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1 名前: すりらんか [2006/10/15(日) 11:41:18] ID:7 [TB]

経済・経済学に関する基本的な事柄を質問するスレッドです。
単発の質問・すぐに答えられる質問などはこのスレッドを利用しましょう。

2 名前: luke [2006/10/18(水) 00:32:11] ID:F [TB]

カールソン・パーキン法による期待インフレ率の推計方法と、日銀アンケート(生活意識調査)
http://www.boj.or.jp/theme/research/survey/index.htm
への適用可能性についての質問です。

「雑談ロビー」スレ
/test/read.cgi/e/16/2-9
の続きです。
生活意識調査では、
「1年後の物価を現在と比べると」「かなり上がる」などの5択(問13)
「何%程度変化すると思うか」(問14)
という設問があります。(問の番号は第27回のもの)

ニュース記事
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT2C1603F%2016102006&g=E3&d=20061016
の「5.1%」というのは、上の問14の回答の平均値のようです。

問13の回答に(十分な期間のデータがあれば)CP法が適用できるのでは、と思ったのですが。

3 名前: すりらんか [2006/10/18(水) 11:55:14] ID:D [TB]

>問13の回答に(十分な期間のデータがあれば)CP法が適用で
>きるのでは
できます!
CP法というと,日銀短観(でのCGPI)と消費動向調査(でのCPI)
でやるやつしか見たこと無かったんで,生活意識でやって消費動
向のモノと比べると面白いかも!特にCPの修正版の優劣をつける
のによさそう.

ただ定期的にやってる調査じゃないみたいですね……(年1回の
時があったり4回の時があったり)

4 名前: 名無しさん [2006/10/23(月) 23:23:07] ID:16 [TB]

少子高齢化で将来介護や医療の分野が大きくなるはずなのですが、国の待遇が悪すぎて介護者などが減ってきているようです。
こういう需要と供給に反することをしても将来問題にならないですかね?

5 名前: すりらんか [2006/10/24(火) 10:23:22] ID:7 [TB]

将来というか,すぐにでも問題ですよね.
ふつう介護者が不足すればその待遇は上がるはずなんですが,
それが起きない理由を見つけて取り除けばよいということでは?

6 名前: 名無しさん [2006/10/24(火) 16:42:22] ID:16 [TB]

例えば その原因が国の財政難によるもの(社会保障費抑制とか)だとすれば、当分改善される見込みが無いと
いうことでしょうか?皆保険制度で介護費や医療費抑制政策を行っていますよね。

7 名前: cloudy [2006/10/24(火) 17:02:02] ID:V [TB]

景気回復で他に待遇のいい職が見つかるようになったせいで、介護の若者が他に転職していっている、という話をこの前NHKで言っていました。つまりいままでの介護労働は不景気頼みだったと。

で、待遇が上げられないのは公が金を出しているからで、高齢者が自腹で雇えば問題は解決するのでしょうが、それでは貧乏人はサービスを受けられないという不公平の問題がある。
結局、介護保険料を値上げするしかないのでしょうか?

8 名前: すりらんか [2006/10/24(火) 17:31:34] ID:D [TB]

価格と数量を両方自由に決められるわけがないというあたり
まえの経済知識を持たない政策立案がこういった問題の元凶
です.

介護職の人件費は抑えたいけどたくさんの人に働いて欲しい
……ってそんなばかなww

方法としては,
・報酬自由化
・介護保険を該当事由に応じて一定額の補助に
などでしょう.

・介護保険を

9 名前: 名無しさん [2006/10/24(火) 19:35:06] ID:a [TB]

今年のノーベル平和賞は、貧困層に無利子でお金を貸してあげるシステムを設立した人物に与えられましたが、これは経済学的にはどのように考えられるのでしょうか?

ユヌス氏は、それとは別に、普通の金融業も営まれているようですし、そこでの金利に、こちらの金利が上乗せされてしまうとか、

ユヌス氏のファイナンス方法があるために、こちらを需要する人ばかりになり、結局、供給不足が起きてしまうとか、

いろいろ問題があるように思われて仕方ないのですが…

10 名前: 名無しさん [2006/10/24(火) 19:42:46] ID:a [TB]

すいません。9です。
苺覗いてみたら、同じネタ議論していて、
自己解決できそうです。
ありがとうございました。

11 名前: 名無しさん [2006/10/25(水) 23:37:10] ID:16 [TB]

すりらんか先生の御専門って何ですか?

12 名前: すりらんか [2006/10/26(木) 02:22:59] ID:7 [TB]

ん〜.ネット社会論あたりなんじゃない?

13 名前: 名無しさん [2006/10/27(金) 23:29:39] ID:1L [TB]

>>8
 でもそれって厚労省が経済学を理解していないから今の状態にあるわけで、そもそもそんな人たちがその方法を採択しよう
とは考えないと思います。つまり介護が崩壊するまでその状態が維持されてしまうような気がするのですが。(´Д⊂グスン
だからその方法をとらせるようなゲーム理論とか公共政策って無いのですか?

14 名前: すりらんか [2006/10/28(土) 08:21:55] ID:7 [TB]

>>13さん
ん〜.
経済学を知らないのか,別のインセンティブがあるのかは微妙.
ルールに基づく行政は行政庁にとっては実に「おいしくない」
許認可もないし,ルール違反への裁量的対応もできなくなるわ
けだから.

15 名前: 名無しさん [2006/10/28(土) 23:31:29] ID:1L [TB]

ところで報酬自由化にすると医療費高騰などアメリカのような状況になると言われていますがそれは
どこまで信憑性があるのですか?

16 名前: すりらんか [2006/10/29(日) 00:44:46] ID:7 [TB]

ん〜.基準医師・看護士数がアメリカはものすごく多いから
という説明がわりと説得的かなと思います.現状の医療水準
で自由化や混合診療導入で医療費高騰というのはあまり説得
敵ではないかなと

17 名前: 名無しさん [2006/10/29(日) 16:03:03] ID:1L [TB]

えっと労働者が多いと賃金が下がると思うのですが?少ない日本ではもっと高騰するのでは?

18 名前: 名無しさん [2006/10/29(日) 22:36:26] ID:S [TB]

せっかく盛り上がっているところ、すみません。

中国など、隣国が経済的に豊かになると、
資源(石油)や食料(魚、米、肉)などの奪い合いが起きて、
日本にとっては経済的に不利になるように思われます。

この素朴な感想は経済学的に正しいでしょうか?

19 名前: すりらんか [2006/10/30(月) 09:24:22] ID:7 [TB]

>えっと労働者が多いと
あ.アメリカ全体で医師看護士が多いというんじゃなくて,
例えば10床あたりにおかなければならないスタッフの数
の規制とその監督が厳しいの意.

20 名前: 名無しさん [2006/10/30(月) 13:10:43] ID:F [TB]

>>18
日本の製品もたくさん買ってくれるようになるなら、必ずしも
日本にとって不利とは限らないのではないでしょうか。

実際には、他国の経済成長の影響よりも、日本の生産性向上や
景気循環の影響の方がずっと大きいと思います。

21 名前: 名無しさん [2006/10/30(月) 15:47:40] ID:1L [TB]

>>19
 あ、そういう意味ですか。
でも現状では赤字の病院が多いから報酬自由化でやっぱり多少高くなりますよね。おそらくそちらの方が
資源の最適分配がうまくいくのでしょうが、医療・介護に無駄があると信じている国民の受けは悪そう。

22 名前: 名無しさん [2006/10/30(月) 15:49:54] ID:a [TB]

>20
ありがとうございます。
私の疑問点をもう少し限定していうと、
供給量に制限があるような、財の奪い合いを想定しています。

たとえば、牛肉などは、今のところ、供給量に制限はありません。
世界中で牛肉に対する需要が増えれば、アメリカだかオーストラリアだかで、牛肉の生産量が増え、価格の高騰は抑えられるでしょう。

しかし、マグロのように、好き放題獲れるわけでもないし、
かといって養殖も難しい財もあります。
日本食ブームが世界中に拡大すると、これまでマグロなんかに
眼もくれなかった諸外国の人々が、マグロを求めるようになります。
マグロは供給量に制限がありますから、みんながマグロを需要すれば、マグロの価格は高騰し、日本人にとってはうれしくない事態が生じるのではなかろうか?

というのが>>18での論点でした。
言葉足らずの質問ですみません…
(マグロのような財のことを考えなければ、近隣諸国が豊かになることは、>>19のとおり、日本にとって望ましいことだと思うのですが…)

23 名前: 名無しさん [2006/11/02(木) 12:42:00] ID:a [TB]

質問です。
ある種の財が枯渇しそうになると、
それは市場の暴走だ、と考えるのが一般人。

それは市場がなく、たとえば、財の所有権などがきちんと確定ししていないのが問題だ、と考えるのが経済学者、です。

で、質問なのですが、リサイクルなどで、森林資源を守ろう、
という動きは、木を伐採して売ることで生計を立てている森林所有者の、
木を大事にしようというインセンティブを削ぎ、
むしろ森林を減らしてしまう方向に働いてしまうと考えられますが、
ミクロ経済学的には、どのように考えるべきなのでしょうか?

24 名前: すりらんか [2006/11/03(金) 10:51:49] ID:7 [TB]

>>22
それはどうだろう.日本の付加価値生産が低下しているので
なければ損にはなりません(実質所得=付加価値がかわらな
い≡損ではない).まぐろの相対価格が上昇してまぐろじゃ
ないものを食べるようになるというだけ.

天然資源はちょっと別で,これは短期的には付加価値生産の
効率を低下させる.これはマイナスです.

>>23
これはちょっとわからない.
・リサイクルって何をすること?
・森林所有者はなにをする人?
というとこから考えてみましょう♪

25 名前: luke [2006/11/04(土) 02:36:30] ID:F [TB]

「経済成長はもういらないんじゃないか」論が一部ブログをにぎわしてますが、それに対する教科書的な反論の一つは
『生産性は年々向上するので、経済成長しないとすると失業が増える』
で、さらにその反論としてありうるのは、
『だったら皆の労働時間を減らせばよいのでは』
という感じだと思います。

これに対してbewaadさんは
『それでは外国と比べた賃金が相対的に低下していき、貧しくなる』
と反論なさってます。また、山形さんは(この議論の流れとは少し違う文脈ですが)
『日本が経済成長して、未だに貧しい国々から、よりたくさん輸入できれば、それらの国々の成長を助けることができる。それは大国の責任である。』
との趣旨のことを述べていらっしゃいます。

しかし、これらはちょっと弱いように思うのです。
『自国の生産性が、その国の豊かさにはもっとも重要である』
とすれば、bewaadさんの議論については
『日本が輸入できる量が少々減ったって、日本の生活水準にはほとんど影響しない』
という反論ができるでしょうし、山形さんの議論についても
『貧しい国の生産性が上がれば、日本が経済成長しなくてもほとんど悪影響はない』
という反論が成り立つのではないでしょうか。

これらの反論が成り立つ、というのは正しいでしょうか?
もしそうなら、『経済成長はもうやめて労働時間短縮』に対する正しい反論はどのようなものでしょうか?

26 名前: すりらんか [2006/11/04(土) 11:02:07] ID:7 [TB]

>「経済成長はもういらないんじゃないか」論が一部ブログをにぎわしてます
すいません.ブログの経済議論は最近ほとんどフォローしていません.
ただ,
>『生産性は年々向上するので、経済成長しないとすると失業が増える』
これはいみわかんない.賃金調整がある期間では生産性と失業率は関係ない.
ロビンソンクルーソーの島での失業率を想起せよ.
>『だったら皆の労働時間を減らせばよいのでは』
もいまいち.働く時間は国が決めるものではないでしょう.

経済成長=所得増を忌避しているなら早めの引退や,不完全就労への移動,
寄付行為を「自発的に」個々人がやるわけで,それを責める理屈はないと
おもいます.

27 名前: luke [2006/11/04(土) 12:17:15] ID:F [TB]

>>26
>「経済成長はもういらないんじゃないか」論が一部ブログをにぎわしてます
このへんです。
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50675432.html
http://bewaad.com/20061102.html
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50676304.html
http://bewaad.com/20061103.html
http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20061102#p1
http://d.hatena.ne.jp/econ-econome/20061102/p2
http://d.hatena.ne.jp/wlj-Friday/20061103/p1

>『生産性は年々向上するので、経済成長しないとすると失業が増える』
これはbewaadさんの以下の意見の一部のlukeによる要約です。

>賃金調整がある期間では生産性と失業率は関係ない.
賃金調整があれば非自発的失業はない、と。

生産性向上と産出量一定を仮定すると、労働投入量を減らすしか
ないわけですけど、「産出量一定」というのが(計画経済でない
限り)いかなる政策でも達成不可能ということでしょうか?

なんらかの原因で、皆が自発的に就労を減らすような場合しか
ありえない?

28 名前: すりらんか [2006/11/04(土) 12:46:31] ID:7 [TB]

あ.そうだ!
せっかくのトラバ機能を生かすためにこれらにまじめにコメ
ント書いてみよう!(ここの議論に気づいてTB貼ってくれる
ことを期待)というわけで1日2日おまちあれ.

29 名前: luke [2006/11/04(土) 12:51:46] ID:F [TB]

>>28
> ここの議論に気づいてTB貼ってくれることを期待

受動的にTB受け付けるだけ
じゃなくて、「こっちからTBできる」(この掲示板で、あなたの
blogが話題になってるよ〜、と通知できる)という、かなり画期的
な機能がついたわけですよ。

> これらにまじめにコメント書いてみよう!
おお! 期待してます。
もうすっかりレベルの下がった苺にかわって、一挙にEちゃんねるの
名声が高まりそう。(その分、いろんな人も引きつけるだろうけど。)

30 名前: すりらんか [2006/11/04(土) 13:37:32] ID:7 [TB]

>「こっちからTBできる」
あ.ほんとだ!レス横のTBにしか気づいてなかった!
画期的だ……

まじめなコメントの前にラフなコメントをしておくと
>「経済成長はもういらないんじゃないか」論
に類する主張を見る度に感じるのが,主張者やその支持者の潜在
的な思考って

・実質所得よりも「所得の順位」みたいなものを重視
・みんながんばってるから俺も頑張らないと落ちぶれる(所得順位低下)
・みんなそんなにがんばんなよ〜そうすれば俺も楽して落ちぶれずにすむしさぁ(or楽に順位挙げられるしさぁ)

という程度の話に思えてならないんですよね.

主張者本人は上のような理由ではなく「もうおれは功成り名を
とげたしマターリだぜ」というのかもしれないけど,支持者の心性
ってこの手の「くそ〜みんな次の期末テストは勉強すんじゃね
ーぞゴルア」とどう違うのかなぁ.

