36:40] ID:??? [TB]

今の世界各国の公定歩合のわかるサイトないかな?
サーチしてもなかなかたどりつかない

126 名前: 名無しさん [2005/03/18(金) 04:35:26] ID:??? [TB]

すけきよ。

127 名前: [2005/04/24(日) 14:09:18] ID:??? [TB]

ttp://citrus.lv3.net/junior2/index.html
すけきよ?

128 名前: 名無しさん [2005/07/31(日) 18:14:01] ID:??? [TB]

ここもう死んでる?
「初歩からのミクロ経済学―市場経済の論理と倫理」
手に入れたんだけどどう?

129 名前: 名無しさん [1999/11/30(火) 00:00:00] ID:??? [TB]



130 名前: 名無しさん [2005/07/31(日) 22:07:30] ID:??? [TB]

どう?といわれても……
いい本ですよ.

131 名前: 名無しさん [2005/08/01(月) 04:28:15] ID:??? [TB]

いや、このスレ生きてるなら質問しながら勉強しようかと。

132 名前: 名無しさん [2005/08/01(月) 06:17:28] ID:??? [TB]

オオッ! このスレ復活ですか? 僕も本を持ってるので勉強したいです。

133 名前: 名無しさん [2005/08/01(月) 09:50:33] ID:??? [TB]

というか久々にネットに来たらこっちにスリランカ先生移動してるしw。というかもうここにも居ないのかな。

134 名前: 名無しさん [2005/08/01(月) 09:52:13] ID:??? [TB]

ということですりらんかセンセー助けてー!
先生の本買ったユーザーを助けてー!w

135 名前: 名無しさん [2005/08/01(月) 21:00:42] ID:??? [TB]

どうかんがえてもいるだろ<すりらんか

136 名前: 名無しさん [2005/08/01(月) 21:02:20] ID:??? [TB]

いや、この本は辞めた方がいいと思うyo!
悪いことは言わないから、「ゼミナール ミクロ経済学入門(岩田規久男)」
にしときなさい!

137 名前: すりらんか [2005/08/01(月) 21:32:02] ID:??? [TB]

ゼミナールもよい本だと思うよ.今後中級書に進むとか院に行きたい
とかそう言う人には岩田ミクロの方がよいと思う.教養として一冊だ
け読もうってならこの本の方がこっちがおすすめです.

138 名前: 名無しさん [2005/08/02(火) 00:08:56] ID:??? [TB]

とりあえずこの本入手したんで先にコッチをやってみます。
それで身に付いたら岩田ミクロに進みます。よろしくお願いします。

139 名前: コマネチ [2005/08/03(水) 15:16:48] ID:??? [TB]

岩田先生の本もいいけれども、個人的な趣味としてはフリードマンの『日常生活を経済学する』でもいいかも。
洋物は嫌いですか、みなちゃん。

140 名前: 名無しさん [2005/08/03(水) 16:15:59] ID:??? [TB]

このスレは教科書の話なんだが……

141 名前: コマネチ [2005/08/03(水) 20:21:47] ID:??? [TB]

あれもちゃんとした教科書でsyo

142 名前: チャレンジャー [2005/08/03(水) 22:03:19] ID:??? [TB]

第一章終わり。
比較優位説から入るなんてめずらしい教科書ですね。
章末問題は次回に。

143 名前: コマネチ [2005/08/03(水) 22:28:38] ID:??? [TB]

あら。いまどきの教科書ではわりと比較優位説をまっさきにやるのが流儀です
わyo.機会費用や生産可能性フロンティアとか、経済学的な思考を
まっさきに確認するには一番いいコースみたいですyo

144 名前: すりらんか [2005/08/04(木) 00:34:38] ID:??? [TB]

>>142-143
そうですね.比較優位説が完全に腑に落ちるとあとの消費者理論
生産者理論はかなり自動的に理解できるんじゃないかと思います.
何か質問がありましたら答えられるモノなら答えます.

145 名前: 名無しさん [2005/08/05(金) 02:57:07] ID:??? [TB]

チャレンジャーがんがれ!

146 名前: チャレンジャー [2005/08/05(金) 23:05:16] ID:??? [TB]

章末問題
1.1ドル120円=円安 1ドル80円=円高
理由は少しの円で1ドル手に入るから円の価値が上がったとして1ドル円高 

って、章末問題けっこうむずいですね。しっかりやります

>>145
はいがんがります!

147 名前: 名無しさん [2005/08/21(日) 16:32:13] ID:??? [TB]

PCのマザボとハードディスク交換のピンチから帰ってきました。
またよろしくお願いします。

148 名前: チャレンジャー [2005/09/17(土) 23:29:22] ID:??? [TB]

一応一回目読み終わりました。
ざざっと読んだのですが、一般的にこの手の概念を一つ一つ拾って
頭の中に組み込むタイプの本て皆さんはどう読んでるんですかね?

自分はもう一度最初からノートを取りながら読むつもりですが
こんな読み方があるよというのがありましたらご教授ください。

149 名前: すりらんか [2005/09/17(土) 23:39:15] ID:??? [TB]

>>148
あ〜確かに学部生の時教科書読むの苦労した覚えがあります!な
んていうかポイント拾い読みって結構なれてないと出来ないし.
僕は,バローの『マクロ経済学』とヴァリアン『入門ミクロ』を
ノート作りながら読んだ覚えがあります.

