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133 名前: Economania [2007/02/22(木) 00:58:24] ID:S [TB]

>>130-132の質問をしたばかりなのに、さらに質問することを
お許しください。

上記の「賃金格差の拡大が必要だ」のある経済学者さんのコメントの
すぐ次に「元数学者のMBA」さんという方がコメントを寄せています。

その方の結論をまとめると、

「均衡では、すべての産業の限界生産性は一致する。
ゆえに、限界生産性で賃金が決まるなら、どの産業も賃金が同じになる」

となります。
元数学者のMBAさんは、全ての産業の生産関数をPi(Li)という一般形で
書いており、

それに対する池田さんの
「これは要するに「全産業の生産関数が同一になったら、限界生産性も賃金も同一になる」というtrivialなことを言ってるだけでしょ。」
というコメントは間違いではないかと思われます。

つぎの投稿で、元数学者のMBAさんの主張を図にしたものを
掲載させていただきます。

134 名前: Economania [2007/02/22(木) 00:59:25] ID:S [TB]

均衡ではすべての産業の限界生産性は一致する(図解)



135 名前: Economania [2007/02/22(木) 01:04:17] ID:S [TB]

あ、上記の曲線は、各産業の限界生産性曲線です。

元数学者のMBAさんは、
「生産量の最大化という形式に対し非難されていますが、べつに「利潤の最大化」と問題を定式化しても、「労働量の総和は一定」という条件があれば、均衡点では限界労働生産性はどの産業も同じになります。このことをから、他の産業の限界労働生産性を「シャドウコスト」と言ったりしますよね。」

と書き込んでいらっしゃいますが、これに対し池田さんは、

「だから、だれが「生産量を最大化」するんですか?中央計画当局ですか?」

「各部門の最終財の相対価格と限界生産性が等しいところが均衡です。この話は、価格がないからナンセンスな結果が出るのです。すべての企業にこのモデルがあてはまるなら、喫茶店から投資銀行まで、すべて同じ賃金になるのが「均衡」ということになる。」

と批判的なコメントをしていらっしゃいます。

136 名前: Economania [2007/02/22(木) 01:12:15] ID:S [TB]

たしかに、僕自身、MBAさんのモデルにおいて、

各産業に従事する労働者の労働移動を引き起こすチカラは何なのか?

という疑問を持ってしまいました。

MBAさんのモデルは「中央計画当局」が「産業全体での生産量の最大化」を目的として
限界生産力が一致するところまで「労働者を強制的に移動させる」ことに
よって達成される均衡点なのでしょうか?

それとも、自由市場での市場均衡として>>134は達成されるのですか?

137 名前: すりらんか [2007/02/22(木) 01:43:29] ID:7 [TB]

>イライラするなぁ(ある経済学者)氏
の話は,企業の利潤最大化条件(主体的均衡)の話で今回の池田−山形の論争の点からは完全にピント外れです.>>132のあなたの理解が正しい.たぶんよく読まないで条件反射で書いちゃったんじゃないかなぁ(というか池田氏の反応も誤解を条件反射で書いちゃったんじゃないかと思う).

池田氏たちの話は部分均衡 or 主体均衡です.
マクロの話は一般均衡でしなければいけません.

>>135で引用された池田さんの発言もダメです.競争条件が整っていれば集権でも分権でも同じことですから.労働者が均質的で,技術の違いが産業毎の生産関数に由来するならば
>喫茶店から投資銀行まで、すべて同じ賃金になるのが「均衡」
が全く正しいのです.

138 名前: Economania [2007/02/22(木) 03:05:46] ID:S [TB]

>>137
ありがとうございます。胸のつかえがとれました。

山形さんの「生産性の話の基礎」(2007年2月11日)は、僕にはすごくわかり易く感じられました。

山形さんは赤い大きなフォントで「賃金水準は、絶対的な生産性で決まるんじゃない。その社会の平均的な生産性で決まるんだ。」

と書かれてますが、池田さんは「賃金水準」を「賃金」と読み間違えて(?)、
議論されているように思われます。

国会図書館は、ブログにも目を光らせて、優れた内容のブログは、
デジタル&ハード(=紙)での保管・所蔵をしてほしいですね!

139 名前: 名無しさん [2007/02/22(木) 16:16:37] ID:F [TB]

松尾匡先生、派手に参戦中
http://d.hatena.ne.jp/Gim/comment?date=20070219#c

http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/da4a4e6c3d49221f8b9e2887069fc623
(コメント欄)

140 名前: 名無しさん [2007/02/22(木) 16:29:25] ID:F [TB]

上のコメント欄で、松尾さんに対する池田氏の返答の最後の部分:

>いくら製造業が強くても、中国への技術移転が進めば、要素価格均
>等化の影響は避けられない。今は影響が出ていないが、それに備え
>て没落する重厚長大産業をいかに早く撤収し、人材を再訓練・移転
>するかということが、産業政策として最大のテーマだと思います。

論争のさなかのエントリ
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/b697e23a80b6602167c2f5e43ebad041
でも、「要素価格均等化」をさかんに強調してました。

野口逝紀雄先生といい、苺の荒らしといい、「要素価格均等化定理」
という名前にはその手の人をひきつける何かがあるのかもしれません。

141 名前: すりらんか [2007/02/24(土) 12:09:29] ID:7 [TB]

マネーや為替という制度上政府がコントロールできるモノを
コントロールするのはダメで,個別企業・産業に直接介入す
る出来るかどうかもわからない産業政策は好きというメンタ
リティは理解できない(インセンティブはものすごく良く理
解できる^^)

悠紀夫たんはある意味一貫していのでメンタリティは理解で
きる(論理は理解できない^^)

142 名前: luke [2007/02/24(土) 14:15:06] ID:F [TB]

個人的には、今回の論争はいろいろ勉強になりました。

2chの「山形池田論争」スレ
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/economics/1171898379/l50
でも聞いたのですが、

貿易財が2種類あったら、それらを生産する産業の間の賃金は
どう考えればいいのでしょう? 
労働生産性に差があるなら賃金はそれに応じて変わる? 
でも労働者が均質で、国内労働市場が完全競争なら賃金は同じになる?
生産性の低いほうの産業は、その国からなくなる?

また、経済学者が「低生産性部門」とか「このセクタの生産性は高い」
とか言うときの「生産性」はどういう意味なんでしょう?

143 名前: 128 [2007/02/24(土) 20:50:43] ID:24 [TB]

>>141
>マネーや為替という制度上政府がコントロールできるモノを
コントロールするのはダメ

おカネというものに対する根本的理解が違うんじゃないですか?彼らとこちら側では。しかし経済学の基本はだいたい同じはずなんですが。何でこれほどまでに対立するのかわからんのですよね。

144 名前: 名無しさん [2007/02/28(水) 11:15:02] ID:3S [TB]

ISLM曲線の金利は実質経済ではどの金利のことですか?10年国債?翌日物金利?

145 名前: すりらんか [2007/02/28(水) 14:02:15] ID:7 [TB]

LMの縦軸は名目だよ.

んでISの方は,
・伝統的なヤツは投資関数の金利
・現代的なヤツはオイラー方程式の金利

146 名前: 名無しさん [2007/03/01(木) 17:37:19] ID:3V [TB]

すいません、その金利rはどうやって測るのですか?
先生達は何を持って金利が低いとかを判断するのですか?

147 名前: すりらんか [2007/03/01(木) 22:13:39] ID:7 [TB]

投資関数の金利は企業が投資資金を借りるときの金利.
僕が好みなのは新規貸出約定平均の1年超かなぁ.
オイラー方程式は難しい.長期国債の市中利回りとかがわり
と使い勝手がいいかな.

高い低いは均衡金利ってのを計算しなきゃならない.
名目なら潜在成長率+予想インフレ率が均衡金利.
潜在成長率推計もばらつき多いけど,そこらはいろんな分析
から目の子で平均値を出す感じ.

148 名前: 146 [2007/03/06(火) 09:31:10] ID:3b [TB]

ありがとうございます。
それでは潜在成長率のとり方で金利の高低の評価が変わるということですね?
ということは日銀の利上げは日銀理論では正しいということになるんですか?

149 名前: Economania [2007/03/22(木) 02:27:36] ID:S [TB]

質問がいくつかあります。ご教授よろしくお願いいたしますm(_ _)m

1)キャピタルフライト=資本収支赤字 とのことですが、

単に日本人が資産を外貨建てで持つのは、
資産内容が変わるだけだから、キャピタルフライトではないのですか?

だとすると、キャピタルフライトというのは具体的にはどのような状況なのですか?

150 名前: Economania [2007/03/22(木) 02:30:51] ID:S [TB]

2)90年代の半ばにひどい円高(70円台突入)がありました。
その後はデフレ下での円安が続きました。

これは購買力平価説に反した現象と考えるべきなのでしょうか?

151 名前: Economania [2007/03/22(木) 02:32:55] ID:S [TB]

3)上限金利で消費者金融の貸し渋りはじまったというニュースを
数週間前にテレビで見かけました。

ところで、消費者金融は「信用創造できない」と思うのですが、
これは、上限規制はマネーサプライには影響を与えない、
つまり、上限規制にはデフレ効果はない、と考えてよいのでしょうか?

152 名前: Economania [2007/03/22(木) 02:50:10] ID:S [TB]

4)「何故、株価は変動するのか?株価の変動は社会不安を
もたらすことがある。株価は変動しない方がいいのではないか?」
と以前、知人から聞かれ返答に窮したことがあります。

4−1)まず、株価は何故変動するのか、について。

株価は、企業価値(あるいは企業の将来価値の予想)を反映したものだから、
企業の業績などによって変動する、

しかも、株主は企業の財産を処分する権利を有するから、
価値の高い企業の株価は高くなる、

という答えで正しいでしょうか?
もしこれが正しければ、
4−2)株価は変動しない方がいいのか?
という質問には答える必要はまったくないと思うのですが…

153 名前: すりらんか [2007/03/22(木) 08:35:04] ID:7 [TB]

>>149
キャピタルフライトって何のことなのか僕もわかんないんです.
各人が勝手に想像する「危機的状況」を各人が勝手にそう呼ん
でいるような気がするんだけど……

本家キャピタルフライトは,対外純債務国が対外借り入れ不能
になるとの予想で起きる現象でしょう.