こう書くとちょっと気の利いた人なら囚人のジレンマとかいい
だすんだろうけど……維持できない均衡(というか維持にとん
でもないコストがかかる均衡)ならしゃあないやんけと思うん
だよね〜.

31 名前: luke [2006/11/04(土) 13:50:42] ID:F [TB]

>>2-3 のCP法の計算、やってみようかと思うのですが、
なにぶん素人なので分からないことがあります。

すりらんかさんが教えてくださった文献
http://www.esri.go.jp/jp/archive/e_dis/e_dis100/e_dis091a.pdf
のp.5の式(4)の、「期間tの実現インフレ率\pi_t」ですが、
たとえば2005年1月、4月、8月に「今後1年間に物価は上がると思うか?」
というサーベイを行ったとすると、2005年1月に対応する\pi_t
1.2005年1月から1年後までの物価上昇率
2.2005年1月から次の調査までの物価上昇率
3.2005年1月から次の調査までの物価上昇率を年率換算したもの
のどれを使うべきなのでしょう? 3かなと思うのですが。

また、調査間隔がまちまちである点が問題だとのことですが、
修正しない単純なCP法で、単に各標本を同じ重みで総和をとって
式(4)を計算してしまうと、やはりまずいのでしょうか?

32 名前: luke [2006/11/05(日) 04:34:36] ID:F [TB]

>>27 に追加。戦線は拡大してます。
http://d.hatena.ne.jp/sunafukin99/20061104/1162602928
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50678000.html
http://d.hatena.ne.jp/wlj-Friday/20061104/p1
http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/20061104/p1
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50678452.html
http://cloudy9.blog29.fc2.com/blog-entry-43.html

どうも、Dan Kogai氏個人は経済学的議論をする相手としてはちょっと
適切ではなさそうですね。「ありがちな誤解」の一例としては良い
かもしれませんが。

33 名前: 名無しさん [2006/11/05(日) 21:39:00] ID:S [TB]

>>24
すりらんかさん、どうもです。
部分均衡分析の枠組で考えると、他の国が豊かになるなり、
競合する財を需要すると、日本のまぐろ市場における供給曲線が、
左側にシフト(=実質的な生産性の低下)し、
すくなくとも1つの財に着目する限りにおいて、
(特に)消費者余剰が減ってしまうのではないでしょうか?

ちなみに>>23の出典は「らんちたいむのけいざいがく」です。
ほんとかなー?と思ったので、書き込んでみました。

経済成長はもう十分だ、
もう誰もこれ以上豊かになることなんて望んでいない、

っていうのは、巷でよく耳にしますよね。で、続くのが、

経済的な豊かさよりは、別のユタカサを追求したいみたいな。。(笑)

34 名前: すりらんか [2006/11/05(日) 22:11:08] ID:7 [TB]

>>31
ん?質問項目が今後一年なんですから,実現値についても
そのご1年の実現値(要するに1.)でしょ?
>調査間隔がまちまちである点が問題
あ,これは期待インフレ率系列は別の分析で使うことが多
い→だからふつ〜の四半期じゃないとけっこうつらい.

35 名前: すりらんか [2006/11/05(日) 22:23:32] ID:7 [TB]

>>33
部分均衡大好きっコwの僕が言うのも何ですが,この問題は
絶対に一般均衡で考えなければなりません.エッジワースボ
ックスとかをつかって例えば……わりとよくわかるんじゃな
いかな.

J国とC国,X財(工業製品)+M財(まぐろ)の2財で生産は
無視.C国のX財初期保有量だけが増加したときに……Jの効用
水準がかわるかどうかかんがえてみましょ〜.

36 名前: 名無しさん [2006/11/05(日) 22:36:44] ID:S [TB]

>>35
ありがとうございます。考えてみます!
文章がこんなに慌てているのは、いまテレビでやっている、

富士テレビのニュース番組「すためん(平仮名にしておきます)」で、
番組が“儲けすぎ”の「メガバンク」に「つっこみ」を入れています。

曰く「儲けすぎのメガバンクはけしからん!国民に還元せよ!!」
という論調みたいです。

モリタクさんがゲストっぽいので、頑張ってもらいたいところです!

37 名前: 祝!新掲示板 [2006/11/05(日) 22:37:19] ID:S [TB]

↑あ、文章慌てすぎて、日本語になっていないですね。すみません。

38 名前: 名無しさん [2006/11/05(日) 22:44:06] ID:S [TB]

(おっと、焦りすぎて、最初に書き込んだときのHNが入ってしまいました(汗))

…しかも、たかぎ○さる教授が、火に油注いでるし(笑)

…しかも、元メガバンク行員が「ゼロ金利は政府がつくった政策だから、
銀行には非が無い」みたいなことを言っている。
この発言の問題点は、「ゼロ金利が悪い!」みたいな印象を視聴者に植え付けてしまうのではないか、というところ。

39 名前: 名無しさん [2006/11/05(日) 22:50:40] ID:S [TB]

…んー、終わってしまった。
やはりテレビで経済ネタをやるのは無理がありますね。
無駄な書き込みしまくってすみません。

40 名前: 名無しさん [2006/11/08(水) 16:04:35] ID:1e [TB]

年金の話なんですが、国民年金の半分から3分の1を税金で補っているならば、結局は年金保険料固定も
意味無いと思うのですが。高齢者優遇しすぎじゃないですか?

41 名前: すりらんか [2006/11/09(木) 14:39:58] ID:7 [TB]

ん?ちょっと発言の趣旨がわかりません.
掛け金じゃなく税金で支払うなら(税金は高齢者も払います
から)むしろ高齢者にも負担をと言う流れでは?

42 名前: 名無しさん [2006/11/10(金) 16:38:23] ID:1g [TB]

高齢者の税金って大してないと思います。消費税ぐらいですか。
でもその場合なら、消費税あげないで、単純に給与額下げればいいだけだと思います。

43 名前: 名無しさん [2006/11/14(火) 18:39:00] ID:a [TB]

質問なのですが、

国内で貯蓄過剰になるから、貿易収支が黒字になるのですか?
それとも、貿易収支が黒字だから国内が貯蓄過剰になるのですか?

さらに追加で質問なのですが、

低成長国が、将来の成長を見込んで、外資を受け入れ、貿易収支が赤字になっているとします。
しかし、これらの国はいずれ、成長し、むしろ貿易黒字国になるのではないかと思われます。

すると、現在のアメリカのような消費過剰国や、
財政赤字を出しているような国が存在しない限り、
すべての国は貿易黒字になるように思われます。

この予想の妥当性はどのくらいあると考えられますでしょうか?

44 名前: 名無しさん [2006/11/14(火) 19:35:54] ID:a [TB]

43です。少し手直しします。

>すべての国は貿易黒字になるように思われます

を、

すべての国は貿易黒字になってしまうのでしょうか?
これは会計上不可能な事態なので、もし、すべての国々が、
貯蓄>投資 かつ 財政黒字
になれば、為替なり何なりの調整が起こり、貿易収支の均衡が
全世界的に達成されるのでしょうか?

に変更させてください。すみませんでした。

45 名前: cloudy [2006/11/14(火) 23:53:51] ID:V [TB]

>>44
> もし、すべての国々が、貯蓄>投資 かつ 財政黒字になれば、

すべての国が黒字というのはありえないのです。

みんなが、生産したより少なく消費するようになるということはたしかにあり得ます。たとえば全ての国がコメを100生産し、うち90しか消費しないとすると、それぞれの国のコメの在庫が10増えます。つまりコメの価格×10の貯蓄をしたことになります。
しかし、在庫増は会計上は「投資」とみなされ、その国の中でバランスするので、いくら在庫が増えても経常収支黒字に寄与はしません。あたりまえですよね。国と国の取引には出てこないのですから。以上の話には、為替レートには関係なく常に成立します。

黒字になるのは、余ったコメを輸出した場合だけです。さて、その場合は、どこか他の国が自国で生産するよりもたくさんのコメを消費していないとつじつまがあいません。とすれば、ある国がコメ黒字なら、どこか他の国がコメ赤字になっているということです。

以上はコメで言いましたがドルでも同じことです。

46 名前: すりらんか [2006/11/15(水) 00:05:19] ID:7 [TB]

世界の輸出入をすべて足すと入超……地球は宇宙との貿易では
赤字なわけですがw

>>43
の話は国際収支の発展段階論と呼ばれる話です.段階論に
したがうと成熟国はいずれ対外純資産の食いつぶしにまわ
ります.一時期のイギリスが好例.

さらにこの話は相対的な後進国,相対的に成長余力のある
国という話ですからいつの時代にも相対的に後進的,相対
的に成長余力がある国は存在します.

47 名前: 名無しさん [2006/11/15(水) 00:28:18] ID:1o [TB]

マネーサプライ統計における「通貨保有主体」には、地方政府は含まれてるのに中央政府は含まれませんよね。これはどういう考え方に基づいているのでしょうか?マネーと物価の関係をいうなら、中央政府だってマネーを支出するんだから含めてよいように思えるんですが。

48 名前: 祝!新掲示板 [2006/11/15(水) 01:03:01] ID:S [TB]

43です。
cloudyさん、すりらんかさん、ありがとうございます。

確認させていただきたいのですが、
コメを100生産し、80消費し、10を投資に回したとします。

この時点で、10残っているわけですが、これを輸出に回さないとすると…

1)政府が消費する=財政赤字が生じる

2)政府が消費しないということは、会計上、在庫投資の増加として
処理され、結局、>>45と同様、貯蓄=投資が成立する

のいずれかが成り立つという理解で正しいでしょうか?

>>46
>国際収支の発展段階論と呼ばれる話です

名前がついているんですね(笑)こんな僕でも100年前なら、論文が書けたかも…(んなわけはない!>自分にツッコミ)

49 名前: 名無しさん [2006/11/15(水) 10:46:25] ID:1g [TB]

国民負担率ってありますよね。あれは財政赤字を含めた潜在国民負担率が良いか良くないかの議論って
どうですか?また、日本ではそれを50%以下に抑えることを目安にしています。国民負担率が上昇すると
貯蓄が抑制されて結果、経済成長が抑制されるらしいのですが、高齢社会では国民負担率が上昇する傾向
にあるじゃないですか?そのあたりの兼ね合いはどうすればいいのでしょうか?意見を聞かせてください。

50 名前: 名無しさん [2006/11/15(水) 17:37:04] ID:1c [TB]

証券税制の優遇措置が廃止されそうですが、これ景気に何か影響与えそうですか?何でも16000円台回復でもう役割終わったとか。

51 名前: 名無しさん [2006/11/15(水) 20:41:47] ID:a [TB]

貨幣流通に関する質問です。

現在、中央銀行は買いオペや売りオペなどによって、
貨幣流通量のコントロールを行っていますが、

そもそも、貨幣経済の始まりにおいては、
どのように貨幣を市中に流通させたのですか?

宇宙のはじまりと同じくらい不思議で、夜も眠れませんw

52 名前: 名無しさん [2006/11/16(木) 01:23:46] ID:1o [TB]

>>50
この件については私も質問があるんで便乗させて下さい。
デフレ脱却も十分とは言えない中での増税には疑問もありますが、巷間言われている「「貯蓄から投資へ」を実現するため軽減税率は維持すべし」という意見にも納得しかねます。
果たして人々の金融行動を政策的に誘導する必要性などあるのでしょうか?
仮に日本人の銀行預金志向が何らかの基準に照らして過大であるとしても、それはかつての護送船団行政が銀行預金ならびに各種金融商品のリスクリターン構造に歪みを生じさせたことに起因するのではないかと思われます。
そうであるなら、本来政府がなすべきことはそのような歪みを取り除く(既に取り除かれているのであればそのことを預金者が正確に認識するための方策をとる)ことではないでしょうか?
「貯蓄から投資へ」を目指すような政策を正当化するような経済理論があるなら是非ご教示下さい。長文失礼しました。

53 名前: 名無しさん [2006/11/18(土) 03:57:13] ID:S [TB]

デフレで困っているなら、マネーをばらまけばいいわけですけど、
紙幣は何かの見返りで渡すべきですよね?

普通は国債と交換で市中に流すことが多いと思いますが、
これは、(直接的・間接的に)国債を持たないような貧乏人は、
金融政策の恩恵にあずかれないということを意味していますか??

54 名前: すりらんか [2006/11/18(土) 12:12:41] ID:7 [TB]

>>50
証券税制の優遇は,二重課税問題への変な形で手当という性格を持っています(法人税・所得税で二重に課税しているから少し大目に見る).その意味で証券優遇税制廃止+法人税減税というのはわりとすなおな手法だと考えているのですがいかがででしょう.

>>51
地下鉄をどこから入れたのか以上の大疑問ですね.
歴史的には,兌換紙幣の代わりに不換紙幣を渡すという方法で「登場」させるわけですが,僕は,一番重要なのは「それで納税できること」だと思います.

>>52
>「貯蓄から投資へ」
というか貯蓄の中のポートフォリオへの政府介入の必要性ですよね……
僕も経済状態にあわせて民間が勝手に決めればよいことだと思います.その意味で,ここに介入する経済学的根拠はあまり知らない.

>>53
そんなことはありません.単純には,買いオペによれば銀行の資産のなかでの日銀当座預金の割合が増えると,銀行は準備が増えたことで貸出を増やすことが可能になる……貸出が増えるとそれによっていろんなものが購入されて……というわけで,貧乏人が恩恵にあずかれないというわけではないです.

55 名前: 名無しさん [2006/11/19(日) 01:41:49] ID:S [TB]

>>54
貨幣の「登場」もさることながら、
>「それで納税できること」

というのも不思議なことですね。
政府自ら作り出せるものを、納めさせる…

現代的、あるいは近代的な貨幣経済の黎明期を、経済的、経済学的に、
徹底的に総まとめしてみると興味深い話になりそうですね。
(無内容なレスですみません。。)

56 名前: 名無しさん [2006/11/20(月) 16:03:01] ID:a [TB]

人類学(?)の中zawa新一さんが、
「近代産業が入ってくる以前の江戸時代では、人々の労働時間は1日4〜5時間ほど。」
ttp://http://www.asahijobplatz.com/column/?id=262

と書いていますが、昔は生産力がないために、生きるために
もっと死に物狂いで働いている、というイメージがありました。

無論、生産力の向上+非人間的(?)な8・9時間労働で、
我々は物質的な豊かさを手に入れたわけですけれど、
いわゆる「経済成長は必要ない」論者から、いろいろ突っ込まれ
そうなデータですね。

57 名前: 名無しさん [2006/11/20(月) 16:04:59] ID:a [TB]

↑やばい!直リンになってしまったみたいなので、
問題があれば、56は削除してください!
訂正版を以下に書きます!