150 名前: チャレンジャー [2005/09/18(日) 08:24:50] ID:??? [TB]

>>149 すりらんか先生おはようございます。
もともと精読する習慣がないのですが、
教科書内にある定義をすべてノートに書き出す、一つの式を経済学的意味
代数的意味、グラフ的意味の三つの意味を書き出す、対比できる概念は対比
して書き出すなどこんな感じでノートを取ればいいのでしょうか?
考えながらこれをやると一日10ページ進むのもかなり難しそうですね。

それにしても漠然と読むと頭に何も残ってませんorz
前に説明されたところを前提に議論が進むとわけがわからなくなっていますorz

151 名前: loaded [2006/06/23(金) 16:32:15] ID:??? [TB]

この掲示板を初めて見たときに
あまりの感動に頭がクラクラした者です。
(この掲示板以外では山形さんとこの『経済学の歴史』でそうなりました。)
私も一念発起して体系的に経済学を学ぼうと思ったのですが、
テキストが手元にないので追い追い参加させてください。
で、本題は、
このスレッドのマクロ篇を作りたいのですがいかがでしょう?

ミクロ篇が終わってからでないとダメだということでしたら、
それでかまいません。

皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

152 名前: すりらんか ◆G3b0eLLP4o [2006/06/23(金) 17:25:06] ID:??? [TB]

>このスレッドのマクロ篇を作りたいのですがいかがでしょう?
ぜんぜんO.K.でしょ.
ここのスレはもう死に絶えて久しいですし……
僕が持っている本関連の質問なら余裕があるときならしっかり返答したいと思います.

153 名前: loaded [2006/06/23(金) 17:56:50] ID:??? [TB]

>>すりらんか先生
さっそくのご返答ありがとうございます。

ところで私、
マンキューマクロ第二版
ブランシャール
スティグリッツ第二版
それと中谷第四版
が手元にございます。
できればこれらの著作のなかからお願いします。

それにしても1ー4をあてるなんてww

154 名前: 名無しさん [2006/06/27(火) 02:07:48] ID:??? [TB]

>>153
こういう掲示板で、勉強スレができて、途中放棄されなかったことはないから、できるだけ簡単で薄い本を選びなさい。

155 名前: loaded ◆mmxLJLZsOo [2006/06/27(火) 06:42:15] ID:??? [TB]

>>154
アドバイス有難うございます。マンキューちょびっとみただけですが、割と読みやすそうな感じだったんですが、どうなんでしょう?
私が一番不安に感じるのは、メジャーな教科書を選ぶと世の大学の授業の邪魔になるのでは、ということです。
講師の方から抗議を受けたりするのではないかと…

「これがググる化する世界の必然なのですよ、先生」というくらいの言い訳しか思いつきませんw

156 名前: すりらんか ◆G3b0eLLP4o [2006/06/27(火) 07:13:26] ID:??? [TB]

>>154
僕も同感.
メジャーで薄い本の方がよいと思う.
>>155
>世の大学の授業の邪魔になるのでは
それは気の回しすぎでしょうw

157 名前: 名無しさん [2006/06/27(火) 12:48:55] ID:??? [TB]

 マクロよりミクロが先じゃなーい?
モダンの「ミクロ経済学機廚らは?

158 名前: loaded ◆mmxLJLZsOo [2006/06/27(火) 13:58:41] ID:??? [TB]

>>156
先輩がたのアドバイスに従って候補作を選んでみました。
・岩田規久男『基礎コース マクロ経済学』新世社 ・吉川洋『マクロ経済学』(現代経済学入門)岩波
・福田慎一・照山博司『マクロ経済学・入門』有ひ閣アルマ
これら三つのうちからでどうでしょう?

>>157
ご意見ありがとうございます。ミクロの方はこのスレで指定されている本を使おうと思ったのですが、絶版ですね…
ご推薦の本は、トーシロのぺーぺー(私)にも扱えますでしょうか?

159 名前: すりらんか ◆G3b0eLLP4o [2006/06/28(水) 01:04:04] ID:??? [TB]

こんなかなら
>福田慎一・照山博司『マクロ経済学・入門』有斐閣アルマ
がお薦めです.

160 名前: loaded ◆mmxLJLZsOo [2006/06/28(水) 02:03:42] ID:??? [TB]

>>159
了解しました。第3版でいいですかね? 2版も大体同じかな。
というわけで、スレたてます。

46 名前: ハリマオ [2004/06/22(火) 22:24:00] ID:???

その4(第2章練習問題の最後)
5.うえのケースについて、価格を縦軸にとった第1財の需要・供給曲線を
描きなさい。



縦軸に、第2財に対する第1財の相対価格をとる。

A国の第1財に対する供給曲線
水平な踊り場部分は(-24,3/4)から(16,3/4)まで、
(16,3/4)からは、上に向かってx=16の垂直な直線
(-24,3/4)からは左下がりの曲線
曲線の形は、原点を適当に選べば、xy=-18の直角双曲線(と思います)。

B国の第1財に対する需要曲線
水平な踊り場部分は(-6,3/2)から(12,3/2)まで、
(-6,3/2)からは、上に向かってx=-6の垂直な直線
(12,3/2)からは右下がりの曲線
曲線の形は、原点を適当に選べば、xy=18の直角双曲線(と思います)。

二つの曲線の交点は(16,18/16)となる

6. 経済学の歴史上、つぎのような考え方が強く主張されたことがある。
「需要と供給の関係で説明できるのは、均衡水準から一時的に逸脱して
動く価格の短期的変動だけである。均衡価格水準それ自体はあくまで
投下労働価値説で説明しなければならない」。
この考え方に対するあなたの意見を述べなさい。



この説は、労働生産性が一定であるという条件の下でのみ成り立つものと
考えます。一般には労働者一人あたりの資本(=生産設備)装備率や
利用可能な技術の格差によって労働生産性には差があり、
均衡価格水準は生産性が高い生産者が提供し得る価格、
あるいは提供しても良いと考える価格に近いところに収斂していく場合
が多いものと考えられます。
その結果、生産性が低い側の生産者は、長期的にも投下労働価値に見合った
対価を得られないことがあると結論します。

練習問題とその答は以上です。第2章のまとめは「今やってます」
(蕎麦屋の言い訳)
62 名前: ハリマオ [2004/07/23(金) 18:15:00] ID:???