154 名前: すりらんか [2007/03/22(木) 08:41:27] ID:7 [TB]

>>150
購買力平価レートと市場レートの関係は
後者が前者にすり寄るだけではありません.
日本の場合,市場レートにむかって購買力平価レートが
寄る(要するに国内物価が下がって対応)

>>151
マネーには影響しないですから.ただし,実需がおちこめば
景気経由で影響はあるかも知れない.そこらは僕は調べてな
いからちょっとわかんないです.

155 名前: すりらんか [2007/03/22(木) 08:43:44] ID:7 [TB]

>>152
その通りでしょう.情報があるたびに今の値段が「安い」と思
う人が買い,「高い」と思う人が売る.それを人為的に固定す
ると言うことは,企業の資本調達をリスク無視でやれと言うこ
とになる.

156 名前: 名無しさん [2007/03/23(金) 10:39:14] ID:3v [TB]

>>153-155
いつもありがとうございます!
>>153
>各人が勝手に想像する「危機的状況」を各人が勝手にそう呼んでい

たわけですねw
キャピタルフライトとは、対外純債務国の債務が引き上げられて
しまうことなのですね。ということは、対外純債権国の日本では、
対外「債務」の部分が引き上げられてしまうことが、
キャピタルフライトにあたると言えなくもない(?)、ということなのでしょうか。

ただ、まだよくわからないのですが、日本人が国内向への投資を
(何らかの理由で)引き上げてしまったとすると、
それはキャピタルフライトではない(?)にせよ、実物経済に
悪い影響が出そうな気がしてしまうのですが…

157 名前: Economania [2007/03/23(金) 10:40:14] ID:3v [TB]

>>154 市場レートと購買力平価はお互いに引き合うのですね。
すりらんかさんのご説明(=要するに国内物価が下がって対応)は、
(94・5年ごろの)円高局面に対応するために、その後のデフレが起きた一要因がある、
という理解で正しいでしょうか?

>>155
株の話もありがとうございます。今度は同じ質問に堂々と答えられそうです!

158 名前: 名無しさん [2007/04/12(木) 12:28:33] ID:48 [TB]

ゲーム理論の後ろ向き帰納法がどうもしっくり来ません。
つまり、野球で例えるならばスリーボールを取ったら次に投げる球は必ずボールになる、ということ?

159 名前: 名無しさん [2007/04/13(金) 16:38:10] ID:45 [TB]

野球のことはよくわからないが、スリーボールを取ったあとに次に投げる球が
必ずボールになると打者が予測すれば「必ず見送る」が最適戦略となる。
一方、打者が「必ず見送る」と予測すれば投手は「ボールを投げる」が最適戦略と
なるんだろうか?
大体、ボールを投げる&打つは一瞬で決まるんだから、逐次手番というより
同時手番かもしれませんね。

「後ろ向き帰納法」について詳しい解説が必要であれば、苺の「くだらない質問」スレにでも
書いてもらえれば時間があったらレスします。

160 名前: 名無しさん [2007/05/16(水) 02:38:52] ID:4d [TB]

経済書をまったりスレに書き込むべきか迷ったのですが、
質問させてください。次の本を読むべきか迷っているんです。

朝倉孝吉, 西山千明, 立教大学近代経済学研究機構編
日本経済の貨幣的分析 : 1868-1970
-- 創文社, 1974.6, 942p

この本の評価がどういうものか全くわからないのですが、
どうかご教示ください。

161 名前: すりらんか [2007/05/17(木) 09:47:25] ID:7 [TB]

僕も全くわかりません(というか存在すら知りません)
西山先生はフリードマンの訳とかやってる人ですよね.

>この本の評価
というのは学術的に?それとも稀覯本としての価値?

162 名前: 名無しさん [2007/05/17(木) 12:29:26] ID:4g [TB]

学術的にです。多分、フリードマン&シュワルツの日本版ぽいので、
評価は高くないのかもしれないけど(それでも日経の賞取ってるが)、
単純に日本でのあの分析の結果がどうだったのかを知りたいなっていうのと、フリードマン&シュワルツから読んでくのは疲れそうっていうw

そういえば以前ドラさんが藤野正三郎さんの『日本のマネーサプライ』
を誉めてたような覚えがあるんですけど、同じような本なのかなぁ?

163 名前: ドラエモン [2007/05/19(土) 21:25:51] ID:O [TB]

要するに基礎的な統計を作ることは、それが重要な経済指標であれば
立場の相違と関係なく、評価すべきものだということですなぁ。

西山千明氏はモンペルランソサエティーだかの会員だという以外に
フリードマンと関係あるのかどうかよくわからんし。書いてるもの
にも別にシンパシーを感じない。

もちろん、中身を精査しないと本当には評価できないけど、まあ
こんな長期のデータを作ってくれるのはそれだけでありがたい。

164 名前: 名無しさん [2007/06/08(金) 09:55:31] ID:42 [TB]

インフレ連動債とか物価スライド制の年金とか、あるいは民間の
契約でも物価スライド制のもの(学費とか)がありますよね。

賃金とか税とかにも物価スライド制を導入するという提案もある
そうですが、そのようにインデックス化によって将来の物価上昇
の変動を打ち消そうとすると、かえってインフレが不安定になる
というおそれはないんでしょうか?

たとえば、好景気のときに春闘で高い賃金上昇を物価スライド制
(実質の伸び率)で決めてしまったとき、次の賃金改定までに
インフレ率が高まると、自動的に名目賃金も早く上昇してしまい
インフレを加速したりはしないでしょうか?

165 名前: cloudy [2007/06/09(土) 23:35:37] ID:V [TB]

>>164
> 賃金とか税とかにも物価スライド制を導入するという提案もある
そうですが

民間の賃金は政府が決めるわけじゃないので、スライド制というのは公務員の給料のことですかね?
民間の給料は、経営側と従業員の交渉によって決まるので、インフレ率を見て正しい金融政策を行いさえすれば大丈夫では。昔はたしかに、安易な賃上げと値上げによるインフレの加速もありましたが、今はどこの中銀も学習していますから。

税については、税率表が変わらないままインフレが進むと、累進課税では税金を取られすぎてしまいます。だからほっとけばインフレを抑える方向に働きますね。
もちろんそれでは国民は怒るので、税率表は税率の変わる境界値を毎年改訂して(インフレに合わせて上げて)いました。
今の日本はデフレなので、本来なら境界値を下げてやらないと実質減税になってしまいますが、不況なのでここ10年ほど変更されていませんでした。今年一部変更されましたけど。

166 名前: 名無しさん [2007/06/10(日) 23:05:17] ID:3d [TB]

賃金など民間の契約でも、物価によるインデックス化を行う場合はあると聞いたことがあります。そういう話では。

たとえば将来の賃金や取引の価格がインフレ率に応じて自動的に上昇していくと、ますますインフレが加速するとかそういう話?

167 名前: すりらんか [2007/06/10(日) 23:08:26] ID:7 [TB]

インフレだけでなくデフレ連動すると,
・マネーの価格硬直性ルートが効きにくくなる
・デットデフレーション+FAルートが効きやすくなる
どっちがつよいかはわからないです.

168 名前: 名無しさん [2007/07/10(火) 13:20:09] ID:h [TB]

短期のフィリップス曲線は右下がり、長期のフィリップス曲線は垂直です。
これは教科書に書かれている説明で納得できます。

でも、フィリップスのオリジナルは、長期(1861〜1957年)なのに右下がりです。
これって、どう理解(解釈)したらいいのでしょうか?

169 名前: luke [2007/07/10(火) 19:50:56] ID:F [TB]

「長期」「短期」は期間が長い・短いという意味ではありません。

急激には変化しにくい要素があるとき、その要素が変わらない程度の
期間を「短期」、その要素も変化する程度の期間を「長期」といいます。

170 名前: 名無しさん [2007/07/26(木) 23:03:40] ID:4C [TB]

石油価格が高騰すると新聞なんかで「オイルマネーが云々」って
記事をよく見ますよね?