人類学(?)の中zawa新一さんが、
「近代産業が入ってくる以前の江戸時代では、人々の労働時間は1日4〜5時間ほど。」
ttp://http://www.asahijobplatz.com/column/?id=262

と書いていますが、昔は生産力がないために、生きるために
もっと死に物狂いで働いている、というイメージがありました。

無論、生産力の向上+非人間的(?)な8・9時間労働で、
我々は物質的な豊かさを手に入れたわけですけれど、
いわゆる「経済成長は必要ない」論者から、いろいろ突っ込まれ
そうなデータですね。

58 名前: 名無しさん [2006/11/20(月) 16:06:12] ID:a [TB]

あれ?この掲示板の機能が勝手に、http〜を復元する仕組みだったんですね。
(結果的にとはいえ、2重投稿になってしまい、ご迷惑おかけしました)

59 名前: すりらんか [2006/11/21(火) 00:21:03] ID:7 [TB]

歴史の話は詳しくないので,どらどらが帰ってきて欲しいところですが,

>昔は生産力がないために、生きるために
>もっと死に物狂いで働いている

というイメージは大石愼三郎氏などによると日本については誤りとのことです.

確かに
>「経済成長は必要ない」論者
が飛びつきそうな話題ですが,これへの反論は

「現代日本で一日4時間労働でできる生活水準」
「江戸時代に一日4時間労働でできる生活水準」

をくらべればすぐにわかります.
時給900円で,一日四時間,月24日働いたとしましょう(旬日
2日休みを仮定……これは江戸時代公務員の平均的な休み方
です).24*4*900円……月収8万6000円.風呂無し・トイレ無
し(江戸時代では当然)のアパートは新宿区内でも2万円てい
どです.江戸時代同様通勤は徒歩としましょう.電気・水道は
最低限使うと仮定し,月6000円としましょう.衣料は月5000円
と仮定(江戸時代は服を買うというのは一世一代のことですそ
れにくらべればずいぶんまし).残りは5.5万円.週一度居酒
屋に飲みに行くとして3000*4=12000円.残りは43000円.一日
あたり1400円.一日1500円で何を食べられるか考えてみてくだ
さい.江戸時代にくらべていかに豊か実感できることでしょうww

60 名前: 52 [2006/11/21(火) 00:43:58] ID:1o [TB]

>>54
どうもありがとうございます。
やはり経済学的には根拠レスなんですね。今日の株価のさげっぷりを見ると増税なんてガタブルものですが、それも本来は金融政策さえしっかりしていれば…ってことになるんでしょうね。
>というか貯蓄の中のポートフォリオへの政府介入の必要性ですよね……
「貯蓄から投資へ」というのが珍妙な表現であることは認識してましたが、一般的な用語を使用させてもらいました。

61 名前: 名無しさん [2006/11/21(火) 08:53:04] ID:1c [TB]

すりらんか様、ありがとうございました。

ところでまた質問です。地方債では「金利が高い」ということはハイリスクということだそうですが、株では高配当株がハイリスクとは限らないようなんですが、このへんわかりやすく説明していただきたいのですが?よろしくおねがいします。

62 名前: 名無しさん [2006/11/21(火) 12:47:55] ID:a [TB]

>>59
そうなんですよね。
私なんかは、一時間の労働でどれだけのモノと交換できるかを
考えれば、経済成長や自由貿易はうれしいこと、だと思うのですが、
「経済成長は必要ない」論者がよく言うのは、
「もう、俺たちは十分豊かだ。もう欲しいものはないよ。
“だから”経済成長はもう必要ない」ってことなんですよね。
(工学部出身の知り合いから、似たような台詞を聞きました)

私には、上記“だから”は妥当な言明なのかが気になります。

人口が成長する社会ならば、当然(?)経済成長がなければ、
以前と同じ豊かさを保てない、でしょうし

でも、人口が減少しつつある日本では、ひょっとしたら、
生活水準を以前と同様に保つだけであれば、
一国全体としての経済成長は必要ないのかもしれませんね。

63 名前: ドラエモン [2006/11/21(火) 20:45:28] ID:O [TB]

もう欲しい物はない「が」金だけは欲しい(笑)
そうじゃないなら、あまった金は途上国でもホームレスでも文典氏
にでも寄付するはずですな。しないのは「金は別腹」の証拠でして
そう言う奴を守銭奴というのです。

で、人口減少の問題は、数ではなく年齢構成ですな。赤ん坊の面倒
見るより、爺さん婆さんのおしめを代える方が1000倍くらい
大変ですから、その仕事してくれる人をどこからか雇って来て金を
払わないと。自分でやっても良いけど、生産人口減ってるのでます
ます困ることになる。やはり成長しないとマズイです。

64 名前: 52 [2006/11/21(火) 23:14:29] ID:1o [TB]

管理人様。
>>60を投稿する際、名前に「52」と書き込んだらパスワードを要求されたので、適当な言葉を入れて再投稿しました。
でもよくよく考えたら、これで「52」という名前は他の人が使えなくなってしまうんですよね?
こんなコテハンとは言えないような単なる数字を独占してしまっては皆さんに御迷惑おかけするので、パスワードを解除していただければ幸いです。

65 名前: すりらんか [2006/11/22(水) 00:51:05] ID:7 [TB]

>俺たちは十分豊かだ。もう欲しいものはないよ。
だとあなたが思うのは勝手だし,そう思うならあんたが仕事
を辞めて,一ヶ月一万円生活をすればよい.それに他の人ま
で巻き込まないでくれってはなしなんですけどね〜.このロ
ジック意外と通じない人がいる.

>もう欲しい物はない「が」金だけは欲しい(笑)
それは学会のタブーwww

66 名前: まつぼっくり [2006/11/22(水) 05:19:51] ID:1 [TB]

>>64
ちょっと修正しましたので、大丈夫です。
(名前欄が数字のときはパスワード不要にしました)
あと次回の投稿時に、名前欄を空にすれば「名無しさん」に戻ります。

67 名前: 名無しさん [2006/11/22(水) 16:05:41] ID:a [TB]

>>63
そうか、他の部門の生産性を向上させ、余剰人員を
老人介護に充当しなければいけないのですね。

>>65
もう何年もバリバリに仕事したから、そろそろバカンスにでも…
みたいな乗りで、会社を辞めちゃったりすると、つぎに
仕事に復帰しようとしたときに、よほど能力のある人じゃないと、
派遣か何かにまわされて、そこから這い上がれなくなるような仕組みに
社会全体がなりつつあるような雰囲気があるんですが、
そこをうまく解決できるといいですよね。
やはり「高度」成長しか、解決策はないのでしょうか。
それとも労働市場の柔軟性が足りない、と見るべきなのでしょうか。

>学会のタブー
気になります。。
モノはいらないが、カネは欲しい=資金需要が高まる=流動性の罠にはまる=・・・=学会のタブー
途中の・・・がわかりませんw

68 名前: ドラエモン [2006/11/22(水) 20:03:59] ID:O [TB]

>>67

それは小野先生の「貨幣の限界効用には下限がある」という理論の
話だからです。これには歴史的(笑)経緯があり、あのモデルは
いわゆる「ミクロ基礎」のあるモデルなわけですが、その仮定を
入れると新古典派的な命題が一挙に崩壊しケインズみたいな変な
世界が出現します。で、苺での「ザモデル論争」の折りに、すり
が持ち出したら、彼のお方が「あれはルール違反だ」「タブー
破りだw」みたいなコメントを出した。確かに、この仮定は実に
強力過ぎて(笑)、他にはなにも変わった仮定がない新古典派の
動学モデルが一挙に怪しい光芒を放つのです(藁)

69 名前: 名無しさん [2006/11/24(金) 18:59:43] ID:a [TB]

ああ、カネはいくらもらっても、損はない(=貨幣の限界効用には、"正の"下限がある)。
カネはいくらでも欲しいという効用関数を考慮すると、
面白いことがおきるということなのですね。

70 名前: 名無しさん [2006/11/28(火) 04:26:59] ID:S [TB]

>>18>>22>>24
ああ、マグロの漁獲高制限が現実のものとなってしまいましたね。
(実現には数年かかるそうですが)陸上での完全養殖の計画などもあるみたいで、
マーケットの知恵と努力には頭が下がります。

71 名前: 名無しさん [2006/11/28(火) 15:34:13] ID:1P [TB]

保険とか扱うのは契約の経済学でよろしいですか?それとも金融工学ですか?

72 名前: すりらんか [2006/11/28(火) 17:20:39] ID:D [TB]

何がやりたいかによるなぁ.
保険数理っていうもろな分野もあるし.

73 名前: 名無しさん [2006/11/28(火) 20:58:18] ID:2H [TB]

>>72
保険の最適配分みたいな感じなんですが。

74 名前: すりらんか [2006/11/28(火) 23:48:16] ID:7 [TB]

>>73
それなら金融工学♪

75 名前: 名無しさん [2006/11/29(水) 17:12:31] ID:2F [TB]

完全雇用GDPのときは、予想インフレ率が上がるとフィッシャー効果で名目利子率も同じだけ上がるが、デフレギャップがあるときは、投資が刺激されGDPが増えるので、予想インフレ率上昇幅にくらべ、名目利子率の上がり方は少ない。
という趣旨を読んだのですが、これは一般的な真理なのでしょうか。それとも、何らかの仮定・前提のもとでの議論なのでしょうか?

76 名前: すりらんか [2006/11/29(水) 17:33:12] ID:7 [TB]

デフレギャップがあること自体,なんらかの硬直性が仮定され
ている(ついでに価格が完全に伸縮的というのも仮定だよ
ね……問題は現実的妥当性だ)から別に一般的な真理じゃない
よ.

んでその前提を飲んだ上でで考えればまぁふつうそうなるわな.

77 名前: 名無しさん [2006/11/29(水) 21:28:23] ID:2F [TB]

すみません。
実質GDPが増えると、なぜ名目金利の上昇が抑制されるのかがわからないのです。
IS曲線は右にシフトし、物価上昇で実質貨幣残高が減少しLM曲線は左にシフトするわけですから、名目利子率は上昇するのですが、その上昇幅が完全雇用GDPのときに比べ抑えられるというところがわかりません。

78 名前: すりらんか [2006/11/30(木) 05:02:35] ID:7 [TB]

失礼.質問の意図を読み違えてました.
IS-LMフレームが頭に入っているなら話は簡単です.
完全雇用下ではIS線は垂直です.完全雇用ですから.
LMのシフトが金利にもたらす影響を
「ISが右下がりの領域」「IS垂直」の場合でくらべてみてください.

79 名前: 名無しさん [2006/11/30(木) 10:46:38] ID:2F [TB]

すりらんか先生、ありがとうございます。
右下がりのIS曲線、というのが固定観念になっていました。
というより、IS曲線の意味を十分に理解していなかったということですね。
氷解です。

80 名前: すりらんか [2006/11/30(木) 17:58:22] ID:7 [TB]

確かに,教科書とかはISが右下がりの部分しか書いてない
ですしね.完全雇用GDPのところで垂直になる(もっとYあ
がるんならそれは完全雇用GDPじゃない)と言う点も書いて
おくべきだと思う.

81 名前: 名無しさん [2006/12/05(火) 18:57:57] ID:a [TB]

「環」2006年秋号(ふじわら書店)
【特集】誰のたmeの金融か
をお読みになった方いらっしゃいますか?
評論家(?)の栗本○一郎氏が、
「貨幣の過剰というこんぽん問題 世界をかくらんするこくさい資金資本」
と題して論考を寄せています。

私は、この手の論考には、何か怪しいものを感じるのですが、
具体的にどこが怪しい(間違っている?)のかわかりません。

82 名前: すりらんか [2006/12/05(火) 19:03:13] ID:7 [TB]

うわ〜題名からして香ばしいww
買うのもやなんで学校にあったらみてみゆね

83 名前: 名無しさん [2006/12/05(火) 19:07:46] ID:a [TB]

(つづき)
内容を要約というか、気になったところを列挙すると…
(大部分、上記本文より引用)

・世界のGDPはおよそ3000兆円、それに対し、
地球上の総貨幣量・流通貨幣は6000兆円以上、
よって、貨幣は実体経済の規模に対して過剰発行されている。
(だからバブルなどすぐに起きることになる)

・「金融は儲かる」という構造の背後に過剰に発行された貨幣が存在する。

・(○クス経済学を引用し)過剰な貨幣の存在は、
「貨幣が直接、貨幣を生み出し続けなければやっていけない」ような
経済体制が今日、支配的になっていることを示している。

・庶民の金を資本家に供与する、というのが、銀行の本来の役割だったはずである

・長銀への支援は、結局、国際資金資本に買収されることは
目に見えていて、国際資金資本を利するだけだった。

84 名前: 名無しさん [2006/12/05(火) 19:11:18] ID:a [TB]

・連邦準備制度は、お札を刷って各銀行に売る。
売るとともに「もうけ」として「利子」を取る。
これがアメリカの「公定歩合」であり、このFRBを
株主である国際資金資本が仕切っていて、とんでもない
利権(金を刷るだけで金を儲ける)を生み出している。
これがドルの過剰発行の裏にある。

85 名前: 名無しさん [2006/12/05(火) 19:13:27] ID:a [TB]

あれ、すりらんかさんと投稿時間カブったみたいですね(笑)
気晴らしにwぜひ読んでみてください。

今は、ちょいと気になったところを引用しています。
著作権の関係とかで問題があるようでしたら、
管理人さん、お手数をおかけしますが、削除をお願いしますm(_ _)m

86 名前: 名無しさん [2006/12/05(火) 19:18:42] ID:a [TB]

・ドルは過剰発行されているのだから、減価されなければならない。
しかし、実体経済の規模に合わせる形で直ちに減価してしまえば、
「世界大恐慌」など問題にならないほどの大混乱が生じるはずである。

・自己増殖を求める貨幣が制御不能に陥ってしまった今日…

などが、怪しいかなー、と思ったところでした。
栗本さんは、経済じん類学者らしいです(笑)

87 名前: すりらんか [2006/12/05(火) 19:31:16] ID:7 [TB]

>世界のGDPはおよそ3000兆円、それに対し、
>地球上の総貨幣量・流通貨幣は6000兆円以上、
なんにも問題ないですよね.単に「ある預金(現金でもいいが)」が「1年間に使われる回数」が1/2回だというだけの話.

>「金融は儲かる」という構造の背後に過剰に発
>行された貨幣が存在する。
金融業の実質リターンは限界生産性できまりますから関係ないですね.

>このFRBを株主である国際資金資本が仕切っていて、と
>んでもない利権(金を刷るだけで金を儲ける)を生み出している。
>これがドルの過剰発行の裏にある。
シニョリッジはどこの国でもとってます.
ちなみに基軸通貨のシニョリッジが特に大きいと言うこともないみたい.