ウッ、僕も喝を入れられました。
>>46で僕が書いた設問6「投下労働価値説」の回答例は、労働価値に尺度を求める
という点で、古典派の枠組みにとどまっていたようです。
新古典派的回答例としては(身もふたもない言い方をすれば)
「価格は市場における需給の均衡で決まるんだが、何か?
例えば2つの財の交換価値(相対価格)は限界代替率で決まる。オシマイ。」
ということになるかと思います。

労働価値説には落とし前をつけておきたいという思い入れがあって、もう少しこだわりますが

1.リカードも、「各資本が生産の諸条件を異にする場合には」労働価値説が
あやしくなることに気がついていたようで
2.これを引き継いだマルクスの「生産価格と価値とが総額において等しく,
またその前提として利潤総額も剰余価値総額に等しいという総計一致二命題」
によって古典的な完成をみた。(GDPの三面等価みたいな話ですね)
3.限界革命後も労働価値説をめぐっては議論が続けられたが、
すくなくとも価格決定理論としては力を失っている。

というふうに、個人的には総括して2章のまとめと次の章にすすみたいと思います。

余談ですが「ミスター・カルテル」と言われた、故稲山嘉寛元新日鉄会長のエピソードを思い出します。
(伝聞、うろ覚えなので間違っていたらスマソ)
東西冷戦中に、何を間違えたか東ドイツの大学から稲山氏に名誉経済博士号が授与され、
皆が首をひねる中で、ある新聞記事では「売値はコスト+適正利潤という経済理論(?)
が評価されたという声もあるが」と揶揄されていた由。
存外、この新聞記者氏は本質をついていたのではないかと思う今日この頃。
63 名前: Little Fang [2004/07/25(日) 14:53:00] ID:???

労働価値説の歴史的な意味合いを無視するならば,労働価値説は「価値の基準
として労働量を用いる考え方」と相対化できるかと思います.そうするとハリ
マオさんの>>62の意味もすっきりしてくる.

>リカードも、「各資本が生産の諸条件を異にする場合には」労働価値
>説があやしくなることに気がついていた

ですが,生産関数がレオンチェフ型(例えば,財1コの生産には必ず資本1+
労働1が必要など)の場合には生産コストと必要労働の間の関係が明確ですか
ら,労働を基準に考えるというのは一つの方法.しかし,資本を沢山使えば労
働の変わりになる……などのケースでは労働を基準に財の価値・価格をはかる
というのは非常に???になってしまいます.

>ある新聞記事では「売値はコスト+適正利潤という経済理論(?) が
>評価されたという声もあるが」と揶揄されていた由。

この話しは知らないのですが,適正利潤というのが「利潤を最大化するマーク
アップ」と考えるならばあながち間違いではないかも.
64 名前: BIG-C [2004/07/26(月) 00:59:00] ID:???

7/20にLFさんに渇を入れられていたことに気付かないほどの忙しさです。
しかし、今日で峠を過ぎた気が・・・
65 名前: ハリマオ [2004/07/26(月) 18:39:00] ID:???

>>63
>労働価値説の歴史的な意味合いを無視するならば,労働価値説は
>「価値の基準 として労働量を用いる考え方」と相対化できるかと思います.

「相対化」、そのとおりですね。スッキリしました。

レオンチェフ型といえば、L字型の無差別曲線のような、完全「非代替」
というタイプを指すんでしょうか?
例えば極端なマンツーマンのサービス産業が、人手を要する
(機械への置き換えが難しい)という意味でこれに該当するのかな、
と考えたりしていますが、おそらく生産関数としては異例ですよね。
第3章では「生産要素の結合比率については可変的に考えるのが
むしろふつうの経済理論である。」とありますが、
そのほうが分かりよいです。
特に人件費が高くなればなるほど無人化、機械化をすすめようと
するわけで、世の中相当程度に可変的になってきていると感じます。
それでもラストワンマイルは如何に人件費が高くとも人手に頼るわけですが。

>>64
BIG-Cさん、おかえりなさい。
第2章のまとめをうpします。
コメント待ってます。
68 名前: Little Fang [2004/07/28(水) 02:03:00] ID:???

ハリマオさんいつもまとめありがとうございます.

>>65
おそらく古典派経済学の時代の機械というか器械技術なのかなぁと思
ったりします.一人で紡績機を2台使ってもほとんど意味無いでしょ
うから.

>>64
>今日で峠を過ぎた気が・・・
体力の峠を過ぎたとかww
70 名前: ハリマオ [2004/07/28(水) 19:34:00] ID:???