石油価格高騰→産油国所得増加→国際金融市場で運用される資金
増加→世界経済に色々な問題を引き起こす

ってことなんでしょうが、逆に石油輸入国にとっては石油代金支
払いの増加で国際金融市場での運用資金が減少するわけだからプ
ラスマイナスゼロで世界経済への影響なんて基本的にないように
思えるんですが。。。
どなたか解説お願いします。

171 名前: 名無しさん [2007/07/31(火) 23:55:03] ID:53 [TB]

先に申しておきますが、煽りではありませんのでよろしければどなたかご教示いtだければ幸いです。

インタゲを実施したとして、ハイパーインフレ(というと極端なので、オーバーシュートで結構です)にならない理由として、現在のところ最も説得的な理論(話でも結構です)はなんですか?
経済門外漢にとっては、ここをしっかり説明していただかないと、「インタゲしたらハイパーインフレになるよ」っていうクーなんかの言葉を信じちゃうことになってしまうと思います。
ドイツは前後の賠償金でハイパーインフレっていうのは、経済門外漢の人間には、当たり前のこととして高校の授業なんかで刷り込まれていて、中央銀行がいらないことをすると、即ハイパーインフレっていうイメージがありますもので。

172 名前: 名無しさん [2007/08/01(水) 02:36:51] ID:3d [TB]

インタゲを実施する・しないは、(期待に対する効果を除いて)
中央銀行が物価をコントロールする能力と関係ないよね。金利
操作やマネーサプライ操作の能力に変化はないんだから。つまり、
「インタゲしたからインフレを抑えにくくなる」ということは
(期待に対する効果を除いて)ありえない。

で、インタゲというのは「目標範囲からインフレ率がはみ出したら
中央銀行の責任。全員クビ。」ってことだから(実際には、不慮の
天災など中央銀行の責任じゃない逸脱は許される)、インフレ率が
高くなりすぎたら、インタゲ導入しないときより必死で抑え込む
インセンティブが中央銀行にはある。

ってことは、市場参加者も「インフレ率が高くなってきたから、そろ
そろ中央銀行が必死で抑えにかかるぞ。金利が上がると予想して
行動しないと高い確率で損するぞ。」と考える。

つまり、
「中央銀行が、その能力をフルに発揮してインフレ率を抑えると予想(期待)する。」
「したがって、実際にインフレ率は抑えられると予想(期待)する。」
「皆がそう思えば、その期待が自己実現する確率は更に高くなる。」

実際、インタゲを採用した国で、インフレを抑え込むのに失敗した
国はない。インタゲがデフレに有効かどうかはまだやってみないと
わからん要素があるが、インフレ退治に有効であることは実証済み。

173 名前: cloudy [2007/08/01(水) 04:47:44] ID:V [TB]

参考までに、ブラジルのインフレ率です。
http://www.imf.org/external/pubs/ft/weo/2007/01/data/weorept.aspx?pr.x=80&pr.y=8&sy=1980&ey=2008&scsm=1&ssd=1&sort=country&ds=.&br=1&c=223&s=PCPIPCH
御覧のとおり80年代はずっと100〜200%、90年代は1000〜2000%、レアル切り替えの直前には5000%を超えたそうです。
1994年に新レアルに通貨単位を切り替え、為替レートをドルに固定しましたが、そのため不況になってしまった。
それで1999年からはインフレターゲット&変動相場制に切り替え、以後はまあまあうまく行ってるようですね。

174 名前: 名無しさん [2007/08/11(土) 00:30:49] ID:53 [TB]

『R25 2007.08.02号』の記事から・・・

世界で円の価値が下がっているのはなぜ?
http://r25.jp/index.php/m/WB/a/WB001120/id/200708091102

日本人が、円安ドル安を経済の勝ち負け論(?)(速水前日銀総裁の円の品格論みたいに)で考えちゃうのは何でなんでしょう?

かくいう私も、ちょっと前までは、円高は日本経済が評価されている結果、円安は日本経済が見放されている結果と考えていましたが・・・
この情報の発信源は何なんでしょう?

175 名前: Economania [2007/09/06(木) 13:31:50] ID:S [TB]

おひさしぶりです。
こちらの掲示板はまだみなさん閲覧されていますでしょうか?

先日某国営放送で、中国の安い労働力が(コールセンターなどを利用して)
サービス業にまで進出してきた、という番組が放送されていました。

安い人件費と高い日本語コミュニケーション能力が武器だそうです。

そこで質問なのですが、もし、中国人がサービス業などの、
国境の壁に守られてきたような産業にも参入できるとなった場合、
これは国際貿易的な状況というよりも、日本と中国が経済的な意味で
ひとつの国になったような状況であり、そのような国において
生産性が同じ(あるいは劣る)なのに賃金は高い「日本人」は失業せざるを
得ないように思えて仕方ありません。

(もちろん、比較優位の議論を用いれば、比較優位のある財の生産に
特化すればよい、という結論になると思うのですが、中国のように
無尽蔵(?)の労働力を有する国が相手で、かつ生産性が格段に上がって
いくと日本人が「生産」に携わる余地がなくなってしまう…
ように思えてしまうのです。。)

もちろん、近い将来にすべての日本人が職を失うような状況は
考えにくい(=(老人介護やタクシー運転手などの)ある種のそして
大多数のサービス業は国境を「越えて」やってきて働かざるを得ない。
それは厳しい条件である)とは思うのですが、少なくとも、
日本国内において貧富の差が拡大せざるを得ないのではないか
と思うのですが、

・労働力が(実質上)無尽蔵で、人件費が安く、生産性が高い国が
存在したとすると、日本のような国では国民全員が職を失ってしまう

という結論はどこがおかしいのか教えていただけるとうれしいです。

176 名前: 名無しさん [2007/09/07(金) 16:16:34] ID:42 [TB]

>>175
一部のサービス業(これまで貿易不可能だったもの)が貿易財になった
ということですよね。これだけでは全く今までと変わりません。

たとえ全ての分野の生産性で劣っていたとしても、
貿易財に関して比較優位産業は必ず存在しますから、相変わらず
貿易を続けて生活していくことになります。生活水準はその国の
生産性で決まります。

じゃあ、極端な話、すべての財やサービスが中国と貿易可能に
なったらどうなるかというと、中国と日本の生活水準はほぼ同じ
になるでしょう。

>・労働力が(実質上)無尽蔵で、人件費が安く、生産性が高い国が
存在したとすると、日本のような国では国民全員が職を失ってしまう

(「日本より」という意味だと思いますが)「人件費が安く、生産性が高い」
というのは矛盾してるというか、新たな産業が成長を始めたような時
にはありえても長続きしません。

長期的には、生産性が高ければ所得も賃金もそれに応じて上がり
ます。中国の貿易可能な産業全体の生産性が日本と同等以上に
なれば、中国の平均所得も日本以上になります。

そのとき日本が「中国と同じになっちゃった」としても、決して
悲しむべきことではないでしょう。

「国民全員が職を失ってしまう」というのは、よくわかりませんが
中国と同じ賃金では働きたくないということでしょうか?

177 名前: Economania [2007/09/08(土) 02:37:57] ID:S [TB]

>>176
ありがとうございます。
いつもため息をついてしまうのですが、つくづく自分は
経済学についてのセンスがないのだなぁと思います。

>相変わらず貿易を続けて生活していくことになります。

まではわかるのですが、そこからが飲み込めないのです。
(せっかく丁寧に説明していただいたのに、申し訳なくて
胸が痛みます。。)

投稿文を書いては消してで30分くらいフリーズしています(涙)
悩みに悩んだ結果、どうやら

>長期的には、生産性が高ければ所得も賃金もそれに応じて上がります。

が理解できていない…のだと思います。
具体的にはどのような状況を想定すればよいのでしょうか?
ご教授お願いいたします。m(_ _)m

178 名前: 名無しさん [2007/09/08(土) 04:18:08] ID:5b [TB]

詳しくはクルーグマン「良い経済学悪い経済学」
第1部「ゼロ・サム社会の幻想」
第4章「第三世界の成長は第一世界の繁栄を脅かすか」
あたりを見てもらえるとよいのですが...
以下はそこから抜き出した例を簡略化したものです。

簡単のため、日本と中国の2国だけを考えます。
両方で生産している貿易可能財B(たとえば、今だと電子部品とか)が
あるとします。作るのに必要なのは労働力だけだとします。輸送
コストも品質の差も無視します。

この財Bの価格は、どちらで生産したものも同じはずです。
そうすると、Bの生産に携わっている労働者の賃金は、
両国の生産性に応じて決まるはずです。

たとえば、日本の労働者が1日働いて、中国の労働者より
5倍多くBを生産できるなら、賃金は5倍になります。

この他、世の中には財AとCがあり、日本と中国の生産性の差は
Aでは10倍、Cでは2倍だとします。これらも労働力だけで
作れ、また労働者はA,B,Cどれを作ることもできるとします。

具体的には、中国の労働者が1日働くとA,B,Cをそれぞれ1単位
生産できるのに対し、日本の労働者はAを10単位、Bを5単位、
Cを2単位生産できるとします。

そうすると、まず国内では労働移動が自由なので、
・それぞれの国で、A,B,Cどの産業で働いている労働者も、賃金は同じ
になります。また、

・財Bで測った価格でみると、Aについては、日本の方が安く作れる
 ので、中国では生産されず、日本から輸出される
・Cについては中国の方が安く作れるので、日本では生産されず
 中国から輸入される

ことになります。 たとえばCについては、生産性の差が2倍に
すぎないのに賃金の差は5倍あるわけですから、日本で作るより
2/5の価格で作ることができます。

179 名前: 名無しさん [2007/09/08(土) 04:21:05] ID:5b [TB]

(続き)

Cだけ見ると「生産性が高く人件費の低い国にはとても勝てない」
と思うかもしれませんが、AやBについてはそうではありません。
そして、賃金の格差は、両国が競合するBの生産性格差によって
決まってきます。

それぞれの国の生活水準は、「AやCがどのくらい
の価格で相手国に売れるか(AとCとの交換比率:交易条件)」と
A,B,Cそれぞれがどのくらいの割合で生産・消費されるかにより
ますから簡単ではありませんし、長期的に生活水準がどうかわる
かも、日本と比べた中国の生産性がA,B,Cのどの分野で速く向上
するのかによって変わってきます。

(ところで今のところ、中国からの輸入は日本のGDPの2%くらいです。)

たとえば、AやBの生産性が変わらないのにCの生産性が中国で何割か
上昇したとすると、日本人の生活は(同じだけAを輸出しても、より
多くのCを交換に入手できるので)向上します。逆もあり得ますが、
今までのデータでは、おおまかには、「どの産業でもだいたい同じ
くらいの速度で生産性が向上する(交易条件はそれほど変化しない)」
ようです。

そうすると、中国の生産性が向上しても、日本の生活には影響が
ない(ただし、中国の生活水準は生産性向上に比例して豊かになる)
ということになります。Bでみて同じくらいの生産性になるころ
には、日本と中国の賃金格差もなくなっています。

180 名前: 名無しさん [2007/09/08(土) 04:57:18] ID:5b [TB]

(続き)

上で述べたとおり、日本と中国の貿易はGDPの2%とかですから、
交易条件がたとえば10%悪化したとしても、日本人の生活水準が
0.2%ほど落ちるだけです。

また、「交易条件が悪化する」というのは、日本が中国から輸入
している財の生産性が(他の財と比べて)相対的に悪化したとき
に起こることです。 中国から輸入している財の生産性向上は
逆に、日本人を豊かにする、よいことなわけです。

ここまでは、「普通に貿易している限りは、中国の生産性向上は
心配する必要がない」(交易条件があんまり変わらないとすると、
日本人の生活には何の影響もない)という話でした。

じゃあ、>>175で書かれたように「日本と中国が経済的な意味で
ひとつの国になったような状況」、すなわち両国の間で労働
移動が自由になった状況を考えたとして、さらに、
もし両国の労働者の質に差がなく、生産に必要なものが
労働力だけだとするならばどうなるかというと、両国の賃金が
同じになるでしょう。起きるのは失業ではなく、賃金の均等化です。

しかし、実際には(貿易できる財やサービスの範囲が広がっている
とはいえ)中国との貿易はごくわずかな規模であり、両国の賃金
の均等化には程遠いレベルにしかすぎません。

インターネットを通じて中国の床屋で髪を切ったり、中国の電車に
のって秋葉原に行き、中国のメイド喫茶でサービスを受けられるような
技術革新が起きれば別ですが...