>ドルは過剰発行されているのだから、減価されなければならない。
そういうのは為替相場で「決まる」ことです

>実体経済の規模に合わせる形で直ちに減価してしまえば、
>「世界大恐慌」など問題にならないほどの大混乱
70年代半ば+プラザ合意以降は世界大恐慌など問題にならないほどの大混乱だったらしいww

経済のこと何も知らないんだから言及しなきゃいいのにねw

88 名前: ドラエモン [2006/12/05(火) 20:35:36] ID:O [TB]

栗本は年収以下の貯蓄・金融資産しか持ってないのだろう(笑)
普通のサラリーマンでも年収の2年分や3年分持ってるのはざらに
いるだろうに・・・

89 名前: 名無しさん [2006/12/06(水) 00:21:32] ID:S [TB]

長銀が結局、国際資本の傘下に入ってしまい、
公的資金の注入は国際資本を利することになったというくだりは
どうですか?

こういう議論・意見の判断が素人(=自分)には難しいんですよね。。

90 名前: ドラエモン [2006/12/06(水) 00:44:46] ID:O [TB]

そんなに不公正な取引つまり売値が不当に低いなら、なぜ日本の資
本が買わなかった?アヘン戦争とかじゃあるまいし、アメリカが鉄
砲や戦車を出して無理矢理安値で買い取ったわけじゃあないですよ
ね(笑

91 名前: 名無しさん [2006/12/06(水) 02:13:37] ID:S [TB]

>>90
な、なるほどー。
日本にも潜在的な買い手はいて、単に外資の方が、
長銀の価値を高く見積もったから、より高い値段で買い取った、
ということですね。
国際資本が買い取ったという結果だけに目を奪われていた、という訳ですね!

92 名前: 名無しさん [2006/12/06(水) 18:50:38] ID:a [TB]

>>87>>88
すっきりしました。
なぜ、環はくりもと氏に原稿依頼などしたのだろう…
というのが最大の謎ですね。

93 名前: 名無しさん [2006/12/07(木) 02:31:56] ID:S [TB]

質問です。
経常収支の黒字が資本収支の赤字になることは理解した
(貿易黒字の代金をドルで受け取ったとすると、そのドルは
借用証書に他ならないわけだから、これは資金を貸し付けたのと同じことになる)
のですが、
その逆がわかりません。

発展途上国A国に、投資を行ったとする。(政府は捨象します)
これはA国から見れば、資本の流入ですから、資本収支の黒字となる。
会計的な観点からは、この裏側で貿易収支の赤字が発生するはずです。
しかし、その具体的な状況が思い浮かびません。

日本人の投資家がA国に投資をした後、A国の企業はそのお金を使って
実物投資をすると考えられます。工場を建てたり、機械や原材料を購入したりするでしょう。

この原材料を日本に限らず、外国から購入すれば、A国は貿易赤字になるでしょう。

しかし、このA国の企業は、国内で様々な物資を調達することもできるはずです。

つまり、A国が投資を受けたとしても(資本収支の黒字があったとしても)
それがかならずしもA国の貿易赤字を伴うとは限らないのではないか、
というふうに思えるのです。

しかし、会計上の観点からは、どこかに間違いがあるはずです。
間違いを指摘していただけますでしょうか?
(長々とすみませんでした)

94 名前: cloudy [2006/12/07(木) 15:42:49] ID:V [TB]

会計上は、日本からドルや円がA国に、A国から債券や株券などが日本に渡るので等価交換となり、それだけでは資本収支はゼロです。それを使ってA国が海外からモノやサービスを輸入したときに初めて収支は変化します。

実際、金融サービスが著しく遅れているような国の場合にはありそうなケースですね。ちょっと前の中国とか。やたらと海外からの投資は多いのに、経常収支は黒字という変な状態でした。

95 名前: 名無しさん [2006/12/13(水) 02:44:38] ID:S [TB]

>>94
ありがとうございます。
まだ少しわからないことがあるのですが質問させていただけますか?

>>94の後半について考えます。
世界を中国とそれ以外の国(W国)の2ヶ国に分けます。
すると、W国は中国に対し、資本収支の赤字がありつつ貿易赤字も抱えて
しまうように思えます。
これも、資本の等価交換の側面を見逃しているからでしょうか。。
(頭がこんがらがってきました…センスなさすぎ!)

96 名前: cloudy [2006/12/14(木) 15:25:17] ID:V [TB]

>>95
中国は海外から資本を入れていますが、それ以上に外貨準備を増やしているので広義の資本収支は赤字です。

つまり、外資なしでもやっていけるはずなのに、わざわざ外貨を借りているんですね。中国の金融サービスが未発達だったためではないかと想像しているのですが、詳しい理由は私もわかりません。

97 名前: luke [2007/01/02(火) 00:31:32] ID:F [TB]

>>2 で書いた、日銀アンケート(生活意識調査)へCP法を適用してみたのですが、閾値の推定値\deltaが負の値になってしまいます。つまり、デフレが続いても「物価が上がるだろう」と答える人がかなりの数いるようなのです。

すりらんかさんに教えていただいた文献
http://www.esri.go.jp/jp/archive/e_dis/e_dis100/e_dis091a.pdf
では、インフレ方向とデフレ方向で閾値を変えるバリエーションも紹介されていますが、それでもインフレ方向の閾値は正と仮定されています。

消費者が「変わらない」と答える区間として
\left[ \delta_B, \delta_A \right]
(\delta_A, \delta_Bは正でも負でも良い)として扱うんですかね?

98 名前: すりらんか [2007/01/03(水) 04:22:02] ID:7 [TB]

あけまして♪
>lukeさん
>正でも負でも良い
統計的な意味でのCPの適用という点では別に問題はないです.
ただ,経済学的な解釈が難しくなる.「物価上昇率-1%と予想
しているときアンケに3%インフレと答える」というバイアス
があるとしてそれって何なの?という疑問にぶつかってしまう
と言うわけで

99 名前: Economania [2007/01/13(土) 02:21:04] ID:S [TB]

別スレッドに質問を書きこんだばかりなのに、こちらにも質問を書き込んでしまいすみません。

あるホームページで、
「自分が金を貯めれば、その分だけお金が足りなくて困っている人が出る」という理屈…

という一文を見かけました。
これは(もちろんある種のユーモアだと思うのですが…)経済学的には、どこがおかしいのか教えていただけますか。

100 名前: Economania [2007/01/13(土) 03:00:53] ID:S [TB]

>>99を訂正いたします。

「ユーモアだと思うのですが」を「ユーモアだと思いたいのですが」に
直して読んでください。

101 名前: すりらんか [2007/01/13(土) 06:53:47] ID:7 [TB]

貯蓄のパラドクスを誤解しているのかもしれませんね.
「どこがおかしい」というか……何を言っているのかよくわか
らない.タンス預金の話でしょうか……

102 名前: Economania [2007/01/13(土) 13:25:40] ID:S [TB]

すりらんかさん、2007年もありがとうございます。
もし、件の文章の書き手が(経済学を知らずに?)
貯蓄のパラドクスを想定しているのなら、なかなか手ごわい感じがします。
1)その場合は、「お金が足りなくて困っている人が出る」わけではなく、
GDPが減ってしまい、マクロに影響を与えるのだ、ということに
なるんでしょうか?

なにか胡散臭い感じのする文章なので、なんとか撃破してみたいのです。

2)もし、タンス預金なり、財布の中にお金を入れたままにしておいたとします。
しかし、銀行には預金創造の能力がありますから、「お金が足りなくて困っている人」は出ない。
と考えるべきですか?

3)それとも、当該の人物がタンス預金してしまうために、そのリーケージの分、
信用創造の大きさが多少なりとも小さくなってしまう、と考えるべきなのでしょうか…

103 名前: すりらんか [2007/01/14(日) 01:33:17] ID:7 [TB]

1)はその通りです.GDPが減る=所得が減るをお金に困ると
表現しているのかなぁと思ったもので.

2)3)についてですが現金は中央銀行への債権ですから別に
その種の需給不一致が起きると言うことではないはずなんですが.

104 名前: 名無しさん [2007/01/14(日) 12:22:44] ID:2l [TB]

えっなんで貯蓄が減るとGDP減るんですか?

105 名前: 名無しさん [2007/01/14(日) 12:28:52] ID:2l [TB]

>>104
×減ると
●増えると

106 名前: cloudy [2007/01/14(日) 13:13:01] ID:V [TB]

>>104
みんなが貯蓄を増やそうとする→消費が減る→GDPが減る
ということだと思います。

107 名前: 名無しさん [2007/01/18(木) 22:52:53] ID:P [TB]

はじめまして。質問があるのでさせてください
http://www.ichigobbs.net/cgi/15bbs/economy/1181/246-を見てstate dependent pricing modelというものがあることを知ったのですが、これってどういうものなのでしょうか?

うえであがっているSticky information modelについては経済セミナーで多田洋介氏が解説を書いていたり、後、それと関連した日銀かどっかのペーパーがあったりして助かったのですが(それらを読んだ後MankiwとReisの論文を読みました。完全には理解できませんでしたけど…)

そこで、うえであげられているstate dependent pricing modelに関する論文(英語)を読む前に、日本語で書いてある論文なり解説文あるいは書籍を読みたいのですが、そういうものはないでしょうか?もしどなたかご存知ならば教えてください(あるいはこの場で簡潔に解説していただければ幸いです)。よろしくお願いします

108 名前: 名無しさん [2007/01/19(金) 00:22:45] ID:2m [TB]

馬鹿みたいな質問かもしれませんが、生産関数Y=F(K,L)の説明変数にはどうして原材料が含まれてないんでしょうか?

109 名前: 名無しさん [2007/01/20(土) 18:15:22] ID:C [TB]

Kは原材料を含んでいるからです

110 名前: ドラエモン [2007/01/24(水) 21:37:02] ID:O [TB]

>>108

個々の企業の生産関数なら含むのが当然です。ただし、一国の
マクロ生産関数の場合で、しかも貿易を考えない場合には原材料も
資本と労働で生産されるので消えてしまうわけです。もっとも、
土地は考えなきゃなりませんけどね。

で、貿易があり、かつ生産要素として無視できないものを輸入して
いるならそうも行きません。たとえば日本なら石油ですね。

111 名前: 名無しさん [2007/01/25(木) 06:35:23] ID:2s [TB]

>>108
実証研究などでTFPを推定する場合など、原料を労働、資本以外に
独立変数として入れることもありますよ。
むしろ通常KとLだけなのは2変数で説明するのは経済学では
何かと便利だからだ、と考えておいた方がよいでしょう。

112 名前: 名無しさん [2007/01/25(木) 12:25:46] ID:2t [TB]

石油の量は埋蔵量が決まっているのになんで値段がこんなに変動しやすいのですか?需要と供給の関係が成り立ってないのですか?

113 名前: 107 [2007/01/25(木) 15:56:52] ID:P [TB]

>>107の質問にも答えてもらえませんか?

>日本語で書いてある論文なり解説文あるいは書籍を読みたいのですが、そういうものはないでしょうか?

114 名前: Economania [2007/01/25(木) 21:18:31] ID:a [TB]

>>112
岩田規久男先生の「間違いだらけの経済常識」に書いてあった答えですが、

石油に対する需要の価格弾力性が、少なくとも短期では、非常に小さいことが、石油の価格の変動が激しいことの原因です。

つまり、需要曲線が非常に切り立っているので、中東での紛争であるとか、
OPECによる産出量変動など、負の供給ショックがあり、
供給曲線が左にシフトすると、価格が急激に上昇する、というわけです。

「埋蔵量が決まっていて、将来的には枯渇するのでは…」
という予想が、石油の価格決定にどう利いてくるのか、
という問題についてはわかりません。
別の方の回答を待ってください。

115 名前: すりらんか [2007/01/26(金) 02:34:06] ID:7 [TB]

>>113
少なくとも僕は知らない.

>>112
>石油の量は埋蔵量が決まっているのに
まず,この部分がよくわかりません.
112さんはなぜストック量が決まっていると価格が安定的だと
思われるのでしょう?

116 名前: 107 [2007/01/27(土) 01:35:02] ID:P [TB]

>>115
了解しました

条件を変えてググッたら引用のある日本語論文が三つほど見つかったので(解説になっているかどうかわかりませんが)読んで理解につとめたいと思います

日本におけるニュー・ケインジアン・フィリップス曲線の推定
http://www.eco.nihon-u.ac.jp/contents/research/kei/working_papers/workingpaper.pda/0403komaki_etal.pdf

価格設定行動とハザード関数
http://www.boj.or.jp/type/ronbun/ron/wps/data/wp06j24.pdf

「小売物価統計調査」を用いた価格粘着性の計測
http://www.ier.hit-u.ac.jp/~ifd/doc/MP063006.pdf

私は経済学専攻ではないので、何かまた経済学に関連した質問をすることがあるかもしれませんが、そのときはよろしくお願いしますm()m

117 名前: 名無しさん [2007/02/14(水) 21:19:35] ID:a [TB]

山形さんのブログの生産性と賃金の関係についてのお話は、
とてもわかりやすく面白かったのですが、わからなかった点が
一点あります。

(日本の賃金(所得)の絶対水準が高いのは、日本の製造業の生産性が
諸外国(中国、カンボジアなど)に比べてずば抜けて高いから、
というのは納得しました。)

わからないのは、製造業の生産性が、日本の高賃金を支えているのに、
金融業などのサービス業のほうが製造業に比べて高賃金なのは
なぜなのでしょうか?

(山形さんのブログの中では、以下のように「解答」が示されてはいるのですが…

「国全体の所得水準は、国全体の平均的な生産性で決まってくるんだ。それが○○くんの言うとおり絶対価格の水準を決めて、その中で各種の労働や財の市場における相対的な需給バランスに基づいて相対価格が決まる」)

金融業のほうが給料がいいとなったら、
製造業の高生産性を支えている優秀な人材は、
金融業に流れていってしまうのではないでしょうか?

118 名前: 名無しさん [2007/02/14(水) 21:20:07] ID:a [TB]

↑ こちらの掲示板で質問してしまいすみません。

119 名前: 名無しさん [2007/02/15(木) 18:44:45] ID:F [TB]

>金融業のほうが給料がいいとなったら、
>製造業の高生産性を支えている優秀な人材は、
>金融業に流れていってしまうのではないでしょうか?