BIG-Cさん、「よげんのしょ」の用意はいいですか。
新しいダンジョンに突入しますよ。

第3章 交換経済の一般理論

ざっと目を通したところでの感想、いや、思いつきです。

第2章までは、生産可能性集合を、直線の生産可能性フロンティアを持つ
三角形に限定して考えてきたのに対し、この章ではこの制限をはずして、
一般的な「原点の反対側に張り出したかたち」を持つ「蒲鉾型生産可能性集合」を導出し、
続いて第2章と同様の考え方やツールを使って貿易を通じての効用の最大化を考える、
という構成になっているものと思われます。

 なんてエラそうに書いてますけど(汗)、間違ってたら指摘してくださいね。

まず、「2国全体の生産可能性集合」の節ですが、
ええっと、この2国の生産可能性集合というのは第1章で
比較生産性原理の説明に使った1−1図ですね。
「2国全体のことを考えて、なるべく多くの財が得られるように配慮する
計画主体がいたら」として、p41 の3行目で「まず左上にA国の生産可能性集合、
右下にB国」というふうに2国の生産可能性集合を足し合わせています。

ここで、この「計画主体」がヘソ曲がりで、左上にB国、右下にA国の生産可能性集合を
おいて座標(18, 30)の点で接合させちゃったりしたら、
原点に向かって窪んだ、なんだか損したようなかたちの生産可能性集合に
なってしまいますね。三土先生の趣旨とは全く逆になるんでしょうが、
こんなかたちの生産可能性集合があり得るのか、と気になってしようがありません。
たぶん「道理」からはずれたことをやっているのは漠然とわかるんですが、
どう説明したら良いか一晩考えさせてください。

忙しいでしょうけど、BIG-Cさんもいっしょに考えましょう。
72 名前: Little Fang [2004/07/29(木) 14:02:00] ID:???

>>70-71
ありゃ.早めにレスつけとけばハリマオさんの一夜を節約できたのにw

実は三土先生の説明は「簡単なPPF(生産可能性集合)の求め方」であって
「2国総計のPPFが導かれる論理」ではありません.A,B2国の合計PPFは「
2国併せて達成可能なX,Y財の生産の組み合わせ」です.

http://www22.big.or.jp/~15ch/oekaki/picture.cgi?sort=0
(BIG-Cは『3時間で分かる経済学入門』の比較優位説の説明参照のこと.)

A国がY財のみを生産した場合,B国がいろいろ作って達成できるA+B両国の生
産の組み合わせは左上のBの三角の範囲です.で,A国のいろいろのPPF上の
点を所与としてB国が選択できる「A+Bの生産の組み合わせ」はA国PPFの斜
面をB国の三角を滑らせた軌跡になる.

この場合,順番はマターしません.試しに三角定規2つならべて滑らせると
よく分かります.
73 名前: Little Fang [2004/07/29(木) 14:07:00] ID:???

あっ,そんで図中の黄色線の部分が両国合計のPPFです.
75 名前: Little Fang [2004/07/30(金) 03:02:00] ID:???

>ここで、天邪鬼は、収穫逓増産業があったらどうなるんだろう
という話題ですが,これも変形三角定規論法(?)ですっきり説明で
きます.まずはA国(orA地域)のPPFを書きましょう.んでAがY財ばか
りを作る状態でBが生産するケースを考えます.

すると,収穫逓増よりAと同じものを作るなら沢山作れるわけですから
X点から張られるBのPPF(AがYばっかつくるを所与としたときのA+BのP
PF)は縦方向に伸びる,んでAがXばかり作る場合はBにとってもX作る
のが楽なので今後は横方向に伸びる.

収穫逓増の程度次第ですが原点に凸なPPFができあがります.

解説図は
http://www22.big.or.jp/~15ch/oekaki/picture.cgi?sort=0
の21474です.ただしA国だけだと収穫逓増がないというちょ
っと変な設定.
76 名前: Little Fang [2004/07/30(金) 03:06:00] ID:???

ふと思ったのは,子供のころにあった(今でもあるのか?)棒やブロッ
クでなぞったりすると黒くなって,で下のバーを動かすとすぐ消せてま
た書ける玩具(う〜自分で書いててわけわかんね〜)が手元やネット上
にあると便利かもしれない.
77 名前: ハリマオ [2004/07/30(金) 07:44:00] ID:???

>>75 収穫逓増産業

素早いレス有難うございます。

僕も真似をして図3−3の収穫逓増産業版を描いてみました。
http://www22.big.or.jp/~15ch/oekaki/picture.cgi
の21476です。
第2象限の直線が収穫一定産業、第4象限の放物線(のつもり)が収穫逓増産業だと
こうなるわけですよね。

ちょっと先のほうをカンニングすると、次の章p65、16行目に「収穫逓増の産業があると、
生産可能性集合のかたちが蒲鉾型であることが必ずしも保証されなくなる結果、
おかしなことがおこる。」とありますが、例えば、無差別曲線と複数の点で接する
ことが起こるという意味でしょうか?複数均衡みたいな話ですね。

しかし根本的な疑問としては、(売上げの増加により開発費などの固定費の負担が薄まる
結果利益率が向上する、とかではなくて)、ある生産要素を逐次追加投入するたびに、
それぞれの追加投入に対する限界生産物が逓増する産業なんてあるのかなぁ、と
考えてしまいます。
ゲームソフトなんかも、CDを複製しただけのものが何千円もするので、たくさん売れれば収穫逓増の
ように見えますが、そもそもたくさん売れようが売れまいが個々の商品の限界利益率は高い
(直接製造原価が安い)わけで、一方で大きな初期投資(開発費)をいかに総額で回収するか
が課題という産業と思います(投資を回収し終えたら、あとは「薬九層倍」の丸もうけ)。
公共的なサービスで、密度をあげていく(たとえばガスの配管や電力の配線、
宅配便セールスドライバーの受け持ち地域を狭くする)場合には、
ある区間(シェアが何%から何%まではとか)では収穫逓増が実現するかもしれませんが、
これもお客さんが増えることが前提で、ネズミ講みたいにどこかで限界がありそうです。