ところで「すべての日本人が職を失う」というのは、どういう状況
でしょう? 日本からなにも輸出しなくても、中国から(タダで)
どんどん輸入できるという状況でしょうか??

そんなことが起きれば素晴らしいことのような気がするのですが...

181 名前: Economania [2007/09/09(日) 02:02:33] ID:S [TB]

>>178
ありがとうございます。
今までにない「理解できそうな」手ごたえを感じています!

説明の中に3財出てくることがこれまでにない手ごたえの要因に
なってくれているみたいです!!

さらに上記の想定では、A,B,C財についてすべて日本のほうが生産性が高く、
かつ賃金もそれに応じて高くなっていますが、これこそが、
山形=池田論争(平均生産性が賃金を決める)と深い関係のある内容なのですね。
ようやくいろいろなものが飲み込めそうです!

>たとえば、日本の労働者が1日働いて、中国の労働者より
>5倍多くBを生産できるなら、賃金は5倍になります。

ようやく、ふっと理解できた気になったのですが、
もし、B財の生産について日本の労働者が中国の労働者の
5倍の生産性があるのに5倍の賃金をもらえなかったとすると、
この労働者は中国に渡って、5倍生産しそれに応じた5倍の賃金を
もらおうとするから、結局、生産性=賃金になる、という理解で
正しいでしょうか?

どうやら、一国全体での貿易の利益と、外国のある産業の生産性が上昇することで、
自国のその産業の労働者が失業するというミクロレベルでの損失(?)
とか僕の頭の中で混同しているみたいです。

>>178−180に書き込んでいただいた内容が空気のように自然なものとして
アタマの中で受容されるまで、がんばって咀嚼してみようと思います!

182 名前: 名無しさん [2007/09/09(日) 22:47:23] ID:5b [TB]

>もし、B財の生産について日本の労働者が中国の労働者の
>5倍の生産性があるのに5倍の賃金をもらえなかったとすると、
>この労働者は中国に渡って、5倍生産しそれに応じた5倍の賃金を
>もらおうとするから、結局、生産性=賃金になる、という理解で
>正しいでしょうか?

えーと、今のモデルでは「生産に必要な要素は労働だけ」「市場は完全」と仮定しているので、生産性と賃金はきっちり対応します。「5倍の賃金をもらえない場合」というような市場の不完全性や景気循環なんかは捨象しています。

183 名前: 名無しさん [2007/09/09(日) 22:51:41] ID:5b [TB]

あと、財A,B,Cのモデルでは、国境をまたぐ労働者の移動もないものと考えています。

184 名前: 名無しさん [2007/09/12(水) 04:20:10] ID:36 [TB]

すりらんか氏、どらえもん氏も出てきておくれ。

185 名前: Economania [2007/09/12(水) 14:54:24] ID:S [TB]

>>182
すみません、ネットにつなげない環境におりましたので
レスが遅れました。

学部時代に国際貿易論や国際金融の講義を履修しなかったツケが
まわってきてます…
それ以前の問題であることも承知ですが…(汗)

>>183
労働者の移動もないのに、賃金のレベルが生産性のレベルに
よって決まるというのはすごいですね。

>>184 ご負担をお掛けしてしまい、申し訳ないです。。

186 名前: Economania [2007/09/12(水) 14:55:17] ID:S [TB]

↑編集途中で誤って投稿してしまいましたm(_ _)m
まずはクルーグマンを読んでみたいと思います。

187 名前: 名無しさん [2008/01/06(日) 12:09:18] ID:5q [TB]

奥野・鈴村「ミクロ経済学(1・2)」
を勉強するスレ立てたいのですが、指導していただける先生いらっしゃいますか?
それともいちごで立てたほうがいいですか?

188 名前: すりらんか [2008/01/07(月) 01:24:44] ID:7 [TB]

なぜに奥野・鈴村!?
初めての中級テキストならMWGとはいわないがバリ案の方がいくないかい?

189 名前: 名無しさん [2008/01/07(月) 20:18:59] ID:5q [TB]

バリ案はミクロ経済分析の方ですか?
入門ミクロ経済学5版は一応読むことは出来たのですが?

190 名前: すりらんか [2008/01/08(火) 10:58:05] ID:7 [TB]

そうそう「分析」の方です.

奥野鈴村は20年前の本ですからちょっと時代遅れ感が強いです.ミクロ公共経済をちょっと古典的な話も含めてしっかりやりたいという目的を持っている人以外にはお勧めではないです.

191 名前: 名無しさん [2008/01/10(木) 18:25:02] ID:5q [TB]

分析の方は1986年に2版の邦訳が出てるんですが、時代的には同じぐらいかと。それに奥野・鈴村「ミクロ経済学(1・2)」
の教科書代がサンクコストになってしまいます。

192 名前: すりらんか [2008/01/11(金) 00:00:37] ID:7 [TB]

う〜邦訳は2版なんですかorz
191さんの目的によりますが,英語が苦じゃないor院に行くと考えているなら英語で3版を読みましょう.

と書いてて思ったんですが,なんで191さんは中級ミクロを読もうと考えたんですか?

193 名前: 名無しさん [2008/01/11(金) 22:30:33] ID:5q [TB]

一言でいうと趣味なんですが、そういってしまうと味も蓋もないので、
一日本人として自分達の経済がどうなっているのか?一抹の不安があるわけでして、マクロを中心に今まで本・教科書を斜め読み!してきたのですが、
一番肝心なレベルの内容が書いてあるマクロや公共経済では中級レベルのミクロが要るらしくそこのところで詰まってしまった感があったためです。

194 名前: すりらんか [2008/01/19(土) 16:50:46] ID:7 [TB]

ネット環境をしばしはずれていたので返事が遅くなりました.
知的好奇心でというならばやや古くてもVarianが良いと思い
ます内容が網羅的なので(奥野鈴村はよくいうと専門家の卵
向け,悪く言うと筆者の趣味というかんじです).数学的な
準備が少なくても読めるのも魅力でしょう.

Varianを読んでから加藤涼氏のマクロの本当たりを読むと現
代マクロのアウトラインがかなりわかるんじゃないかと.

195 名前: 名無しさん [2008/01/26(土) 08:54:23] ID:8k [TB]

↓の問題分かる方いませんか?

アメリカの公的年金制度は、65歳以上の人々に年金を給付している。
公的年金受給者が働いて所得を得ると、たいていの場合、公的年金の受給額は減額される。

a.公的年金制度の存在は、人々の現役時における貯蓄インセンティブにどのような影響を与えるだろうか。

b.公的年金制度が受給者の所得に応じて減額される制度であることは、65歳を過ぎても働き続けることへのインセンティブにどう影響しているだろうか。

196 名前: 名無しさん [2008/03/01(土) 01:51:08] ID:8o [TB]

レオンチェフが「需要曲線も供給曲線も観測することはできない。
だから私は一般均衡分析を選んだのだ」
というような内容のことを言っていたのですが、
これはどういう意味なのですか?

一般均衡は、需要供給曲線の交点で決まるわけではなく、
需要供給曲線を仮定せずに考えられる、ということなのですか?

教科書的にはすべての市場で需給が一致すること=一般均衡
だと思い込んでいたのですが…この理解は間違っているのですか?
レオンチェフのせいで頭が大混乱しています(汗)

197 名前: 名無しさん [2008/03/01(土) 04:17:30] ID:8o [TB]

続けての質問すみません。

http://www.ichigobbs.net/cgi/15bbs/economy/0290/834
において、「ザモデル」氏が

「内生変数同士の相関には、殆ど意味がない」
「最悪のパッチワークは、過去の内生変数同士の関係をexploitしようとするような類のものだ」
と発言していますが、具体的にはどういうことなのですか?

例えば、マクロ経済モデルにおいて「所得」と「消費」は「内生変数」
ですが、この間の回帰式を推定しても意味がない!ということですか?

(1)なぜ、内生変数間の相関には「意味がない」のですか?

(2)では、代わりに何をすればいいのですか?

漠然とした質問ですみません。
(いちごが盛り上がっているので、静かなところに書き込んでみました)

198 名前: すりらんか [2008/03/01(土) 11:41:52] ID:7 [TB]

ごめん195はわかりません(学説史に関する知識が皆無なので)

「内生変数同士の相関には、殆ど意味がない」
「最悪のパッチワークは、過去の内生変数同士の関係をexploitしようとするような類のものだ」
については,

>マクロ経済モデルにおいて「所得」と「消費」は「内生変数」
>ですが、この間の回帰式を推定しても意味がない!