そうなったら製造業は人手不足で給料が上がり、金融業は人が余って
給料が下がり、流出は止まる、というのが山形さんの議論(「労働...市場に
おける相対的な需給バランスに基づいて相対価格が決まる」)です。

実際、そんなようなことが起きて製造業の就業人口が減り、サービス
業の就業人口が増える、という傾向が続いているんじゃないでしょうか。

国際競争を考えれば、比較優位のある産業への特化が進むことにな
りますが、国内市場の需給を考えると、ある産業の生産性が高まれ
ば、その産業に従事する人口を減らす方向の作用が働くのでは。

120 名前: 名無しさん [2007/02/15(木) 20:14:27] ID:a [TB]

>>119
ご丁寧な解説ありがとうございます。

僕の疑問を一言でまとめると、

「いくら国内の需給で、各職業の相対賃金が決まるからといって、
その国の平均的な生産性を高めている業種(=製造業 in Japan)の賃金が、
平均的な生産性を落とす方向に働いているであろう業種(=金融業??)より
低いとなると、社会的な問題、すなわち平均的な生産性の下落が起こってしまうのではないだろうか?
(優秀な人材が製造業から流出してしまい、平均的な生産性が下がる)」

ということなのです。

書いていて気づいたのですが、

製造業の生産性の向上が望めない(=生産性が頭打ち)のであるならば、

優秀な人材が製造業から流出することで、金融業など他の業種の
生産性が上昇し、結果、社会的な生産性(一国の平均的な生産性)を押し上げる、
ということなのでしょうか?

だから、製造業の賃金が金融業より低くても問題ないのだ、
ということであるならば、僕の疑問は氷解するのですが…

121 名前: すりらんか [2007/02/15(木) 21:29:58] ID:7 [TB]

日本で(というかある経済において)給料の高い職業は
マスコミ・銀行・保険
……要するに規制産業です.
(規制産業以外では119の移動が働きます)

一方,規制産業+従業員主権の下では給与とは超過利潤の
分配となります.これが社会全体の生産性を停滞させてい
るのは言うまでもありません.

122 名前: 名無しさん [2007/02/15(木) 21:37:32] ID:a [TB]

>>121
理解が悪くてすみません。

銀行・保険などが規制産業では「ない」とするならば、
それらの業種の賃金は、製造業の賃金より低くなる
といえるのでしょうか?

123 名前: すりらんか [2007/02/15(木) 22:17:14] ID:7 [TB]

よっぱらいなので不親切な書き方になっちゃってますねm(__)m

規制産業のままでも,株主利益の最大化が徹底されるなら賃金
は今より低くなるでしょう.だって無駄な高賃金払っているわけですから.

んで,規制利潤込みでの「高生産性」がもうひとつの高賃金の
理由ですから,既成産業じゃなくなることでも賃金は下がりま
す.

124 名前: 名無しさん [2007/02/16(金) 00:22:55] ID:F [TB]

質問している方は、製造業から「低生産性産業」に人が流れると、生産性が下がってしまうと心配しているのではないでしょうか?

投入があまり増えないとして、国全体の生産が増えたならば、すなわち労働生産性が高くなったことになります。生産性の「伸び」の高い製造業から人が他へ流れても、それは「伸び」を遅くするだけです。

125 名前: 名無しさん [2007/02/19(月) 19:05:41] ID:a [TB]

ご教授いただいた皆様ありがとうございます。

おそらくまず、もっと初歩的なところ(経済学の入門的なところ)
で僕はつまづいているようです。

個々の経済主体は、経済に影響を与えない小さい存在である、
と仮定されているときに、ある産業の生産性が上昇すると、
それがなぜ賃金の上昇をもたらすのか?
…などが飲み込めていないようです。
(他の産業の影響やら、需要の影響やらを捨象して、
上記の内容が成立することが理解できない、のだと内省により
明らかになりました…(汗))

126 名前: luke [2007/02/19(月) 23:54:19] ID:F [TB]

山形vs池田論争、まだ続いてるみたいです。
なんと、山形さんはマンキューらにメールを送って「どっちが正しい?」
とたずねたらしい。
http://d.hatena.ne.jp/wlj-Friday/20070219/

山形さんの言葉使いも悪いのだろうけど、その意を汲もうとせず(理解
できず?)頭から全否定する池田氏は、なんか感情的になってる気が。

ところで「平均生産性」ってそんなに変な言葉なんですかね?
国全体とか、産業全体の「生産性」っていったら、暗黙のうちに
平均の生産性のことをいうのだと思ってました。

127 名前: すりらんか [2007/02/21(水) 01:24:12] ID:7 [TB]

いまさらやっと読みました<山形&池田

http://homepage3.nifty.com/ronten/bukka.htm
あたりを読むとさらによくわかる感じでよいと思います.

128 名前: 名無しさん [2007/02/21(水) 19:01:13] ID:1c [TB]

いちごで質問したらへんな人が出てきたのでこちらで。
今日日銀利上げでしたが株価はあまり反応なかったみたいですが、今後遅れて影響が出るのですか?

129 名前: すりらんか [2007/02/21(水) 20:18:14] ID:7 [TB]

金融政策の影響は実体経済へ半年〜1年程度のラグを持ちます.
資産市場はそれよりは早く影響が出ますから半年待てとは言い
ませんがせめて今後1・2ヶ月の様子は見る必要があるでしょ
う.

ただし,動学的に考えると利上げ以上に重要なのは「今回の利
上げによって“市場の今後の金融政策への予想”がどう変わっ
たか」です.「鷹派な日銀」が明確になったのか,これでむし
ろもう利上げはないというサインなのかです.これは今後しば
らくの政策担当者の発言に注目ですね.

130 名前: Economania [2007/02/22(木) 00:30:33] ID:S [TB]

山形vs池田「賃金の決定」騒動に乗って、勉強をしております。

池田さんの「賃金格差の拡大が必要だ」(2007年2月15日)に対する、
「ある経済学者」さんのコメントに疑問があります。

>>131にその抜粋を引用させていただきます。

131 名前: Economania [2007/02/22(木) 00:31:52] ID:S [TB]

(池田さんブログに対するコメントより引用)

Unknown (イライラするなぁ(ある経済学者))

利益 = p*f(K,L)-w*L-r*K

利益を最大化する企業はKとLを上記の右辺を最大化するように選ぶ。上の式をLで偏微分して、Lについて傾きがゼロになるのは(そこが最大化点だから)
p*f'(K,L)-w=0
これは賃金=p*f'(K,L) つまり限界生産性。

で、平均生産性は全く無関係。

132 名前: Economania [2007/02/22(木) 00:42:32] ID:S [TB]

最後の「で、平均生産性は全く無関係」は
賃金の決定メカニズムとして「平均生産性は全く無関係」という意味です。

ある経済学者さんは、上記の企業の利潤最大化行動のお話を、
「賃金が限界生産性から決定されるメカニズム」
として紹介されているようです。

僕の疑問は、「これは賃金の決定理論なのか?」というものです。

(僕の経済学理解が浅いので、間違えているかもしれませんが、)

>>131のモデルは、

賃金wは“与件”として、“最適な労働投入量”の決定条件を導くためのものであり、
賃金の決定条件ではない、のではないか?というものです。

それとも、いま着目している当該の産業の賃金の決定メカニズムを
表していると解釈できるのでしょうか?

133 名前: Economania [2007/02/22(木) 00:58:24] ID:S [TB]

>>130-132の質問をしたばかりなのに、さらに質問することを
お許しください。

上記の「賃金格差の拡大が必要だ」のある経済学者さんのコメントの
すぐ次に「元数学者のMBA」さんという方がコメントを寄せています。

その方の結論をまとめると、

「均衡では、すべての産業の限界生産性は一致する。
ゆえに、限界生産性で賃金が決まるなら、どの産業も賃金が同じになる」

となります。
元数学者のMBAさんは、全ての産業の生産関数をPi(Li)という一般形で
書いており、

それに対する池田さんの
「これは要するに「全産業の生産関数が同一になったら、限界生産性も賃金も同一になる」というtrivialなことを言ってるだけでしょ。」
というコメントは間違いではないかと思われます。

つぎの投稿で、元数学者のMBAさんの主張を図にしたものを
掲載させていただきます。

134 名前: Economania [2007/02/22(木) 00:59:25] ID:S [TB]

均衡ではすべての産業の限界生産性は一致する(図解)



135 名前: Economania [2007/02/22(木) 01:04:17] ID:S [TB]

あ、上記の曲線は、各産業の限界生産性曲線です。

元数学者のMBAさんは、
「生産量の最大化という形式に対し非難されていますが、べつに「利潤の最大化」と問題を定式化しても、「労働量の総和は一定」という条件があれば、均衡点では限界労働生産性はどの産業も同じになります。このことをから、他の産業の限界労働生産性を「シャドウコスト」と言ったりしますよね。」

と書き込んでいらっしゃいますが、これに対し池田さんは、

「だから、だれが「生産量を最大化」するんですか?中央計画当局ですか?」

「各部門の最終財の相対価格と限界生産性が等しいところが均衡です。この話は、価格がないからナンセンスな結果が出るのです。すべての企業にこのモデルがあてはまるなら、喫茶店から投資銀行まで、すべて同じ賃金になるのが「均衡」ということになる。」

と批判的なコメントをしていらっしゃいます。

136 名前: Economania [2007/02/22(木) 01:12:15] ID:S [TB]

たしかに、僕自身、MBAさんのモデルにおいて、

各産業に従事する労働者の労働移動を引き起こすチカラは何なのか?

という疑問を持ってしまいました。

MBAさんのモデルは「中央計画当局」が「産業全体での生産量の最大化」を目的として
限界生産力が一致するところまで「労働者を強制的に移動させる」ことに
よって達成される均衡点なのでしょうか?

それとも、自由市場での市場均衡として>>134は達成されるのですか?

137 名前: すりらんか [2007/02/22(木) 01:43:29] ID:7 [TB]

>イライラするなぁ(ある経済学者)氏
の話は,企業の利潤最大化条件(主体的均衡)の話で今回の池田−山形の論争の点からは完全にピント外れです.>>132のあなたの理解が正しい.たぶんよく読まないで条件反射で書いちゃったんじゃないかなぁ(というか池田氏の反応も誤解を条件反射で書いちゃったんじゃないかと思う).

池田氏たちの話は部分均衡 or 主体均衡です.
マクロの話は一般均衡でしなければいけません.

>>135で引用された池田さんの発言もダメです.競争条件が整っていれば集権でも分権でも同じことですから.労働者が均質的で,技術の違いが産業毎の生産関数に由来するならば
>喫茶店から投資銀行まで、すべて同じ賃金になるのが「均衡」
が全く正しいのです.

138 名前: Economania [2007/02/22(木) 03:05:46] ID:S [TB]

>>137
ありがとうございます。胸のつかえがとれました。

山形さんの「生産性の話の基礎」(2007年2月11日)は、僕にはすごくわかり易く感じられました。

山形さんは赤い大きなフォントで「賃金水準は、絶対的な生産性で決まるんじゃない。その社会の平均的な生産性で決まるんだ。」

と書かれてますが、池田さんは「賃金水準」を「賃金」と読み間違えて(?)、
議論されているように思われます。

国会図書館は、ブログにも目を光らせて、優れた内容のブログは、
デジタル&ハード(=紙)での保管・所蔵をしてほしいですね!

139 名前: 名無しさん [2007/02/22(木) 16:16:37] ID:F [TB]

松尾匡先生、派手に参戦中
http://d.hatena.ne.jp/Gim/comment?date=20070219#c

http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/da4a4e6c3d49221f8b9e2887069fc623
(コメント欄)

140 名前: 名無しさん [2007/02/22(木) 16:29:25] ID:F [TB]

上のコメント欄で、松尾さんに対する池田氏の返答の最後の部分:

>いくら製造業が強くても、中国への技術移転が進めば、要素価格均
>等化の影響は避けられない。今は影響が出ていないが、それに備え
>て没落する重厚長大産業をいかに早く撤収し、人材を再訓練・移転
>するかということが、産業政策として最大のテーマだと思います。

論争のさなかのエントリ
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/b697e23a80b6602167c2f5e43ebad041
でも、「要素価格均等化」をさかんに強調してました。

野口逝紀雄先生といい、苺の荒らしといい、「要素価格均等化定理」
という名前にはその手の人をひきつける何かがあるのかもしれません。

141 名前: すりらんか [2007/02/24(土) 12:09:29] ID:7 [TB]

マネーや為替という制度上政府がコントロールできるモノを
コントロールするのはダメで,個別企業・産業に直接介入す
る出来るかどうかもわからない産業政策は好きというメンタ
リティは理解できない(インセンティブはものすごく良く理
解できる^^)

悠紀夫たんはある意味一貫していのでメンタリティは理解で
きる(論理は理解できない^^)

142 名前: luke [2007/02/24(土) 14:15:06] ID:F [TB]

個人的には、今回の論争はいろいろ勉強になりました。

2chの「山形池田論争」スレ
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/economics/1171898379/l50
でも聞いたのですが、

貿易財が2種類あったら、それらを生産する産業の間の賃金は
どう考えればいいのでしょう? 
労働生産性に差があるなら賃金はそれに応じて変わる? 
でも労働者が均質で、国内労働市場が完全競争なら賃金は同じになる?
生産性の低いほうの産業は、その国からなくなる?

また、経済学者が「低生産性部門」とか「このセクタの生産性は高い」
とか言うときの「生産性」はどういう意味なんでしょう?

143 名前: 128 [2007/02/24(土) 20:50:43] ID:24 [TB]

>>141
>マネーや為替という制度上政府がコントロールできるモノを
コントロールするのはダメ

おカネというものに対する根本的理解が違うんじゃないですか?彼らとこちら側では。しかし経済学の基本はだいたい同じはずなんですが。何でこれほどまでに対立するのかわからんのですよね。

144 名前: 名無しさん [2007/02/28(水) 11:15:02] ID:3S [TB]

ISLM曲線の金利は実質経済ではどの金利のことですか?10年国債?翌日物金利?

145 名前: すりらんか [2007/02/28(水) 14:02:15] ID:7 [TB]

LMの縦軸は名目だよ.

んでISの方は,
・伝統的なヤツは投資関数の金利
・現代的なヤツはオイラー方程式の金利

146 名前: 名無しさん [2007/03/01(木) 17:37:19] ID:3V [TB]

すいません、その金利rはどうやって測るのですか?
先生達は何を持って金利が低いとかを判断するのですか?

147 名前: すりらんか [2007/03/01(木) 22:13:39] ID:7 [TB]

投資関数の金利は企業が投資資金を借りるときの金利.
僕が好みなのは新規貸出約定平均の1年超かなぁ.
オイラー方程式は難しい.長期国債の市中利回りとかがわり
と使い勝手がいいかな.

高い低いは均衡金利ってのを計算しなきゃならない.
名目なら潜在成長率+予想インフレ率が均衡金利.
潜在成長率推計もばらつき多いけど,そこらはいろんな分析
から目の子で平均値を出す感じ.

148 名前: 146 [2007/03/06(火) 09:31:10] ID:3b [TB]

ありがとうございます。
それでは潜在成長率のとり方で金利の高低の評価が変わるということですね?
ということは日銀の利上げは日銀理論では正しいということになるんですか?