>>76
子供用や冷蔵庫に貼り付けたりするメモ板として、売っているようですよ。
昔は薄いシートが筆圧によって背後の黒いものと密着するシステム(だんだん薄黒くなって
くる)だったと思いますが、今のは磁力式ですね。ペン先が磁石になっている
専用ペンでないと描けません。でも、電車のなかでぶつぶつ言いながら、
よい子のお絵描きセットをいじってたら、アブない人と思われるかもww
79 名前: Little Fang [2004/07/31(土) 18:48:00] ID:???

>>77
>「収穫逓増の産業があると生産可能性集合のかたちが蒲鉾型である
>ことが必ずしも保証されなくなる結果、おかしなことがおこる。」
>とありますが、例えば、無差別曲線と複数の点で接する ことが起こ
>るという意味でしょうか?

ひとつは複数均衡,もう一つは端点解です.原点に凸なPPFとやはり原点に
凸な無差別曲線を書いていろいろ比べてみましょう.場合によってはX,Y財
どちらか一方のみが需要される場合があることが分かるでしょう.

>ある生産要素を逐次追加投入するたびに、 それぞれの追加投入に対す
>る限界生産物が逓増する産業なんてあるのかなぁ

学習や分業の成果によってそれが達成されるとスミスは考えたようです.ロ
ットがでかくなれば行程を細かくできるというように.また,一国経済全体
で考えると特定産業の集積が個別企業の生産性を上昇させるというケースも
考えられるでしょう.
82 名前: 名無しさん [2004/08/03(火) 22:48:00] ID:???

前の第2章で、さんざん苦労したぶん、この章の理解は楽に感じます。
そうですよね! >BIG-Cさん

新しいキーワードとしては
生産要素(投下労働価値だけではなくて、それを補助するストックも生産要素)
生産要素の結合比率(組み合わせ)は可変的(相互に代替しうる)であるのが普通
収穫逓減がかなり普遍的(限られた土地への労働力投入の例)
蒲鉾型生産可能性集合と限界変形率(線形のPPFではなく限界的な考え方)
第2章のケースとは異なり、蒲鉾型生産可能性集合は不完全特化が多い。(端点解は少ない)。

それでは、「第3章 交換経済の一般理論」最後の疑問です。

p49 図6−6についてですが、合同の三角形が必ず現れる(必ず均衡点がある)、
と結論づけてよいのでしょうか?あるいは、ある条件下ではこの定理が成り立つ、
とか結論付けられているのでしょうか?

均衡条件として、A国、B国のPPFに接する市場線の傾き(相対価格)が同一、これはまず第一の条件ですね。
そのうえで直角三角形の合同を満たす点(ひとつの測り方としては、最適生産点=市場線とPPFとの接点、
と最適消費点=市場線と無差別曲線との接点を結ぶ線分の長さが同一)が必ずあると結論づけられるのでしょうか?
最適消費点の決まり方は、A,B両国の無差別曲線の形に依存している(それぞれ気儘勝手)なので、必ずしも、
最適生産点と最適消費点の間隔が一致することがある、とは言えないのでは?
(と思いながらも、最終節の「踊り場」を持たない「需要・供給曲線」をみれば、均衡点は必ずある、
といえそうなので、悩みます)。また眠れない夜です(鬱)よろしくお願いします。
85 名前: Little Fang [2004/08/05(木) 16:57:00] ID:???

他国の話は出てきていないですから,
>A国、B国のPPFに接する市場線の傾き(相対価格)が同一
これを単に世界にA・B2国しか存在していないときの両国間の取引価
格比だと考えるとよいのではないでしょうか?

そうすると何れかの財で不均衡(=つまりは両三角形が合同ではない)が
ある時には,「合同になるように相対価格が変化する」ことになります.
そのための条件は.

・PPFが原点に凹
・無差別曲線の傾きはXが∞になると0,Xが0になるまえに∞

です.後者のインプリケーションは(たいした話しではないですが)少々
考えてみると良いと思います.
86 名前: ハリマオ [2004/08/06(金) 07:32:00] ID:???

>>85
おかげで眠れるようになりました。
ていうか、夕べは「B級」グルメ会で56度という火を噴きそうな中国酒を振舞われて爆睡w

で、本題に戻って、僕がとまどったのは、第1財、第2財同時に相互需要供給量がいつも決まる
と言えるのか?ということだったんですが、これは理解不足からくる愚問でした。

まず、例えば第1財の需要・供給曲線で検討して均衡点を見つける、
これはいちごでドラさんも親切に解説していた
仮に価格を決める→均衡しない→価格上げる(下げる)→均衡するまで繰り返し
と同じことですね。
ただし、ここでは、第1財の第2財に対する均衡“相対価格”と第1財の均衡取引量
を決定しているわけですが、これらが決定すれば自動的に第2財の価格・量も決まる、
この最後のところを僕は見落としていました。

>・PPFが原点に凹
>・無差別曲線の傾きはXが∞になると0,Xが0になるまえに∞

前者は今はパス。
後者は、この条件を満たさない場合を想定して、

無差別曲線が座標軸に接する、すなわち端点解があると仮定すると
内点解が得られる場合から移動してその端点解に達した後は、
それ以上に比率が大きい(小さい)相対価格に対応できなくなる
(幾何学的には、市場線がそれ以上垂直または水平に近いという極端な形を取り得なくなる)。
よって極端な相対価格の主体均衡を持つ相手とは均衡が成立しない場合があり得る。

という、背理法でどうでしょうか。
91 名前: ハリマオ [2004/08/17(火) 22:22:00] ID:???