その通りです.ほとんど意味がありません.

(1)内生変数は別の式から決定されているものです.
例えば,X,Yが内生変数.a〜cが外生変数としましょう.

Y=2X+a+b
X=Y+c

というとき,XとYは当然相関していますがそれを知ったとこ
ろで「XをあげればYもあがる」といってみてもせんないこと
です.だって内生変数のみに注目すれば「YをあげなきゃXは
あがらない」んですから.

(2)変わりにやるべきことは,外生変数の内生変数への影
響をみつけることです.得に政策的に変更できる変数(操作
変数)から内生変数への影響をみればよいでしょう.

199 名前: 名無しさん [2008/03/02(日) 01:38:58] ID:8o [TB]

>>198
よくわかりました!ありがとうございます。

少し考えてみたのですが、
需要曲線と供給曲線を新たな例に>>197の話を考えると、
数量Qと価格Pが内生変数で、

需要曲線では、数量Qと価格Pが負の相関になりますし、
供給曲線では、数量Qと価格Pが正の相関になります。

すると同じ変数QとPについて別の相関が見られますから
相関を見ることで需要曲線や供給曲線を「発見」することが
できるようにも思えるのですが…

200 名前: 名無しさん [2008/03/02(日) 01:42:24] ID:8o [TB]

再び書き込んだ直後にすみません。
そもそも、QとPは需要曲線と供給曲線の交点として
求まるのだから、この場合は右下がりの点の系列と
右上がりの点の系列とがごちゃーっと出てきて、
相関とっても何も見えないということになりそうですね…

201 名前: すりらんか [2008/03/02(日) 10:32:54] ID:7 [TB]

ナイスセン♪
それが計量経済学の識別問題です.

需要曲線を発見するためには
需要曲線には影響するけど供給曲線には影響しないような変数
が必要になるわけです(逆は逆).

202 名前: すりらんか [2008/03/02(日) 21:38:46] ID:7 [TB]

あ.みすった.

供給曲線の発見には「需要曲線には影響するけど供給曲線には影響しないような変数」
需要曲線の発見には「供給曲線には影響するけど供給曲線には影響しないような変数」
でつ.

203 名前: 名無しさん [2008/03/02(日) 23:45:25] ID:8o [TB]

>>201>>202
あー、そういうことだったんですね。
つまり、数量Qと価格Pの散布図を見ても何も(?)わからず、

「政策的に変更できる変数(操作変数)」がデータの裏側に
あることを想定しながらデータを見ると、モデルの構造が
見えてくるというわけなのですね。

204 名前: すりらんか [2008/03/03(月) 19:41:39] ID:7 [TB]

ですね.
その意味では不連続的な物品税の変化なんかは適任.
政策変数以外に外需なんてのもよいかもしれない.

205 名前: 名無しさん [2008/03/20(木) 03:23:58] ID:8o [TB]

(竹森先生の本をつまみ食いしております。)
金利平価の話を読んでいたら、金利が高い国の通貨は減価する、
あるいは減価すると予想されている、とのことでした。

これをそのまま(無批判に)受け入れると、
日本で金利を上げると円が減価して、さらには円安→インフレ圧力
の流れでデフレ脱却できるのではないだろうか、みたいな妄想に
かられてしまう(笑)のですが、どう考えればよいのでしょうか?

利上げ→投資減少のもたらすデフレ効果の方が大きいと
考えるべきでしょうか?
(そもそもこのような経済効果というのは予測というか実証できる
ものなのですか?)

ちなみに竹森先生の本には金利平価説にしたがえば
金利高の国は減価するはずだが、実証研究ではむしろ増価する
みたいなことが書いてありましたし、
吉本佳生先生の本にも80年代に30%の円高が起きたとき、
デフレにはならずむしろ1%のインフレだったみたいなことが
書いてあり、なんだか頭がこんがらがってしまいます(汗)

206 名前: すりらんか [2008/03/21(金) 11:01:28] ID:7 [TB]

>金利が高い国の通貨は減価する、
ってよりは金利が高い国の通貨は「現在の水準に比べて将来
増価する」と「予想されている」って話です.水準ではなく
変化の話.

(単なる数値例だから正確じゃないけど)

仮に1年後$1=\100で動かないとしよう
今は金利が低いから$1=\110円で
今後1年で110円ほど円高になるかんじ.

ここで今金利を上げると
現時点で$1=\80円になるから

今後一年で20円円安になる

というお話しなんです.

207 名前: すりらんか [2008/03/21(金) 11:02:05] ID:7 [TB]

×今後1年で110円ほど
○今後1年で10円ほど

208 名前: 名無しさん [2008/03/21(金) 15:43:26] ID:8o [TB]

>>206
いつもありがとうございます。

>水準ではなく変化の話
心に留めておきたいと思います。

為替レートの長期的な均衡水準があって、
(現在の金利は為替レートに対する攪乱を与える役目を果たすが)
結局は均衡為替レート水準に落ち着くように
為替レートが「変化」(=その方向に動く)する。
という議論の流れなのでしょうか?

209 名前: すりらんか [2008/03/21(金) 21:22:14] ID:7 [TB]

>為替レートの長期的な均衡水準があって、
というよりは,
「為替レートの長期的な目標水準があるとしたならば……」
という話でしょう.で,実証パフォーマンスがわるいのは
そんのものはないからだという話かと.

もともと名目の話ですから長期的な均衡水準は不決定です.
あるとしたら両国が合意する長期的な目標水準ですが……
これもそんなに当てはまるケースはないでしょう.

210 名前: ドラエモン [2008/04/05(土) 01:07:34] ID:O [TB]

はにゃ、こんなところにいたのかえ?

>名目の話ですから長期的な均衡水準は不決定

つうか、貨幣量で決まるんでは?

しかし、苺はもう駄目かもわからんねOTZ

211 名前: すりらんか [2008/04/05(土) 21:32:00] ID:7 [TB]

うんにゃ.
たまに覗いて遊んでる感じ.
こっちはIDあるから適度の煽り(?)が無いのが痛いのかも.
それにしても苺酷いですね.
田中さんとか安田とか心底どおでもええ.
白川総裁で決まりそうで,副総裁まで日銀派じゃないと許さ
ないというすごい局面でメインの話題があれとは……もう経
済学板じゃなくて国内経済学者噂話板だな.

>つうか、貨幣量で決まるんでは?
うん.だから貨幣量次第で何でもありということ.

212 名前: ドラエモン [2008/04/06(日) 02:08:38] ID:O [TB]

>経済学板じゃなくて国内経済学者噂話板

御意。そのうち、どこのゼミのお嬢が可愛いかとかで論争になりかね
ないorz

>貨幣量次第で何でもあり

うーん。実物変数(相対価格)だって、資本量や労働量次第で
なんでもありということになるけど。それを「不決定」とは言わな
いでしょう。

213 名前: 名無しさん [2008/04/08(火) 08:25:20] ID:5q [TB]

「現代の金融政策―理論と実際」 白川 方明
http://www.amazon.co.jp/dp/4532133440/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1207610351&sr=1-1
注目の人のこの本読みましたか?

214 名前: すりらんか [2008/04/08(火) 15:13:06] ID:7 [TB]

>>213
残念ながら忙しくて呼んでないです.
日銀理論の定義を明確にするためにもちょっと目を通さないとなぁ.

215 名前: 名無しさん [2008/04/29(火) 01:51:21] ID:a [TB]

D.kogai氏が、GDPが10年間で3割しか増えていないのに、
金融資産はその間2倍になった。これは金融経済が「虚」なもの
だからだ、と自身のブログに書いた、という話が話題になりました。

それを読んでの僕の感想は
「なんてアホなことを書くのだろう。
10年間給料が変わらなくても資産(たとえば銀行預金)を
2倍にすることはできるじゃないか。」
というものだったのですが、kogai氏のブログに貼ってある
リンク先の文章を読んでいて、分からない点が出てきました。

216 名前: 名無しさん [2008/04/29(火) 01:54:34] ID:a [TB]

リンク先のURLは以下の通りなのですが
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/contribute/g/02/index4.html

そこには、
「金融資産の裏側には金融負債があのだから、
世界中で1京3800億円の金融資産があるということは、
裏側でそれと同額の負債を抱えている人たちがいるということだ」
だから負債リスクによって世界経済は危機にさらされている、
というような主旨の内容が述べられていました。

217 名前: 名無しさん [2008/04/29(火) 02:02:30] ID:a [TB]

ここで、はたと自分のおつむに自信がもてなくなったのです。

>>215に書いたことはまさにその通りで、
kogai氏の書いていることは算数のレベルで論駁できるわけですが

>>216で見たように、「その裏側にはそれだけの負債があるのだ」
と言われてしまうと、うっ、と詰まってしまったわけです。

しかし、リンク先の内容にどこかおかしな点があるように
僕には思えて仕方ないのです。

218 名前: 名無しさん [2008/04/29(火) 02:09:10] ID:a [TB]

そこで議論を単純にするために、世の中の資産として、
土地や有価証券の類を捨象して、銀行預金だけを考えた世界を
考えさせてください。

現在、ある家計Aは2000万円の金融資産=銀行預金を持っています。
銀行Bは家計から預かったお金を貸し出しに回します。
自己資本比率が10%とすると、銀行は最終的にその10倍の
2億円を貸し出したことになります。

すると、この両者だけで資産は家計Aの銀行預金2000万円と

219 名前: 名無しさん [2008/04/29(火) 02:19:50] ID:a [TB]

銀行Bの企業への貸出2億円の合計2億2000万円になり、

一方、負債は銀行Bの家計Aに対する2000万円と、
企業の銀行Bに対する借入2億円の合計2億2000万円となります。

(ここまでの議論で、
(1)もともとストックだった家計Aの資産に
信用乗数の議論を適用していいのだろうか?