149 名前: Economania [2007/03/22(木) 02:27:36] ID:S [TB]

質問がいくつかあります。ご教授よろしくお願いいたしますm(_ _)m

1)キャピタルフライト=資本収支赤字 とのことですが、

単に日本人が資産を外貨建てで持つのは、
資産内容が変わるだけだから、キャピタルフライトではないのですか?

だとすると、キャピタルフライトというのは具体的にはどのような状況なのですか?

150 名前: Economania [2007/03/22(木) 02:30:51] ID:S [TB]

2)90年代の半ばにひどい円高(70円台突入)がありました。
その後はデフレ下での円安が続きました。

これは購買力平価説に反した現象と考えるべきなのでしょうか?

151 名前: Economania [2007/03/22(木) 02:32:55] ID:S [TB]

3)上限金利で消費者金融の貸し渋りはじまったというニュースを
数週間前にテレビで見かけました。

ところで、消費者金融は「信用創造できない」と思うのですが、
これは、上限規制はマネーサプライには影響を与えない、
つまり、上限規制にはデフレ効果はない、と考えてよいのでしょうか?

152 名前: Economania [2007/03/22(木) 02:50:10] ID:S [TB]

4)「何故、株価は変動するのか?株価の変動は社会不安を
もたらすことがある。株価は変動しない方がいいのではないか?」
と以前、知人から聞かれ返答に窮したことがあります。

4−1)まず、株価は何故変動するのか、について。

株価は、企業価値(あるいは企業の将来価値の予想)を反映したものだから、
企業の業績などによって変動する、

しかも、株主は企業の財産を処分する権利を有するから、
価値の高い企業の株価は高くなる、

という答えで正しいでしょうか?
もしこれが正しければ、
4−2)株価は変動しない方がいいのか?
という質問には答える必要はまったくないと思うのですが…

153 名前: すりらんか [2007/03/22(木) 08:35:04] ID:7 [TB]

>>149
キャピタルフライトって何のことなのか僕もわかんないんです.
各人が勝手に想像する「危機的状況」を各人が勝手にそう呼ん
でいるような気がするんだけど……

本家キャピタルフライトは,対外純債務国が対外借り入れ不能
になるとの予想で起きる現象でしょう.

154 名前: すりらんか [2007/03/22(木) 08:41:27] ID:7 [TB]

>>150
購買力平価レートと市場レートの関係は
後者が前者にすり寄るだけではありません.
日本の場合,市場レートにむかって購買力平価レートが
寄る(要するに国内物価が下がって対応)

>>151
マネーには影響しないですから.ただし,実需がおちこめば
景気経由で影響はあるかも知れない.そこらは僕は調べてな
いからちょっとわかんないです.

155 名前: すりらんか [2007/03/22(木) 08:43:44] ID:7 [TB]

>>152
その通りでしょう.情報があるたびに今の値段が「安い」と思
う人が買い,「高い」と思う人が売る.それを人為的に固定す
ると言うことは,企業の資本調達をリスク無視でやれと言うこ
とになる.

156 名前: 名無しさん [2007/03/23(金) 10:39:14] ID:3v [TB]

>>153-155
いつもありがとうございます!
>>153
>各人が勝手に想像する「危機的状況」を各人が勝手にそう呼んでい

たわけですねw
キャピタルフライトとは、対外純債務国の債務が引き上げられて
しまうことなのですね。ということは、対外純債権国の日本では、
対外「債務」の部分が引き上げられてしまうことが、
キャピタルフライトにあたると言えなくもない(?)、ということなのでしょうか。

ただ、まだよくわからないのですが、日本人が国内向への投資を
(何らかの理由で)引き上げてしまったとすると、
それはキャピタルフライトではない(?)にせよ、実物経済に
悪い影響が出そうな気がしてしまうのですが…

157 名前: Economania [2007/03/23(金) 10:40:14] ID:3v [TB]

>>154 市場レートと購買力平価はお互いに引き合うのですね。
すりらんかさんのご説明(=要するに国内物価が下がって対応)は、
(94・5年ごろの)円高局面に対応するために、その後のデフレが起きた一要因がある、
という理解で正しいでしょうか?

>>155
株の話もありがとうございます。今度は同じ質問に堂々と答えられそうです!

158 名前: 名無しさん [2007/04/12(木) 12:28:33] ID:48 [TB]

ゲーム理論の後ろ向き帰納法がどうもしっくり来ません。
つまり、野球で例えるならばスリーボールを取ったら次に投げる球は必ずボールになる、ということ?

159 名前: 名無しさん [2007/04/13(金) 16:38:10] ID:45 [TB]

野球のことはよくわからないが、スリーボールを取ったあとに次に投げる球が
必ずボールになると打者が予測すれば「必ず見送る」が最適戦略となる。
一方、打者が「必ず見送る」と予測すれば投手は「ボールを投げる」が最適戦略と
なるんだろうか?
大体、ボールを投げる&打つは一瞬で決まるんだから、逐次手番というより
同時手番かもしれませんね。

「後ろ向き帰納法」について詳しい解説が必要であれば、苺の「くだらない質問」スレにでも
書いてもらえれば時間があったらレスします。

160 名前: 名無しさん [2007/05/16(水) 02:38:52] ID:4d [TB]

経済書をまったりスレに書き込むべきか迷ったのですが、
質問させてください。次の本を読むべきか迷っているんです。

朝倉孝吉, 西山千明, 立教大学近代経済学研究機構編
日本経済の貨幣的分析 : 1868-1970
-- 創文社, 1974.6, 942p

この本の評価がどういうものか全くわからないのですが、
どうかご教示ください。

161 名前: すりらんか [2007/05/17(木) 09:47:25] ID:7 [TB]

僕も全くわかりません(というか存在すら知りません)
西山先生はフリードマンの訳とかやってる人ですよね.

>この本の評価
というのは学術的に?それとも稀覯本としての価値?

162 名前: 名無しさん [2007/05/17(木) 12:29:26] ID:4g [TB]

学術的にです。多分、フリードマン&シュワルツの日本版ぽいので、
評価は高くないのかもしれないけど(それでも日経の賞取ってるが)、
単純に日本でのあの分析の結果がどうだったのかを知りたいなっていうのと、フリードマン&シュワルツから読んでくのは疲れそうっていうw

そういえば以前ドラさんが藤野正三郎さんの『日本のマネーサプライ』
を誉めてたような覚えがあるんですけど、同じような本なのかなぁ?

163 名前: ドラエモン [2007/05/19(土) 21:25:51] ID:O [TB]

要するに基礎的な統計を作ることは、それが重要な経済指標であれば
立場の相違と関係なく、評価すべきものだということですなぁ。

西山千明氏はモンペルランソサエティーだかの会員だという以外に
フリードマンと関係あるのかどうかよくわからんし。書いてるもの
にも別にシンパシーを感じない。

もちろん、中身を精査しないと本当には評価できないけど、まあ
こんな長期のデータを作ってくれるのはそれだけでありがたい。

164 名前: 名無しさん [2007/06/08(金) 09:55:31] ID:42 [TB]

インフレ連動債とか物価スライド制の年金とか、あるいは民間の
契約でも物価スライド制のもの(学費とか)がありますよね。

賃金とか税とかにも物価スライド制を導入するという提案もある
そうですが、そのようにインデックス化によって将来の物価上昇
の変動を打ち消そうとすると、かえってインフレが不安定になる
というおそれはないんでしょうか?

たとえば、好景気のときに春闘で高い賃金上昇を物価スライド制
(実質の伸び率)で決めてしまったとき、次の賃金改定までに
インフレ率が高まると、自動的に名目賃金も早く上昇してしまい
インフレを加速したりはしないでしょうか?

165 名前: cloudy [2007/06/09(土) 23:35:37] ID:V [TB]

>>164
> 賃金とか税とかにも物価スライド制を導入するという提案もある
そうですが

民間の賃金は政府が決めるわけじゃないので、スライド制というのは公務員の給料のことですかね?
民間の給料は、経営側と従業員の交渉によって決まるので、インフレ率を見て正しい金融政策を行いさえすれば大丈夫では。昔はたしかに、安易な賃上げと値上げによるインフレの加速もありましたが、今はどこの中銀も学習していますから。

税については、税率表が変わらないままインフレが進むと、累進課税では税金を取られすぎてしまいます。だからほっとけばインフレを抑える方向に働きますね。
もちろんそれでは国民は怒るので、税率表は税率の変わる境界値を毎年改訂して(インフレに合わせて上げて)いました。
今の日本はデフレなので、本来なら境界値を下げてやらないと実質減税になってしまいますが、不況なのでここ10年ほど変更されていませんでした。今年一部変更されましたけど。

166 名前: 名無しさん [2007/06/10(日) 23:05:17] ID:3d [TB]

賃金など民間の契約でも、物価によるインデックス化を行う場合はあると聞いたことがあります。そういう話では。

たとえば将来の賃金や取引の価格がインフレ率に応じて自動的に上昇していくと、ますますインフレが加速するとかそういう話?

167 名前: すりらんか [2007/06/10(日) 23:08:26] ID:7 [TB]

インフレだけでなくデフレ連動すると,
・マネーの価格硬直性ルートが効きにくくなる
・デットデフレーション+FAルートが効きやすくなる
どっちがつよいかはわからないです.

168 名前: 名無しさん [2007/07/10(火) 13:20:09] ID:h [TB]

短期のフィリップス曲線は右下がり、長期のフィリップス曲線は垂直です。
これは教科書に書かれている説明で納得できます。

でも、フィリップスのオリジナルは、長期(1861〜1957年)なのに右下がりです。
これって、どう理解(解釈)したらいいのでしょうか?

169 名前: luke [2007/07/10(火) 19:50:56] ID:F [TB]

「長期」「短期」は期間が長い・短いという意味ではありません。

急激には変化しにくい要素があるとき、その要素が変わらない程度の
期間を「短期」、その要素も変化する程度の期間を「長期」といいます。

170 名前: 名無しさん [2007/07/26(木) 23:03:40] ID:4C [TB]

石油価格が高騰すると新聞なんかで「オイルマネーが云々」って
記事をよく見ますよね?

石油価格高騰→産油国所得増加→国際金融市場で運用される資金
増加→世界経済に色々な問題を引き起こす

ってことなんでしょうが、逆に石油輸入国にとっては石油代金支
払いの増加で国際金融市場での運用資金が減少するわけだからプ
ラスマイナスゼロで世界経済への影響なんて基本的にないように
思えるんですが。。。
どなたか解説お願いします。

171 名前: 名無しさん [2007/07/31(火) 23:55:03] ID:53 [TB]

先に申しておきますが、煽りではありませんのでよろしければどなたかご教示いtだければ幸いです。

インタゲを実施したとして、ハイパーインフレ(というと極端なので、オーバーシュートで結構です)にならない理由として、現在のところ最も説得的な理論(話でも結構です)はなんですか?
経済門外漢にとっては、ここをしっかり説明していただかないと、「インタゲしたらハイパーインフレになるよ」っていうクーなんかの言葉を信じちゃうことになってしまうと思います。
ドイツは前後の賠償金でハイパーインフレっていうのは、経済門外漢の人間には、当たり前のこととして高校の授業なんかで刷り込まれていて、中央銀行がいらないことをすると、即ハイパーインフレっていうイメージがありますもので。

172 名前: 名無しさん [2007/08/01(水) 02:36:51] ID:3d [TB]

インタゲを実施する・しないは、(期待に対する効果を除いて)
中央銀行が物価をコントロールする能力と関係ないよね。金利
操作やマネーサプライ操作の能力に変化はないんだから。つまり、
「インタゲしたからインフレを抑えにくくなる」ということは
(期待に対する効果を除いて)ありえない。

で、インタゲというのは「目標範囲からインフレ率がはみ出したら
中央銀行の責任。全員クビ。」ってことだから(実際には、不慮の
天災など中央銀行の責任じゃない逸脱は許される)、インフレ率が
高くなりすぎたら、インタゲ導入しないときより必死で抑え込む
インセンティブが中央銀行にはある。

ってことは、市場参加者も「インフレ率が高くなってきたから、そろ
そろ中央銀行が必死で抑えにかかるぞ。金利が上がると予想して
行動しないと高い確率で損するぞ。」と考える。

つまり、
「中央銀行が、その能力をフルに発揮してインフレ率を抑えると予想(期待)する。」
「したがって、実際にインフレ率は抑えられると予想(期待)する。」
「皆がそう思えば、その期待が自己実現する確率は更に高くなる。」

実際、インタゲを採用した国で、インフレを抑え込むのに失敗した
国はない。インタゲがデフレに有効かどうかはまだやってみないと
わからん要素があるが、インフレ退治に有効であることは実証済み。

173 名前: cloudy [2007/08/01(水) 04:47:44] ID:V [TB]

参考までに、ブラジルのインフレ率です。
http://www.imf.org/external/pubs/ft/weo/2007/01/data/weorept.aspx?pr.x=80&pr.y=8&sy=1980&ey=2008&scsm=1&ssd=1&sort=country&ds=.&br=1&c=223&s=PCPIPCH
御覧のとおり80年代はずっと100〜200%、90年代は1000〜2000%、レアル切り替えの直前には5000%を超えたそうです。
1994年に新レアルに通貨単位を切り替え、為替レートをドルに固定しましたが、そのため不況になってしまった。
それで1999年からはインフレターゲット&変動相場制に切り替え、以後はまあまあうまく行ってるようですね。

174 名前: 名無しさん [2007/08/11(土) 00:30:49] ID:53 [TB]

『R25 2007.08.02号』の記事から・・・

世界で円の価値が下がっているのはなぜ?
http://r25.jp/index.php/m/WB/a/WB001120/id/200708091102

日本人が、円安ドル安を経済の勝ち負け論(?)(速水前日銀総裁の円の品格論みたいに)で考えちゃうのは何でなんでしょう?

かくいう私も、ちょっと前までは、円高は日本経済が評価されている結果、円安は日本経済が見放されている結果と考えていましたが・・・
この情報の発信源は何なんでしょう?

175 名前: Economania [2007/09/06(木) 13:31:50] ID:S [TB]

おひさしぶりです。
こちらの掲示板はまだみなさん閲覧されていますでしょうか?