>お久しぶりです<ハリマオさん
ずっとサボりっぱなしですみませんでした。
>悩ませてすみませんでした.
いえ、いえ、なかなか有意義な夏休みをおくらせていただきましたw
今度こそ、ほんとにひっぱたかれそうww

>おーいそろそろ復帰しろ〜<BIG-Cたん
そうですよ、BIG-Cさん。
複数均衡とか端点解とか、ちゃんと勉強した人にとっては(たぶん)当たり前の話で
僕も大恥かきながらやってるんですから、いっしょに“匿名掲示板の恥はかきテスト!”

>あと5.はいくつか 答えがあると思う&経済学のちょっとまずいところが現れていますので
これはお二人の回答を見てから説明します.

答を書きながら、例によって章末問題っぽい仮定をいれようとしていたのですが、
これ、嗜好の問題のことでしょうか?
実際の商売では大いに意味があるところでしょうけれど(といってもニッチの世界)、
単純なモデル化のためには嗜好をはずして、純粋にコストの問題にしたほうが良い
と考えてみたのですが、どうでしょうか?
(いきなり大恥かかないために、ちょっとだけ質問してみるテスト)
90 名前: Little Fang [2004/08/17(火) 20:25:00] ID:???

お久しぶりです<ハリマオさん
おーいそろそろ復帰しろ〜<BIG-Cたん

>原点に向かって凸の場合は複数均衡が出て来そうなのでパス

ですね.収穫逓増がある場合にはPPFは原点に凸になります.そしても
しその凸カーブと無差別曲線の曲がり具合が一致していたりしたら!!
なんでもあり(究極の複数均衡)になっちゃいます.

個別企業ではなく経済全体を考える場合,いつまでも収穫逓増っていう
のは実証上顧みる必要はない.だから原点に凹でよいでしょ……という
わけ.ちなみにこの話題はアダムスミスとか以来の伝統でして,むかし
は農業に適した土地が制約されているというところから収穫逓減に注目
したとのこと.

>無差別曲線の傾きはXが∞になると0,Xが0になるまえに∞

悩ませてすみませんでした.こっちは経済学的と言うより計算の都合で
す.端点解うんぬんでいちいち場合分けするのがメンドイというだけの話し
です.章末問題7の状態を避けたいという話し.

さて,3章もいよいよ章末問題ですが,4以降だけをやれば良いと思い
ます.特にじっくり考えて頂きたいのは4.7.9.です.あと5.はいくつか
答えがあると思う&経済学のちょっとまずいところが現れていますので
これはお二人の回答を見てから説明します.
93 名前: BIG-C [2004/08/17(火) 23:48:00] ID:???

>おーいそろそろ復帰しろ〜<BIG-Cたん
ちょいと夏期休暇で実家に帰っておりました。
最近はやっと仕事のめどがつきそうなので、出来たら復帰(というかROMだけは
毎日欠かさずにしているのですが)したいと思います。
94 名前: ハリマオ [2004/08/18(水) 23:23:00] ID:???

えーと、不真面目な生徒ですみません
緊張の夏」ではなくてビール飲んで弛緩しっぱなしで、
章末問題の回答は明日アップを目標とさせてください。
とりあえず、次のようなことを考えています。

4.は「第1財と第2財の生産量がともに労働に比例して増加し」という前提から、
「生産可能性フロンティアが直線状になる」のは直感的に自明のことだと思うんですが、
図で直線ひいてオシマイっていうのも芸がないんで、数式化をもくろんでいます。
(あ、また、赤っ恥かきそう)

5.は>>90「経済学のちょっとまずいところ」と言われると、今や、他人事とは思えず
「緊張」が走りますね。考え込んで、結局は後回しにするかもしれませんが、
初心にかえって(幅広く)考え直してみます。

6.はわりと簡単なのでコメント略。

7.無差別曲線が原点に向かって非凸なら簡単に起こってしまうと思うんですが、
それは長期にはありえない=やはり凸型が原則とすると、
生産の完全特化というのは、相対価格比∞みたいな、かなり極端な例のようですね。
8.略
9.は第2章の需要供給曲線の踊り場部分からの類推で、
たぶん正解にたどりついたと思います。

>>93 BIG-Cさん

復帰、期待してますよ。僕のコメントをちょっとだけ訂正しておきます。
×匿名掲示板の恥はかきテスト!
○お勉強スレの恥はきすて!
98 名前: 名無しさん [2004/08/19(木) 23:00:00] ID:???