(2)リンク先の文章に限らず、一般的に金融資産が増えた
というときに、そもそも、銀行部門の資産はどういう扱いを
受けているのだろう?
銀行の貸出は、いわゆる金融資産に含まれるのだろうか?

という疑問が湧きましたが、話を続けますm(_ _)m)

このとき、貸出先の企業が業績悪化により、借金を返済できなく
なったとします。
すると膨大に膨れ上がった負債がすべて返済不能になり、
銀行Bは倒産→家計Aも銀行預金を回収できなくなる、という
事態が生じます。

そもそも、家計の金融資産は2000万円しかなかったはずなのに、
(今回の質問の想定では)2億2000万円もの負債が生じ、しかも
これが返済できないという状況が生じてしまいました。

この想定は、リンク先の内容(現在の経済世界は大きな負債リスク
を抱えているのだ!)を肯定するものなのでしょうか?

それとも、僕の議論の途中に間違いが(複数!)あって、
荒唐無稽な結論に至ってしまったのでしょうか?

非常に長々しく書いてしまいましたが、ご教授いただけると
幸いです。よろしくお願いいたします。

220 名前: すりらんか [2008/04/29(火) 12:06:22] ID:7 [TB]

小飼さんの話は僕も読みました.

>10年間給料が変わらなくても資産(たとえば
>銀行預金)を2倍にすることはできるじゃないか

これは僕が見た中でもっともシャープな反論ですね!イイ!

で,本題ですが

仮に銀行Bの預金者がAさんだけだとBは企業に2億円も貸し出せません.
準備率10%なら実行できる貸出は1800万です.Aさん以外にも多数の預金者
がいることを忘れないようにしましょう.

なお,銀行貸し出しはもちろん金融資産です.

リンク先ですが,金利が変わって資産価格が変わることはバブルとは呼びません.
典型的なファンダメンタルの変化ですから……

221 名前: 名無しさん [2008/05/01(木) 12:41:39] ID:a [TB]

>>220
貸出の件はうかつでした(汗)

>なお,銀行貸し出しはもちろん金融資産です.
ありがとうございます。
(非金融部門がどうのこうの…というのはマネーサプライの
話ですね。。)

ということは、
個人Aさんの預金2000万+銀行Bの貸出1800万円が
この経済における(局所的な)資産で、

その裏側にある負債が、
銀行Bの個人Aに対する負債2000万+企業の借入1800万円
ということですね。

リンク先が問題にしているのは、
資産が増えるとその裏側で負債が増えることになり、

資産の大きさ=負債が抱えるリスクの大きさ

ということらしいのですが、これは一般的に言える
ことなのでしょうか?
たしかに、資金を借り入れた企業の計画がずさんだったり
銀行の審査がずさんだったりすると(貸出の部分に関しては)
問題があるような気もするのですが…

(さらに言えば、そのようなずさんな貸出を行っている銀行に
お金を預けることも、ずさんな貸付行為ということになるのかも
しれませんが…(汗))

222 名前: 名無しさん [2008/05/03(土) 12:57:06] ID:AX [TB]

確かに金融資産は裏側に負債を伴います.
だから一般的に言える.
ただ,ちょっと物は言い様かなぁと.

実物資産も価値低下(あと盗難や破損)といったリスクが
あります.したがって資産が増えればいつでもリスク総量
が増えるということになるけど……それって「だから何?」
ではないでしょうか.

223 名前: すりらんか [2008/05/03(土) 12:57:37] ID:AX [TB]

あれ.ハンドルが入らなかった…

224 名前: luke [2008/05/04(日) 13:07:49] ID:F [TB]

「借金して買った資産を担保にまた借金して…」のようなレバレッジをかけた投資をイメージすると、破綻のリスクが高まるように感じるんじゃないでしょうか。

レバレッジをかけた投資だと、
・資産とともに借金も増える(自己資本の何十倍にもなる)
・資産の価格変動が何十倍にも増幅される(資産の数%の価格低下で、自己資本を超える損害を被る)
・したがって、破綻のリスクが高くなる
つまり、「借金が一定で、資産価格が下がる」と破たんすることになります。

紹介されたウェブページの話の構成は、
1.世界中の金融資産が増えている
2.金融資産が増えているということは、負債も増えているということである
3.負債が増えると、金利が上がった時に金利を払えなくなるリスクが高まる
4.金利が払えない人が増えると、銀行が破たんするリスクが高まる
となっていますが、3.の部分に飛躍があると思います。

負債が増えた人は(債務超過の人でない限り)、反対側の資産なり、所得なりも増えているはずです。名目金利が上がったということは、それだけ資金の需要があるような景気だということで、投資の収益も名目で増えているはずで、ただちに苦しくなるということはないはずです。

また、銀行の場合、自己資本の何十倍にも貸し出すわけですが、資産価格が下がってしまうような場合は(ALMでヘマをしない限り)負債の時価も下がるはずで、そこがヘッジファンドのようなレバレッジをかけた投資とは違うのではないでしょうか。

225 名前: 名無しさん [2008/05/05(月) 14:17:25] ID:a [TB]

>>222>>224
すりらんかさん、lukeさん、
解説ありがとうございます!!

物は言い様、はよく心得ておくことにしますw

>負債が増えた人は(債務超過の人でない限り)、反対側の資産なり、所得なりも増えているはずです。
>名目金利が上がったということは、それだけ資金の需要があるような景気だということで、
>投資の収益も名目で増えているはずで、ただちに苦しくなるということはないはずです。

ということは、現在のような景気が弱含みの状態で利上げなど
して(名目金利だけ上がって)しまうと、望ましくない状態を
引き起こしてしまいかねない、という理解で正しいでしょうか。

議論のどこに飛躍があるかを見つけるのはなかなか難しいですね。

226 名前: 名無しさん [2008/06/10(火) 17:01:26] ID:B3 [TB]

http://www33.ocn.ne.jp/~keida/pdf/midterm01.pdf

このpdfファイルの問題に非常に悩まされます。。。
問題数が多いのですが応えていただけたら幸いです。

227 名前: 名無しさん [2008/10/27(月) 00:42:44] ID:a [TB]

おひさしぶりです。質問があります。

最近のサブプライム問題で、政府が資本注入をするということになり、
それに反対する人々の映像がニュースで流れました。

彼らは何故、政府による銀行の救済に反対なのでしょうか?
資本注入が税金によってまかなわれる=自分たちの金で、
金持ち企業を延命させている、ケシカラン!という論理なのでしょうか??

僕の理解では、資本注入した後、その企業が見事に立ち直れば
値上がりした株式を売却することで、むしろ政府は儲かるし
(預金者の預金も守られるし、)特に問題はないように
思われるのですが…

僕の理解が間違っているのでしょうか?

228 名前: 名無しさん [2008/10/28(火) 23:59:30] ID:Bl [TB]

ムツカシイですね。

現状の危機からの脱出に、なんらかの政府の関与が必要である事は間違いないと思うのですが、クルーグマンらが資本注入を支持しているのに対し、マンキューはこれに反対のようです。

himaginaryさんがまとめられています:
http://d.hatena.ne.jp/himaginary/20081012/mankiw_on_crisis

1. どの企業を助ければ良いか政府は分からない。
2. 適正価格が分からない。
3. ウォール街が社会主義ちっくになるのは嫌だ。

1と2はもっともだと思います。

229 名前: 名無しさん [2008/10/31(金) 02:19:55] ID:a [TB]

>>228
ありがとうございます!
経済学者の中でもいろいろな立場があるのですね。

銀行など、特別な企業に対しては、資本注入することで
パニック防止(?)というのは一般的な方法なのだと思っていました。

230 名前: 名無しさん [2009/06/30(火) 18:45:46] ID:Hl [TB]

動画★動画★動画

「今後の世界・日本経済の見通し」
http://www.youtube.com/watch?v=gHZPh6VvJuI&feature=channel

「当面の日経平均の動き」
http://www.youtube.com/watch?v=3WUh5lI_9Ok&feature=channel

231 名前: 名無しさん [2009/07/23(木) 23:45:22] ID:I9 [TB]

P=58-Q
のとき、この市場を独占する企業が二部料金制を取り、利潤を最大化
させるとすると固定価格と一単位あたりの線形価格はどのようになるか。

がわかりません。教えてください

232 名前: ばばん [2010/01/20(水) 19:29:09] ID:LE [TB]

わかる方教えてください!!
ケインズの述べる「流動性選好」とは何か?これがどのような意味で「セー法則」批判と関わるのか。

今過去問解いているのですが・・・まったくわかりません。
どなたかお願いいたします!