先日某国営放送で、中国の安い労働力が(コールセンターなどを利用して)
サービス業にまで進出してきた、という番組が放送されていました。

安い人件費と高い日本語コミュニケーション能力が武器だそうです。

そこで質問なのですが、もし、中国人がサービス業などの、
国境の壁に守られてきたような産業にも参入できるとなった場合、
これは国際貿易的な状況というよりも、日本と中国が経済的な意味で
ひとつの国になったような状況であり、そのような国において
生産性が同じ(あるいは劣る)なのに賃金は高い「日本人」は失業せざるを
得ないように思えて仕方ありません。

(もちろん、比較優位の議論を用いれば、比較優位のある財の生産に
特化すればよい、という結論になると思うのですが、中国のように
無尽蔵(?)の労働力を有する国が相手で、かつ生産性が格段に上がって
いくと日本人が「生産」に携わる余地がなくなってしまう…
ように思えてしまうのです。。)

もちろん、近い将来にすべての日本人が職を失うような状況は
考えにくい(=(老人介護やタクシー運転手などの)ある種のそして
大多数のサービス業は国境を「越えて」やってきて働かざるを得ない。
それは厳しい条件である)とは思うのですが、少なくとも、
日本国内において貧富の差が拡大せざるを得ないのではないか
と思うのですが、

・労働力が(実質上)無尽蔵で、人件費が安く、生産性が高い国が
存在したとすると、日本のような国では国民全員が職を失ってしまう

という結論はどこがおかしいのか教えていただけるとうれしいです。

176 名前: 名無しさん [2007/09/07(金) 16:16:34] ID:42 [TB]

>>175
一部のサービス業(これまで貿易不可能だったもの)が貿易財になった
ということですよね。これだけでは全く今までと変わりません。

たとえ全ての分野の生産性で劣っていたとしても、
貿易財に関して比較優位産業は必ず存在しますから、相変わらず
貿易を続けて生活していくことになります。生活水準はその国の
生産性で決まります。

じゃあ、極端な話、すべての財やサービスが中国と貿易可能に
なったらどうなるかというと、中国と日本の生活水準はほぼ同じ
になるでしょう。

>・労働力が(実質上)無尽蔵で、人件費が安く、生産性が高い国が
存在したとすると、日本のような国では国民全員が職を失ってしまう

(「日本より」という意味だと思いますが)「人件費が安く、生産性が高い」
というのは矛盾してるというか、新たな産業が成長を始めたような時
にはありえても長続きしません。

長期的には、生産性が高ければ所得も賃金もそれに応じて上がり
ます。中国の貿易可能な産業全体の生産性が日本と同等以上に
なれば、中国の平均所得も日本以上になります。

そのとき日本が「中国と同じになっちゃった」としても、決して
悲しむべきことではないでしょう。

「国民全員が職を失ってしまう」というのは、よくわかりませんが
中国と同じ賃金では働きたくないということでしょうか?

177 名前: Economania [2007/09/08(土) 02:37:57] ID:S [TB]

>>176
ありがとうございます。
いつもため息をついてしまうのですが、つくづく自分は
経済学についてのセンスがないのだなぁと思います。

>相変わらず貿易を続けて生活していくことになります。

まではわかるのですが、そこからが飲み込めないのです。
(せっかく丁寧に説明していただいたのに、申し訳なくて
胸が痛みます。。)

投稿文を書いては消してで30分くらいフリーズしています(涙)
悩みに悩んだ結果、どうやら

>長期的には、生産性が高ければ所得も賃金もそれに応じて上がります。

が理解できていない…のだと思います。
具体的にはどのような状況を想定すればよいのでしょうか?
ご教授お願いいたします。m(_ _)m

178 名前: 名無しさん [2007/09/08(土) 04:18:08] ID:5b [TB]

詳しくはクルーグマン「良い経済学悪い経済学」
第1部「ゼロ・サム社会の幻想」
第4章「第三世界の成長は第一世界の繁栄を脅かすか」
あたりを見てもらえるとよいのですが...
以下はそこから抜き出した例を簡略化したものです。

簡単のため、日本と中国の2国だけを考えます。
両方で生産している貿易可能財B(たとえば、今だと電子部品とか)が
あるとします。作るのに必要なのは労働力だけだとします。輸送
コストも品質の差も無視します。

この財Bの価格は、どちらで生産したものも同じはずです。
そうすると、Bの生産に携わっている労働者の賃金は、
両国の生産性に応じて決まるはずです。

たとえば、日本の労働者が1日働いて、中国の労働者より
5倍多くBを生産できるなら、賃金は5倍になります。

この他、世の中には財AとCがあり、日本と中国の生産性の差は
Aでは10倍、Cでは2倍だとします。これらも労働力だけで
作れ、また労働者はA,B,Cどれを作ることもできるとします。

具体的には、中国の労働者が1日働くとA,B,Cをそれぞれ1単位
生産できるのに対し、日本の労働者はAを10単位、Bを5単位、
Cを2単位生産できるとします。

そうすると、まず国内では労働移動が自由なので、
・それぞれの国で、A,B,Cどの産業で働いている労働者も、賃金は同じ
になります。また、

・財Bで測った価格でみると、Aについては、日本の方が安く作れる
 ので、中国では生産されず、日本から輸出される
・Cについては中国の方が安く作れるので、日本では生産されず
 中国から輸入される

ことになります。 たとえばCについては、生産性の差が2倍に
すぎないのに賃金の差は5倍あるわけですから、日本で作るより
2/5の価格で作ることができます。

179 名前: 名無しさん [2007/09/08(土) 04:21:05] ID:5b [TB]

(続き)

Cだけ見ると「生産性が高く人件費の低い国にはとても勝てない」
と思うかもしれませんが、AやBについてはそうではありません。
そして、賃金の格差は、両国が競合するBの生産性格差によって
決まってきます。

それぞれの国の生活水準は、「AやCがどのくらい
の価格で相手国に売れるか(AとCとの交換比率:交易条件)」と
A,B,Cそれぞれがどのくらいの割合で生産・消費されるかにより
ますから簡単ではありませんし、長期的に生活水準がどうかわる
かも、日本と比べた中国の生産性がA,B,Cのどの分野で速く向上
するのかによって変わってきます。

(ところで今のところ、中国からの輸入は日本のGDPの2%くらいです。)

たとえば、AやBの生産性が変わらないのにCの生産性が中国で何割か
上昇したとすると、日本人の生活は(同じだけAを輸出しても、より
多くのCを交換に入手できるので)向上します。逆もあり得ますが、
今までのデータでは、おおまかには、「どの産業でもだいたい同じ
くらいの速度で生産性が向上する(交易条件はそれほど変化しない)」
ようです。

そうすると、中国の生産性が向上しても、日本の生活には影響が
ない(ただし、中国の生活水準は生産性向上に比例して豊かになる)
ということになります。Bでみて同じくらいの生産性になるころ
には、日本と中国の賃金格差もなくなっています。

180 名前: 名無しさん [2007/09/08(土) 04:57:18] ID:5b [TB]

(続き)

上で述べたとおり、日本と中国の貿易はGDPの2%とかですから、
交易条件がたとえば10%悪化したとしても、日本人の生活水準が
0.2%ほど落ちるだけです。

また、「交易条件が悪化する」というのは、日本が中国から輸入
している財の生産性が(他の財と比べて)相対的に悪化したとき
に起こることです。 中国から輸入している財の生産性向上は
逆に、日本人を豊かにする、よいことなわけです。

ここまでは、「普通に貿易している限りは、中国の生産性向上は
心配する必要がない」(交易条件があんまり変わらないとすると、
日本人の生活には何の影響もない)という話でした。

じゃあ、>>175で書かれたように「日本と中国が経済的な意味で
ひとつの国になったような状況」、すなわち両国の間で労働
移動が自由になった状況を考えたとして、さらに、
もし両国の労働者の質に差がなく、生産に必要なものが
労働力だけだとするならばどうなるかというと、両国の賃金が
同じになるでしょう。起きるのは失業ではなく、賃金の均等化です。

しかし、実際には(貿易できる財やサービスの範囲が広がっている
とはいえ)中国との貿易はごくわずかな規模であり、両国の賃金
の均等化には程遠いレベルにしかすぎません。

インターネットを通じて中国の床屋で髪を切ったり、中国の電車に
のって秋葉原に行き、中国のメイド喫茶でサービスを受けられるような
技術革新が起きれば別ですが...

ところで「すべての日本人が職を失う」というのは、どういう状況
でしょう? 日本からなにも輸出しなくても、中国から(タダで)
どんどん輸入できるという状況でしょうか??

そんなことが起きれば素晴らしいことのような気がするのですが...

181 名前: Economania [2007/09/09(日) 02:02:33] ID:S [TB]

>>178
ありがとうございます。
今までにない「理解できそうな」手ごたえを感じています!

説明の中に3財出てくることがこれまでにない手ごたえの要因に
なってくれているみたいです!!

さらに上記の想定では、A,B,C財についてすべて日本のほうが生産性が高く、
かつ賃金もそれに応じて高くなっていますが、これこそが、
山形=池田論争(平均生産性が賃金を決める)と深い関係のある内容なのですね。
ようやくいろいろなものが飲み込めそうです!

>たとえば、日本の労働者が1日働いて、中国の労働者より
>5倍多くBを生産できるなら、賃金は5倍になります。

ようやく、ふっと理解できた気になったのですが、
もし、B財の生産について日本の労働者が中国の労働者の
5倍の生産性があるのに5倍の賃金をもらえなかったとすると、
この労働者は中国に渡って、5倍生産しそれに応じた5倍の賃金を
もらおうとするから、結局、生産性=賃金になる、という理解で
正しいでしょうか?

どうやら、一国全体での貿易の利益と、外国のある産業の生産性が上昇することで、
自国のその産業の労働者が失業するというミクロレベルでの損失(?)
とか僕の頭の中で混同しているみたいです。

>>178−180に書き込んでいただいた内容が空気のように自然なものとして
アタマの中で受容されるまで、がんばって咀嚼してみようと思います!

182 名前: 名無しさん [2007/09/09(日) 22:47:23] ID:5b [TB]

>もし、B財の生産について日本の労働者が中国の労働者の
>5倍の生産性があるのに5倍の賃金をもらえなかったとすると、
>この労働者は中国に渡って、5倍生産しそれに応じた5倍の賃金を
>もらおうとするから、結局、生産性=賃金になる、という理解で
>正しいでしょうか?

えーと、今のモデルでは「生産に必要な要素は労働だけ」「市場は完全」と仮定しているので、生産性と賃金はきっちり対応します。「5倍の賃金をもらえない場合」というような市場の不完全性や景気循環なんかは捨象しています。

183 名前: 名無しさん [2007/09/09(日) 22:51:41] ID:5b [TB]

あと、財A,B,Cのモデルでは、国境をまたぐ労働者の移動もないものと考えています。

184 名前: 名無しさん [2007/09/12(水) 04:20:10] ID:36 [TB]

すりらんか氏、どらえもん氏も出てきておくれ。

185 名前: Economania [2007/09/12(水) 14:54:24] ID:S [TB]

>>182
すみません、ネットにつなげない環境におりましたので
レスが遅れました。

学部時代に国際貿易論や国際金融の講義を履修しなかったツケが
まわってきてます…
それ以前の問題であることも承知ですが…(汗)

>>183
労働者の移動もないのに、賃金のレベルが生産性のレベルに
よって決まるというのはすごいですね。

>>184 ご負担をお掛けしてしまい、申し訳ないです。。

186 名前: Economania [2007/09/12(水) 14:55:17] ID:S [TB]

↑編集途中で誤って投稿してしまいましたm(_ _)m
まずはクルーグマンを読んでみたいと思います。

187 名前: 名無しさん [2008/01/06(日) 12:09:18] ID:5q [TB]

奥野・鈴村「ミクロ経済学(1・2)」
を勉強するスレ立てたいのですが、指導していただける先生いらっしゃいますか?
それともいちごで立てたほうがいいですか?

188 名前: すりらんか [2008/01/07(月) 01:24:44] ID:7 [TB]

なぜに奥野・鈴村!?
初めての中級テキストならMWGとはいわないがバリ案の方がいくないかい?

189 名前: 名無しさん [2008/01/07(月) 20:18:59] ID:5q [TB]

バリ案はミクロ経済分析の方ですか?
入門ミクロ経済学5版は一応読むことは出来たのですが?

190 名前: すりらんか [2008/01/08(火) 10:58:05] ID:7 [TB]

そうそう「分析」の方です.

奥野鈴村は20年前の本ですからちょっと時代遅れ感が強いです.ミクロ公共経済をちょっと古典的な話も含めてしっかりやりたいという目的を持っている人以外にはお勧めではないです.

191 名前: 名無しさん [2008/01/10(木) 18:25:02] ID:5q [TB]

分析の方は1986年に2版の邦訳が出てるんですが、時代的には同じぐらいかと。それに奥野・鈴村「ミクロ経済学(1・2)」
の教科書代がサンクコストになってしまいます。

192 名前: すりらんか [2008/01/11(金) 00:00:37] ID:7 [TB]

う〜邦訳は2版なんですかorz
191さんの目的によりますが,英語が苦じゃないor院に行くと考えているなら英語で3版を読みましょう.

と書いてて思ったんですが,なんで191さんは中級ミクロを読もうと考えたんですか?

193 名前: 名無しさん [2008/01/11(金) 22:30:33] ID:5q [TB]

一言でいうと趣味なんですが、そういってしまうと味も蓋もないので、
一日本人として自分達の経済がどうなっているのか?一抹の不安があるわけでして、マクロを中心に今まで本・教科書を斜め読み!してきたのですが、
一番肝心なレベルの内容が書いてあるマクロや公共経済では中級レベルのミクロが要るらしくそこのところで詰まってしまった感があったためです。

194 名前: すりらんか [2008/01/19(土) 16:50:46] ID:7 [TB]

ネット環境をしばしはずれていたので返事が遅くなりました.
知的好奇心でというならばやや古くてもVarianが良いと思い
ます内容が網羅的なので(奥野鈴村はよくいうと専門家の卵
向け,悪く言うと筆者の趣味というかんじです).数学的な
準備が少なくても読めるのも魅力でしょう.

Varianを読んでから加藤涼氏のマクロの本当たりを読むと現
代マクロのアウトラインがかなりわかるんじゃないかと.

195 名前: 名無しさん [2008/01/26(土) 08:54:23] ID:8k [TB]

↓の問題分かる方いませんか?

アメリカの公的年金制度は、65歳以上の人々に年金を給付している。
公的年金受給者が働いて所得を得ると、たいていの場合、公的年金の受給額は減額される。

a.公的年金制度の存在は、人々の現役時における貯蓄インセンティブにどのような影響を与えるだろうか。

b.公的年金制度が受給者の所得に応じて減額される制度であることは、65歳を過ぎても働き続けることへのインセンティブにどう影響しているだろうか。

196 名前: 名無しさん [2008/03/01(土) 01:51:08] ID:8o [TB]

レオンチェフが「需要曲線も供給曲線も観測することはできない。
だから私は一般均衡分析を選んだのだ」
というような内容のことを言っていたのですが、
これはどういう意味なのですか?