問題4.の予備的説明のために、まず問題2.の解答を書きます。
(冗長かつロジックがあいまいな点はご容赦を。)

問題2.図3-3の生産可能性フロンティアの作図法をくわしく解説しなさい。


(p45を参照してください。便宜上(x,y)は正の数として扱います。)
「第3象限に描かれているのは、労働の総量が一定であることを示すグラフである。」
このグラフをfL(x,y)という関数とすると、fL(x,y)ではx+y=L
(Lは労働の総量をあらわす正の定数)という関係が常に成り立つ。
「第2象限に描かれている直線は、工業での投入労働量と生産量の比例関係のグラフである。」
この直線上では、投入労働量xの関数として第2財の生産量yが得られるので、
これをy=fp2(x)という関数であらわす。
fL(x,y)上の任意の点(xl,yl)から点線を上にたどり、第2象限のグラフとの交点で
第2財の生産量y=fp2(xl)が得られる。
「第4象限に描かれている曲線は農業部門での投入労働量と生産量とのあいだの
収穫逓減関係を示すグラフである。」
この曲線上では、投入労働量yの関数として第1財の生産量xが得られるので、
これをx=fp1(y)という関数であらわす。
上記の第2財の場合と同様に、fL(x,y)上の点(xl,yl)から点線を右にたどり、
第4象限のグラフとの交点で第1財の生産量x=fp1(yl)が得られる。
第2象限、第4象限それぞれの上記交点から第1象限方向に点線をたどると、
これら2本の点線の交点に、第1財と第2財の生産量を示す点P( fp1(yl)、fp2(xl) )が得られる。
(xl,yl)がfL(x,y)上を移動したときの点Pの軌跡が生産可能性フロンティアを示す。

以上
100 名前: Little Fang [2004/08/22(日) 19:52:00] ID:???

風邪!?だかいまさらの夏ばてだか?で思考力が0なのでコメント
は今しばらくお待ち下さい(T.T)
102 名前: Little Fang [2004/08/23(月) 01:00:00] ID:???

少し寝たら回復したので>>98-99読みました.つーわけでBIG-Cたんへの
執行猶予はたったの4時間(笑)で終了.ただ明日から数日死ぬほど忙
しいのでペースは落ちます.

特に文句のつけようがないので,別の(いや実際は同じなんですが)回
答法.

問4
労働投入量をL_iとおくと,第一財X,第二財Yの産出量は

X=aL_x (1)
Y=bL_y (2)

です.ここで労働の総量をLとすると

L=L_x +L_y (3)

ですね.(1)(2)を(3)に代入しましょう.すると

L=X/a+Y/b

です.これをYイコールの形に直すと

Y=bL-a/b*X

これって直線じゃん.というわけです.実は明示的に解けないから面倒だ
けど問2もこの方法で数行で導けます.多分テキストは「死んでも式展開
はいや」という学生むけに書いたせいでかえって難しくなっていると思わ
れます.
103 名前: 学厨 [2004/08/24(火) 13:03:00] ID:???

学部厨房@ミクロサッパリです。
いちごから来たのですが参加させて戴いて宜しいですか?
105 名前: ハリマオ [2004/08/24(火) 18:25:00] ID:???

第3章練習門題の5.以下の解答をアップします。

5.かつて日本の主力輸出品であった生糸は、現在では輸入品になっている。
比較優位を失ったからだといわれている。また、かつて日本が輸出力はなくても
少なくとも自給はできていた小麦や大豆は、いまでは輸入品の代表選手である。
しかし、生糸や小麦や大豆でも、現在の日本でまったく生産されていないのではなく、
少量は生産されている。
比較劣位に陥った段階で完全に生産停止になってしまったわけではない。
理由を答えなさい。

答(日本の現状を説明しているかどうかはひとまずおいて、考えられる可能性を列挙しました)。

市場が完全競争的ではない。
輸入障壁や生産者への補助金などによって、比較優位を失った産業も生き残っている。

消費者の嗜好が強い場合には、比較劣位にある生産物も、価格以外の理由によって消費者に支持されることがある。

日本が生産性を大きく改善した貿易財(例 自動車)との相対価格の変化により比較劣位に陥った
生糸等の生産者のうち、一部は、現在の相対価格にも対応できるだけの生産性を持っている。
(蒲鉾型の生産可能性フロンティアの場合、市場線の傾きがかなり急になっても、
なおかつ完全特化にはなりにくいという例、
この場合無理に自動車産業に転業してもゼロ戦のコラムのような話になる)。

生産者が経済合理性以外の理由で生糸等の生産を続けている。
(収入が減っても、それが比較優位を持つ産業への転業のインセンティブとして十分に働かない。)

6.以下に、2つずつの組にして産業名を示すので、組のうちどちらが土地集約的でどちらが労働集約的かを答えなさい。



   土地集約的      労働集約的
(1)酪農         肉牛飼育
(2)駐車場経営      幼稚園経営
(3)倉庫業        警備保障業
(4)牧畜         ハウス農業

続く
104 名前: ハリマオ [2004/08/24(火) 18:19:00] ID:???

>>102 病をおして書き込んでいただいてるのに、こちらがペースダウンして
しまってすみません。

話を蒸し返すようですけど、L=X/a+Y/bを見ながら
「生産物の価値は生産係数(っていう言葉があるかどうか知りませんが)aとbを介して
投下労働価値Lに還元される。」とか言われると、思わず納得してしまいそうですね。

>>103学厨さん、僕はスレ主ではありませんけど、ようこそ!
こちらこそ厨ですが、よろしくお願いします。
三土先生のテキストはご用意いただけましたか?
107 名前: 学厨 [2004/08/24(火) 23:07:00] ID:???