130 名前: Economania [2007/02/22(木) 00:30:33] ID:S

山形vs池田「賃金の決定」騒動に乗って、勉強をしております。

池田さんの「賃金格差の拡大が必要だ」(2007年2月15日)に対する、
「ある経済学者」さんのコメントに疑問があります。

>>131にその抜粋を引用させていただきます。
134 名前: Economania [2007/02/22(木) 00:59:25] ID:S

均衡ではすべての産業の限界生産性は一致する(図解)
132 名前: Economania [2007/02/22(木) 00:42:32] ID:S

最後の「で、平均生産性は全く無関係」は
賃金の決定メカニズムとして「平均生産性は全く無関係」という意味です。

ある経済学者さんは、上記の企業の利潤最大化行動のお話を、
「賃金が限界生産性から決定されるメカニズム」
として紹介されているようです。

僕の疑問は、「これは賃金の決定理論なのか?」というものです。

(僕の経済学理解が浅いので、間違えているかもしれませんが、)

>>131のモデルは、

賃金wは“与件”として、“最適な労働投入量”の決定条件を導くためのものであり、
賃金の決定条件ではない、のではないか?というものです。

それとも、いま着目している当該の産業の賃金の決定メカニズムを
表していると解釈できるのでしょうか?
135 名前: Economania [2007/02/22(木) 01:04:17] ID:S

あ、上記の曲線は、各産業の限界生産性曲線です。

元数学者のMBAさんは、
「生産量の最大化という形式に対し非難されていますが、べつに「利潤の最大化」と問題を定式化しても、「労働量の総和は一定」という条件があれば、均衡点では限界労働生産性はどの産業も同じになります。このことをから、他の産業の限界労働生産性を「シャドウコスト」と言ったりしますよね。」

と書き込んでいらっしゃいますが、これに対し池田さんは、

「だから、だれが「生産量を最大化」するんですか?中央計画当局ですか?」

「各部門の最終財の相対価格と限界生産性が等しいところが均衡です。この話は、価格がないからナンセンスな結果が出るのです。すべての企業にこのモデルがあてはまるなら、喫茶店から投資銀行まで、すべて同じ賃金になるのが「均衡」ということになる。」

と批判的なコメントをしていらっしゃいます。
137 名前: すりらんか [2007/02/22(木) 01:43:29] ID:7

>イライラするなぁ(ある経済学者)氏
の話は,企業の利潤最大化条件(主体的均衡)の話で今回の池田−山形の論争の点からは完全にピント外れです.>>132のあなたの理解が正しい.たぶんよく読まないで条件反射で書いちゃったんじゃないかなぁ(というか池田氏の反応も誤解を条件反射で書いちゃったんじゃないかと思う).

池田氏たちの話は部分均衡 or 主体均衡です.
マクロの話は一般均衡でしなければいけません.

>>135で引用された池田さんの発言もダメです.競争条件が整っていれば集権でも分権でも同じことですから.労働者が均質的で,技術の違いが産業毎の生産関数に由来するならば
>喫茶店から投資銀行まで、すべて同じ賃金になるのが「均衡」
が全く正しいのです.
141 名前: すりらんか [2007/02/24(土) 12:09:29] ID:7

マネーや為替という制度上政府がコントロールできるモノを
コントロールするのはダメで,個別企業・産業に直接介入す
る出来るかどうかもわからない産業政策は好きというメンタ
リティは理解できない(インセンティブはものすごく良く理
解できる^^)

悠紀夫たんはある意味一貫していのでメンタリティは理解で
きる(論理は理解できない^^)
149 名前: Economania [2007/03/22(木) 02:27:36] ID:S

質問がいくつかあります。ご教授よろしくお願いいたしますm(_ _)m

1)キャピタルフライト=資本収支赤字 とのことですが、

単に日本人が資産を外貨建てで持つのは、
資産内容が変わるだけだから、キャピタルフライトではないのですか?

だとすると、キャピタルフライトというのは具体的にはどのような状況なのですか?
150 名前: Economania [2007/03/22(木) 02:30:51] ID:S

2)90年代の半ばにひどい円高(70円台突入)がありました。
その後はデフレ下での円安が続きました。

これは購買力平価説に反した現象と考えるべきなのでしょうか?
151 名前: Economania [2007/03/22(木) 02:32:55] ID:S

3)上限金利で消費者金融の貸し渋りはじまったというニュースを
数週間前にテレビで見かけました。

ところで、消費者金融は「信用創造できない」と思うのですが、
これは、上限規制はマネーサプライには影響を与えない、
つまり、上限規制にはデフレ効果はない、と考えてよいのでしょうか?
152 名前: Economania [2007/03/22(木) 02:50:10] ID:S

4)「何故、株価は変動するのか?株価の変動は社会不安を
もたらすことがある。株価は変動しない方がいいのではないか?」
と以前、知人から聞かれ返答に窮したことがあります。

4−1)まず、株価は何故変動するのか、について。

株価は、企業価値(あるいは企業の将来価値の予想)を反映したものだから、
企業の業績などによって変動する、

しかも、株主は企業の財産を処分する権利を有するから、
価値の高い企業の株価は高くなる、

という答えで正しいでしょうか?
もしこれが正しければ、
4−2)株価は変動しない方がいいのか?
という質問には答える必要はまったくないと思うのですが…
153 名前: すりらんか [2007/03/22(木) 08:35:04] ID:7

>>149
キャピタルフライトって何のことなのか僕もわかんないんです.
各人が勝手に想像する「危機的状況」を各人が勝手にそう呼ん
でいるような気がするんだけど……

本家キャピタルフライトは,対外純債務国が対外借り入れ不能
になるとの予想で起きる現象でしょう.
154 名前: すりらんか [2007/03/22(木) 08:41:27] ID:7

>>150
購買力平価レートと市場レートの関係は
後者が前者にすり寄るだけではありません.
日本の場合,市場レートにむかって購買力平価レートが
寄る(要するに国内物価が下がって対応)

>>151
マネーには影響しないですから.ただし,実需がおちこめば
景気経由で影響はあるかも知れない.そこらは僕は調べてな
いからちょっとわかんないです.
155 名前: すりらんか [2007/03/22(木) 08:43:44] ID:7

>>152
その通りでしょう.情報があるたびに今の値段が「安い」と思
う人が買い,「高い」と思う人が売る.それを人為的に固定す
ると言うことは,企業の資本調達をリスク無視でやれと言うこ
とになる.
164 名前: 名無しさん [2007/06/08(金) 09:55:31] ID:42

インフレ連動債とか物価スライド制の年金とか、あるいは民間の
契約でも物価スライド制のもの(学費とか)がありますよね。

賃金とか税とかにも物価スライド制を導入するという提案もある
そうですが、そのようにインデックス化によって将来の物価上昇
の変動を打ち消そうとすると、かえってインフレが不安定になる
というおそれはないんでしょうか?

たとえば、好景気のときに春闘で高い賃金上昇を物価スライド制
(実質の伸び率)で決めてしまったとき、次の賃金改定までに
インフレ率が高まると、自動的に名目賃金も早く上昇してしまい
インフレを加速したりはしないでしょうか?
175 名前: Economania [2007/09/06(木) 13:31:50] ID:S

おひさしぶりです。
こちらの掲示板はまだみなさん閲覧されていますでしょうか?

先日某国営放送で、中国の安い労働力が(コールセンターなどを利用して)
サービス業にまで進出してきた、という番組が放送されていました。

安い人件費と高い日本語コミュニケーション能力が武器だそうです。

そこで質問なのですが、もし、中国人がサービス業などの、
国境の壁に守られてきたような産業にも参入できるとなった場合、
これは国際貿易的な状況というよりも、日本と中国が経済的な意味で
ひとつの国になったような状況であり、そのような国において
生産性が同じ(あるいは劣る)なのに賃金は高い「日本人」は失業せざるを
得ないように思えて仕方ありません。

(もちろん、比較優位の議論を用いれば、比較優位のある財の生産に
特化すればよい、という結論になると思うのですが、中国のように
無尽蔵(?)の労働力を有する国が相手で、かつ生産性が格段に上がって
いくと日本人が「生産」に携わる余地がなくなってしまう…
ように思えてしまうのです。。)

もちろん、近い将来にすべての日本人が職を失うような状況は
考えにくい(=(老人介護やタクシー運転手などの)ある種のそして
大多数のサービス業は国境を「越えて」やってきて働かざるを得ない。
それは厳しい条件である)とは思うのですが、少なくとも、
日本国内において貧富の差が拡大せざるを得ないのではないか
と思うのですが、

・労働力が(実質上)無尽蔵で、人件費が安く、生産性が高い国が
存在したとすると、日本のような国では国民全員が職を失ってしまう

という結論はどこがおかしいのか教えていただけるとうれしいです。
176 名前: 名無しさん [2007/09/07(金) 16:16:34] ID:42

>>175
一部のサービス業(これまで貿易不可能だったもの)が貿易財になった
ということですよね。これだけでは全く今までと変わりません。

たとえ全ての分野の生産性で劣っていたとしても、
貿易財に関して比較優位産業は必ず存在しますから、相変わらず
貿易を続けて生活していくことになります。生活水準はその国の
生産性で決まります。

じゃあ、極端な話、すべての財やサービスが中国と貿易可能に
なったらどうなるかというと、中国と日本の生活水準はほぼ同じ
になるでしょう。

>・労働力が(実質上)無尽蔵で、人件費が安く、生産性が高い国が
存在したとすると、日本のような国では国民全員が職を失ってしまう

(「日本より」という意味だと思いますが)「人件費が安く、生産性が高い」
というのは矛盾してるというか、新たな産業が成長を始めたような時
にはありえても長続きしません。

長期的には、生産性が高ければ所得も賃金もそれに応じて上がり
ます。中国の貿易可能な産業全体の生産性が日本と同等以上に
なれば、中国の平均所得も日本以上になります。

そのとき日本が「中国と同じになっちゃった」としても、決して
悲しむべきことではないでしょう。

「国民全員が職を失ってしまう」というのは、よくわかりませんが
中国と同じ賃金では働きたくないということでしょうか?
178 名前: 名無しさん [2007/09/08(土) 04:18:08] ID:5b

詳しくはクルーグマン「良い経済学悪い経済学」
第1部「ゼロ・サム社会の幻想」
第4章「第三世界の成長は第一世界の繁栄を脅かすか」
あたりを見てもらえるとよいのですが...
以下はそこから抜き出した例を簡略化したものです。

簡単のため、日本と中国の2国だけを考えます。
両方で生産している貿易可能財B(たとえば、今だと電子部品とか)が
あるとします。作るのに必要なのは労働力だけだとします。輸送
コストも品質の差も無視します。

この財Bの価格は、どちらで生産したものも同じはずです。
そうすると、Bの生産に携わっている労働者の賃金は、
両国の生産性に応じて決まるはずです。

たとえば、日本の労働者が1日働いて、中国の労働者より
5倍多くBを生産できるなら、賃金は5倍になります。

この他、世の中には財AとCがあり、日本と中国の生産性の差は
Aでは10倍、Cでは2倍だとします。これらも労働力だけで
作れ、また労働者はA,B,Cどれを作ることもできるとします。

具体的には、中国の労働者が1日働くとA,B,Cをそれぞれ1単位
生産できるのに対し、日本の労働者はAを10単位、Bを5単位、
Cを2単位生産できるとします。

そうすると、まず国内では労働移動が自由なので、
・それぞれの国で、A,B,Cどの産業で働いている労働者も、賃金は同じ
になります。また、

・財Bで測った価格でみると、Aについては、日本の方が安く作れる
 ので、中国では生産されず、日本から輸出される
・Cについては中国の方が安く作れるので、日本では生産されず
 中国から輸入される

ことになります。 たとえばCについては、生産性の差が2倍に
すぎないのに賃金の差は5倍あるわけですから、日本で作るより
2/5の価格で作ることができます。
182 名前: 名無しさん [2007/09/09(日) 22:47:23] ID:5b

>もし、B財の生産について日本の労働者が中国の労働者の
>5倍の生産性があるのに5倍の賃金をもらえなかったとすると、
>この労働者は中国に渡って、5倍生産しそれに応じた5倍の賃金を
>もらおうとするから、結局、生産性=賃金になる、という理解で
>正しいでしょうか?