ハリマオさん始めまして。
テキストはまだです。こちらで参加できるかお聞きしてからと思いまして。
やはり皆さん新しい第二版をお使いですか?amazonでは第1版がの
ユーズドがあるのでどうしようかと思っております。
108 名前: Little Fang [2004/08/24(火) 23:15:00] ID:???

>>103(学厨さん)
大歓迎.ここ人口稀薄ですから移民歓迎です.このスレの課題書はここか
ら面白くなるとこなんで!ぜひ購入して3章まで自習して次の章から参加
してみませんか?あと別スレもよろです.

>病をおして
あ〜お盆中毎晩飲み歩いてて仕事せず,そのつけでおしりに火がついて徹
夜つづけたらダウンした……っていうのを「病気」と定義してよいものやらw

>>104
>「生産物の価値はaとbを介して投下労働価値Lに還元される。」

ですね.だから労働に関して線型(比例的)な生産関数だと労働価値説っ
てそんなに不自然ではない.

>>105
5.ですが……どれも正解です.2つめ3つめをあわせたような理屈に「質
の面で外国産と代替できない」なんて話もありですね.でもうひとつ「観
光サービス業なのだ」でもいいかも...でいずれも理屈の上では正しい.

経済学の問題点といったのはまさにここです.
・市場が不完全でダメダメな生産者が生き残ってるぞゴルァ
・今も尚比較優位といえるすごい生産性(質)をもってる凄い生産者
というのが両方,そんなに苦労なく,導けてしまう.

これが経済学(というか合理性を中心とした社会科学的説明)の怖いとこ
ろです...だからかならず実証とセットでないといけない.
110 名前: 学厨 [2004/08/25(水) 01:10:00] ID:???

注文しました。今集中に追いつけるか、来週に追いつけるかわかりませんが
気合入れて読みますのでよろしくお願いします。
112 名前: 学厨 [2004/08/27(金) 20:11:00] ID:???

>>110
わからぬことばかりでありますが、こちらこそよろしくお願いいたします。
イーブックスによると三土先生の本品切だそうで、在庫のあるアマゾンに
注文することになりました。遅れてしまうこととなりますが、
皆様は気にせずにお進み下さいませ。
118 名前: 学厨 [2004/09/19(日) 11:18:00] ID:???

ご無沙汰しております。
酷いめまいを起こして数日間検査入院しておりました。
症状もおさまり検査も白でしたので大丈夫のようです。
3章まで読みましたが頭から抜けてしまったのでもう一度読み直して追いつき
ますのでよろしくお願いします。
142 名前: チャレンジャー [2005/08/03(水) 22:03:19] ID:???

第一章終わり。
比較優位説から入るなんてめずらしい教科書ですね。
章末問題は次回に。
145 名前: 名無しさん [2005/08/05(金) 02:57:07] ID:???

チャレンジャーがんがれ!
148 名前: チャレンジャー [2005/09/17(土) 23:29:22] ID:???

一応一回目読み終わりました。
ざざっと読んだのですが、一般的にこの手の概念を一つ一つ拾って
頭の中に組み込むタイプの本て皆さんはどう読んでるんですかね?

自分はもう一度最初からノートを取りながら読むつもりですが
こんな読み方があるよというのがありましたらご教授ください。
149 名前: すりらんか [2005/09/17(土) 23:39:15] ID:???

>>148
あ〜確かに学部生の時教科書読むの苦労した覚えがあります!な
んていうかポイント拾い読みって結構なれてないと出来ないし.
僕は,バローの『マクロ経済学』とヴァリアン『入門ミクロ』を
ノート作りながら読んだ覚えがあります.
153 名前: loaded [2006/06/23(金) 17:56:50] ID:???

>>すりらんか先生
さっそくのご返答ありがとうございます。

ところで私、
マンキューマクロ第二版
ブランシャール
スティグリッツ第二版
それと中谷第四版
が手元にございます。
できればこれらの著作のなかからお願いします。

それにしても1ー4をあてるなんてww
154 名前: 名無しさん [2006/06/27(火) 02:07:48] ID:???

>>153
こういう掲示板で、勉強スレができて、途中放棄されなかったことはないから、できるだけ簡単で薄い本を選びなさい。
155 名前: loaded ◆mmxLJLZsOo [2006/06/27(火) 06:42:15] ID:???

>>154
アドバイス有難うございます。マンキューちょびっとみただけですが、割と読みやすそうな感じだったんですが、どうなんでしょう?
私が一番不安に感じるのは、メジャーな教科書を選ぶと世の大学の授業の邪魔になるのでは、ということです。
講師の方から抗議を受けたりするのではないかと…

「これがググる化する世界の必然なのですよ、先生」というくらいの言い訳しか思いつきませんw
156 名前: すりらんか ◆G3b0eLLP4o [2006/06/27(火) 07:13:26] ID:???

>>154
僕も同感.
メジャーで薄い本の方がよいと思う.
>>155
>世の大学の授業の邪魔になるのでは
それは気の回しすぎでしょうw
157 名前: 名無しさん [2006/06/27(火) 12:48:55] ID:???

 マクロよりミクロが先じゃなーい?
モダンの「ミクロ経済学機廚らは?
159 名前: すりらんか ◆G3b0eLLP4o [2006/06/28(水) 01:04:04] ID:???

こんなかなら
>福田慎一・照山博司『マクロ経済学・入門』有斐閣アルマ
がお薦めです.

このスレッドに投稿することはできません。


【lv3】経済ウンチク家への道【ミクロ経済学編】【ログ移行】 [ 全レス最新50最新100トップページ ]