えーと、今のモデルでは「生産に必要な要素は労働だけ」「市場は完全」と仮定しているので、生産性と賃金はきっちり対応します。「5倍の賃金をもらえない場合」というような市場の不完全性や景気循環なんかは捨象しています。
183 名前: 名無しさん [2007/09/09(日) 22:51:41] ID:5b

あと、財A,B,Cのモデルでは、国境をまたぐ労働者の移動もないものと考えています。
184 名前: 名無しさん [2007/09/12(水) 04:20:10] ID:36

すりらんか氏、どらえもん氏も出てきておくれ。
198 名前: すりらんか [2008/03/01(土) 11:41:52] ID:7

ごめん195はわかりません(学説史に関する知識が皆無なので)

「内生変数同士の相関には、殆ど意味がない」
「最悪のパッチワークは、過去の内生変数同士の関係をexploitしようとするような類のものだ」
については,

>マクロ経済モデルにおいて「所得」と「消費」は「内生変数」
>ですが、この間の回帰式を推定しても意味がない!

その通りです.ほとんど意味がありません.

(1)内生変数は別の式から決定されているものです.
例えば,X,Yが内生変数.a〜cが外生変数としましょう.

Y=2X+a+b
X=Y+c

というとき,XとYは当然相関していますがそれを知ったとこ
ろで「XをあげればYもあがる」といってみてもせんないこと
です.だって内生変数のみに注目すれば「YをあげなきゃXは
あがらない」んですから.

(2)変わりにやるべきことは,外生変数の内生変数への影
響をみつけることです.得に政策的に変更できる変数(操作
変数)から内生変数への影響をみればよいでしょう.
197 名前: 名無しさん [2008/03/01(土) 04:17:30] ID:8o

続けての質問すみません。

http://www.ichigobbs.net/cgi/15bbs/economy/0290/834
において、「ザモデル」氏が

「内生変数同士の相関には、殆ど意味がない」
「最悪のパッチワークは、過去の内生変数同士の関係をexploitしようとするような類のものだ」
と発言していますが、具体的にはどういうことなのですか?

例えば、マクロ経済モデルにおいて「所得」と「消費」は「内生変数」
ですが、この間の回帰式を推定しても意味がない!ということですか?

(1)なぜ、内生変数間の相関には「意味がない」のですか?

(2)では、代わりに何をすればいいのですか?

漠然とした質問ですみません。
(いちごが盛り上がっているので、静かなところに書き込んでみました)
201 名前: すりらんか [2008/03/02(日) 10:32:54] ID:7

ナイスセン♪
それが計量経済学の識別問題です.

需要曲線を発見するためには
需要曲線には影響するけど供給曲線には影響しないような変数
が必要になるわけです(逆は逆).
202 名前: すりらんか [2008/03/02(日) 21:38:46] ID:7

あ.みすった.

供給曲線の発見には「需要曲線には影響するけど供給曲線には影響しないような変数」
需要曲線の発見には「供給曲線には影響するけど供給曲線には影響しないような変数」
でつ.
206 名前: すりらんか [2008/03/21(金) 11:01:28] ID:7

>金利が高い国の通貨は減価する、
ってよりは金利が高い国の通貨は「現在の水準に比べて将来
増価する」と「予想されている」って話です.水準ではなく
変化の話.

(単なる数値例だから正確じゃないけど)

仮に1年後$1=\100で動かないとしよう
今は金利が低いから$1=\110円で
今後1年で110円ほど円高になるかんじ.

ここで今金利を上げると
現時点で$1=\80円になるから

今後一年で20円円安になる

というお話しなんです.
213 名前: 名無しさん [2008/04/08(火) 08:25:20] ID:5q

「現代の金融政策―理論と実際」 白川 方明
http://www.amazon.co.jp/dp/4532133440/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1207610351&sr=1-1
注目の人のこの本読みましたか?
215 名前: 名無しさん [2008/04/29(火) 01:51:21] ID:a

D.kogai氏が、GDPが10年間で3割しか増えていないのに、
金融資産はその間2倍になった。これは金融経済が「虚」なもの
だからだ、と自身のブログに書いた、という話が話題になりました。

それを読んでの僕の感想は
「なんてアホなことを書くのだろう。
10年間給料が変わらなくても資産(たとえば銀行預金)を
2倍にすることはできるじゃないか。」
というものだったのですが、kogai氏のブログに貼ってある
リンク先の文章を読んでいて、分からない点が出てきました。
216 名前: 名無しさん [2008/04/29(火) 01:54:34] ID:a

リンク先のURLは以下の通りなのですが
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/contribute/g/02/index4.html

そこには、
「金融資産の裏側には金融負債があのだから、
世界中で1京3800億円の金融資産があるということは、
裏側でそれと同額の負債を抱えている人たちがいるということだ」
だから負債リスクによって世界経済は危機にさらされている、
というような主旨の内容が述べられていました。
220 名前: すりらんか [2008/04/29(火) 12:06:22] ID:7

小飼さんの話は僕も読みました.

>10年間給料が変わらなくても資産(たとえば
>銀行預金)を2倍にすることはできるじゃないか

これは僕が見た中でもっともシャープな反論ですね!イイ!

で,本題ですが

仮に銀行Bの預金者がAさんだけだとBは企業に2億円も貸し出せません.
準備率10%なら実行できる貸出は1800万です.Aさん以外にも多数の預金者
がいることを忘れないようにしましょう.

なお,銀行貸し出しはもちろん金融資産です.

リンク先ですが,金利が変わって資産価格が変わることはバブルとは呼びません.
典型的なファンダメンタルの変化ですから……
222 名前: 名無しさん [2008/05/03(土) 12:57:06] ID:AX

確かに金融資産は裏側に負債を伴います.
だから一般的に言える.
ただ,ちょっと物は言い様かなぁと.

実物資産も価値低下(あと盗難や破損)といったリスクが
あります.したがって資産が増えればいつでもリスク総量
が増えるということになるけど……それって「だから何?」
ではないでしょうか.
224 名前: luke [2008/05/04(日) 13:07:49] ID:F

「借金して買った資産を担保にまた借金して…」のようなレバレッジをかけた投資をイメージすると、破綻のリスクが高まるように感じるんじゃないでしょうか。

レバレッジをかけた投資だと、
・資産とともに借金も増える(自己資本の何十倍にもなる)
・資産の価格変動が何十倍にも増幅される(資産の数%の価格低下で、自己資本を超える損害を被る)
・したがって、破綻のリスクが高くなる
つまり、「借金が一定で、資産価格が下がる」と破たんすることになります。

紹介されたウェブページの話の構成は、
1.世界中の金融資産が増えている
2.金融資産が増えているということは、負債も増えているということである
3.負債が増えると、金利が上がった時に金利を払えなくなるリスクが高まる
4.金利が払えない人が増えると、銀行が破たんするリスクが高まる
となっていますが、3.の部分に飛躍があると思います。

負債が増えた人は(債務超過の人でない限り)、反対側の資産なり、所得なりも増えているはずです。名目金利が上がったということは、それだけ資金の需要があるような景気だということで、投資の収益も名目で増えているはずで、ただちに苦しくなるということはないはずです。

また、銀行の場合、自己資本の何十倍にも貸し出すわけですが、資産価格が下がってしまうような場合は(ALMでヘマをしない限り)負債の時価も下がるはずで、そこがヘッジファンドのようなレバレッジをかけた投資とは違うのではないでしょうか。
228 名前: 名無しさん [2008/10/28(火) 23:59:30] ID:Bl

ムツカシイですね。

現状の危機からの脱出に、なんらかの政府の関与が必要である事は間違いないと思うのですが、クルーグマンらが資本注入を支持しているのに対し、マンキューはこれに反対のようです。

himaginaryさんがまとめられています:
http://d.hatena.ne.jp/himaginary/20081012/mankiw_on_crisis

1. どの企業を助ければ良いか政府は分からない。
2. 適正価格が分からない。
3. ウォール街が社会主義ちっくになるのは嫌だ。

1と2はもっともだと思います。
131 名前: Economania [2007/02/22(木) 00:31:52] ID:S

(池田さんブログに対するコメントより引用)

Unknown (イライラするなぁ(ある経済学者))

利益 = p*f(K,L)-w*L-r*K

利益を最大化する企業はKとLを上記の右辺を最大化するように選ぶ。上の式をLで偏微分して、Lについて傾きがゼロになるのは(そこが最大化点だから)
p*f'(K,L)-w=0
これは賃金=p*f'(K,L) つまり限界生産性。

で、平均生産性は全く無関係。

◆経済・経済学単発質問はこちら◆ [ 全レス最新50最新100トップページ ]