一般均衡は、需要供給曲線の交点で決まるわけではなく、
需要供給曲線を仮定せずに考えられる、ということなのですか?

教科書的にはすべての市場で需給が一致すること=一般均衡
だと思い込んでいたのですが…この理解は間違っているのですか?
レオンチェフのせいで頭が大混乱しています(汗)

197 名前: 名無しさん [2008/03/01(土) 04:17:30] ID:8o [TB]

続けての質問すみません。

http://www.ichigobbs.net/cgi/15bbs/economy/0290/834
において、「ザモデル」氏が

「内生変数同士の相関には、殆ど意味がない」
「最悪のパッチワークは、過去の内生変数同士の関係をexploitしようとするような類のものだ」
と発言していますが、具体的にはどういうことなのですか?

例えば、マクロ経済モデルにおいて「所得」と「消費」は「内生変数」
ですが、この間の回帰式を推定しても意味がない!ということですか?

(1)なぜ、内生変数間の相関には「意味がない」のですか?

(2)では、代わりに何をすればいいのですか?

漠然とした質問ですみません。
(いちごが盛り上がっているので、静かなところに書き込んでみました)

198 名前: すりらんか [2008/03/01(土) 11:41:52] ID:7 [TB]

ごめん195はわかりません(学説史に関する知識が皆無なので)

「内生変数同士の相関には、殆ど意味がない」
「最悪のパッチワークは、過去の内生変数同士の関係をexploitしようとするような類のものだ」
については,

>マクロ経済モデルにおいて「所得」と「消費」は「内生変数」
>ですが、この間の回帰式を推定しても意味がない!

その通りです.ほとんど意味がありません.

(1)内生変数は別の式から決定されているものです.
例えば,X,Yが内生変数.a〜cが外生変数としましょう.

Y=2X+a+b
X=Y+c

というとき,XとYは当然相関していますがそれを知ったとこ
ろで「XをあげればYもあがる」といってみてもせんないこと
です.だって内生変数のみに注目すれば「YをあげなきゃXは
あがらない」んですから.

(2)変わりにやるべきことは,外生変数の内生変数への影
響をみつけることです.得に政策的に変更できる変数(操作
変数)から内生変数への影響をみればよいでしょう.

199 名前: 名無しさん [2008/03/02(日) 01:38:58] ID:8o [TB]

>>198
よくわかりました!ありがとうございます。

少し考えてみたのですが、
需要曲線と供給曲線を新たな例に>>197の話を考えると、
数量Qと価格Pが内生変数で、

需要曲線では、数量Qと価格Pが負の相関になりますし、
供給曲線では、数量Qと価格Pが正の相関になります。

すると同じ変数QとPについて別の相関が見られますから
相関を見ることで需要曲線や供給曲線を「発見」することが
できるようにも思えるのですが…

200 名前: 名無しさん [2008/03/02(日) 01:42:24] ID:8o [TB]

再び書き込んだ直後にすみません。
そもそも、QとPは需要曲線と供給曲線の交点として
求まるのだから、この場合は右下がりの点の系列と
右上がりの点の系列とがごちゃーっと出てきて、
相関とっても何も見えないということになりそうですね…

201 名前: すりらんか [2008/03/02(日) 10:32:54] ID:7 [TB]

ナイスセン♪
それが計量経済学の識別問題です.

需要曲線を発見するためには
需要曲線には影響するけど供給曲線には影響しないような変数
が必要になるわけです(逆は逆).

202 名前: すりらんか [2008/03/02(日) 21:38:46] ID:7 [TB]

あ.みすった.

供給曲線の発見には「需要曲線には影響するけど供給曲線には影響しないような変数」
需要曲線の発見には「供給曲線には影響するけど供給曲線には影響しないような変数」
でつ.

203 名前: 名無しさん [2008/03/02(日) 23:45:25] ID:8o [TB]

>>201>>202
あー、そういうことだったんですね。
つまり、数量Qと価格Pの散布図を見ても何も(?)わからず、

「政策的に変更できる変数(操作変数)」がデータの裏側に
あることを想定しながらデータを見ると、モデルの構造が
見えてくるというわけなのですね。

204 名前: すりらんか [2008/03/03(月) 19:41:39] ID:7 [TB]

ですね.
その意味では不連続的な物品税の変化なんかは適任.
政策変数以外に外需なんてのもよいかもしれない.

205 名前: 名無しさん [2008/03/20(木) 03:23:58] ID:8o [TB]

(竹森先生の本をつまみ食いしております。)
金利平価の話を読んでいたら、金利が高い国の通貨は減価する、
あるいは減価すると予想されている、とのことでした。

これをそのまま(無批判に)受け入れると、
日本で金利を上げると円が減価して、さらには円安→インフレ圧力
の流れでデフレ脱却できるのではないだろうか、みたいな妄想に
かられてしまう(笑)のですが、どう考えればよいのでしょうか?

利上げ→投資減少のもたらすデフレ効果の方が大きいと
考えるべきでしょうか?
(そもそもこのような経済効果というのは予測というか実証できる
ものなのですか?)

ちなみに竹森先生の本には金利平価説にしたがえば
金利高の国は減価するはずだが、実証研究ではむしろ増価する
みたいなことが書いてありましたし、
吉本佳生先生の本にも80年代に30%の円高が起きたとき、
デフレにはならずむしろ1%のインフレだったみたいなことが
書いてあり、なんだか頭がこんがらがってしまいます(汗)

206 名前: すりらんか [2008/03/21(金) 11:01:28] ID:7 [TB]

>金利が高い国の通貨は減価する、
ってよりは金利が高い国の通貨は「現在の水準に比べて将来
増価する」と「予想されている」って話です.水準ではなく
変化の話.

(単なる数値例だから正確じゃないけど)

仮に1年後$1=\100で動かないとしよう
今は金利が低いから$1=\110円で
今後1年で110円ほど円高になるかんじ.

ここで今金利を上げると
現時点で$1=\80円になるから

今後一年で20円円安になる

というお話しなんです.

207 名前: すりらんか [2008/03/21(金) 11:02:05] ID:7 [TB]

×今後1年で110円ほど
○今後1年で10円ほど

208 名前: 名無しさん [2008/03/21(金) 15:43:26] ID:8o [TB]

>>206
いつもありがとうございます。

>水準ではなく変化の話
心に留めておきたいと思います。

為替レートの長期的な均衡水準があって、
(現在の金利は為替レートに対する攪乱を与える役目を果たすが)
結局は均衡為替レート水準に落ち着くように
為替レートが「変化」(=その方向に動く)する。
という議論の流れなのでしょうか?

209 名前: すりらんか [2008/03/21(金) 21:22:14] ID:7 [TB]

>為替レートの長期的な均衡水準があって、
というよりは,
「為替レートの長期的な目標水準があるとしたならば……」
という話でしょう.で,実証パフォーマンスがわるいのは
そんのものはないからだという話かと.

もともと名目の話ですから長期的な均衡水準は不決定です.
あるとしたら両国が合意する長期的な目標水準ですが……
これもそんなに当てはまるケースはないでしょう.

210 名前: ドラエモン [2008/04/05(土) 01:07:34] ID:O [TB]

はにゃ、こんなところにいたのかえ?

>名目の話ですから長期的な均衡水準は不決定

つうか、貨幣量で決まるんでは?

しかし、苺はもう駄目かもわからんねOTZ

211 名前: すりらんか [2008/04/05(土) 21:32:00] ID:7 [TB]

うんにゃ.
たまに覗いて遊んでる感じ.
こっちはIDあるから適度の煽り(?)が無いのが痛いのかも.
それにしても苺酷いですね.
田中さんとか安田とか心底どおでもええ.
白川総裁で決まりそうで,副総裁まで日銀派じゃないと許さ
ないというすごい局面でメインの話題があれとは……もう経
済学板じゃなくて国内経済学者噂話板だな.

>つうか、貨幣量で決まるんでは?
うん.だから貨幣量次第で何でもありということ.

212 名前: ドラエモン [2008/04/06(日) 02:08:38] ID:O [TB]

>経済学板じゃなくて国内経済学者噂話板

御意。そのうち、どこのゼミのお嬢が可愛いかとかで論争になりかね
ないorz

>貨幣量次第で何でもあり

うーん。実物変数(相対価格)だって、資本量や労働量次第で
なんでもありということになるけど。それを「不決定」とは言わな
いでしょう。

213 名前: 名無しさん [2008/04/08(火) 08:25:20] ID:5q [TB]

「現代の金融政策―理論と実際」 白川 方明
http://www.amazon.co.jp/dp/4532133440/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1207610351&sr=1-1
注目の人のこの本読みましたか?

214 名前: すりらんか [2008/04/08(火) 15:13:06] ID:7 [TB]

>>213
残念ながら忙しくて呼んでないです.
日銀理論の定義を明確にするためにもちょっと目を通さないとなぁ.

215 名前: 名無しさん [2008/04/29(火) 01:51:21] ID:a [TB]

D.kogai氏が、GDPが10年間で3割しか増えていないのに、
金融資産はその間2倍になった。これは金融経済が「虚」なもの
だからだ、と自身のブログに書いた、という話が話題になりました。

それを読んでの僕の感想は
「なんてアホなことを書くのだろう。
10年間給料が変わらなくても資産(たとえば銀行預金)を
2倍にすることはできるじゃないか。」
というものだったのですが、kogai氏のブログに貼ってある
リンク先の文章を読んでいて、分からない点が出てきました。

216 名前: 名無しさん [2008/04/29(火) 01:54:34] ID:a [TB]

リンク先のURLは以下の通りなのですが
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/contribute/g/02/index4.html

そこには、
「金融資産の裏側には金融負債があのだから、
世界中で1京3800億円の金融資産があるということは、
裏側でそれと同額の負債を抱えている人たちがいるということだ」
だから負債リスクによって世界経済は危機にさらされている、
というような主旨の内容が述べられていました。

217 名前: 名無しさん [2008/04/29(火) 02:02:30] ID:a [TB]

ここで、はたと自分のおつむに自信がもてなくなったのです。

>>215に書いたことはまさにその通りで、
kogai氏の書いていることは算数のレベルで論駁できるわけですが

>>216で見たように、「その裏側にはそれだけの負債があるのだ」
と言われてしまうと、うっ、と詰まってしまったわけです。

しかし、リンク先の内容にどこかおかしな点があるように
僕には思えて仕方ないのです。

218 名前: 名無しさん [2008/04/29(火) 02:09:10] ID:a [TB]

そこで議論を単純にするために、世の中の資産として、
土地や有価証券の類を捨象して、銀行預金だけを考えた世界を
考えさせてください。

現在、ある家計Aは2000万円の金融資産=銀行預金を持っています。
銀行Bは家計から預かったお金を貸し出しに回します。
自己資本比率が10%とすると、銀行は最終的にその10倍の
2億円を貸し出したことになります。

すると、この両者だけで資産は家計Aの銀行預金2000万円と

219 名前: 名無しさん [2008/04/29(火) 02:19:50] ID:a [TB]

銀行Bの企業への貸出2億円の合計2億2000万円になり、

一方、負債は銀行Bの家計Aに対する2000万円と、
企業の銀行Bに対する借入2億円の合計2億2000万円となります。

(ここまでの議論で、
(1)もともとストックだった家計Aの資産に
信用乗数の議論を適用していいのだろうか?

(2)リンク先の文章に限らず、一般的に金融資産が増えた
というときに、そもそも、銀行部門の資産はどういう扱いを
受けているのだろう?
銀行の貸出は、いわゆる金融資産に含まれるのだろうか?

という疑問が湧きましたが、話を続けますm(_ _)m)

このとき、貸出先の企業が業績悪化により、借金を返済できなく
なったとします。
すると膨大に膨れ上がった負債がすべて返済不能になり、
銀行Bは倒産→家計Aも銀行預金を回収できなくなる、という
事態が生じます。

そもそも、家計の金融資産は2000万円しかなかったはずなのに、
(今回の質問の想定では)2億2000万円もの負債が生じ、しかも
これが返済できないという状況が生じてしまいました。

この想定は、リンク先の内容(現在の経済世界は大きな負債リスク
を抱えているのだ!)を肯定するものなのでしょうか?

それとも、僕の議論の途中に間違いが(複数!)あって、
荒唐無稽な結論に至ってしまったのでしょうか?

非常に長々しく書いてしまいましたが、ご教授いただけると
幸いです。よろしくお願いいたします。

220 名前: すりらんか [2008/04/29(火) 12:06:22] ID:7 [TB]

小飼さんの話は僕も読みました.

>10年間給料が変わらなくても資産(たとえば
>銀行預金)を2倍にすることはできるじゃないか

これは僕が見た中でもっともシャープな反論ですね!イイ!

で,本題ですが

仮に銀行Bの預金者がAさんだけだとBは企業に2億円も貸し出せません.
準備率10%なら実行できる貸出は1800万です.Aさん以外にも多数の預金者
がいることを忘れないようにしましょう.

なお,銀行貸し出しはもちろん金融資産です.

リンク先ですが,金利が変わって資産価格が変わることはバブルとは呼びません.
典型的なファンダメンタルの変化ですから……

221 名前: 名無しさん [2008/05/01(木) 12:41:39] ID:a [TB]

>>220
貸出の件はうかつでした(汗)

>なお,銀行貸し出しはもちろん金融資産です.
ありがとうございます。
(非金融部門がどうのこうの…というのはマネーサプライの
話ですね。。)

ということは、
個人Aさんの預金2000万+銀行Bの貸出1800万円が
この経済における(局所的な)資産で、

その裏側にある負債が、
銀行Bの個人Aに対する負債2000万+企業の借入1800万円
ということですね。

リンク先が問題にしているのは、
資産が増えるとその裏側で負債が増えることになり、

資産の大きさ=負債が抱えるリスクの大きさ

ということらしいのですが、これは一般的に言える
ことなのでしょうか?
たしかに、資金を借り入れた企業の計画がずさんだったり
銀行の審査がずさんだったりすると(貸出の部分に関しては)
問題があるような気もするのですが…

(さらに言えば、そのようなずさんな貸出を行っている銀行に
お金を預けることも、ずさんな貸付行為ということになるのかも
しれませんが…(汗))

222 名前: 名無しさん [2008/05/03(土) 12:57:06] ID:AX [TB]

確かに金融資産は裏側に負債を伴います.
だから一般的に言える.
ただ,ちょっと物は言い様かなぁと.

実物資産も価値低下(あと盗難や破損)といったリスクが
あります.したがって資産が増えればいつでもリスク総量
が増えるということになるけど……それって「だから何?」
ではないでしょうか.

223 名前: すりらんか [2008/05/03(土) 12:57:37] ID:AX [TB]

あれ.ハンドルが入らなかった…

224 名前: luke [2008/05/04(日) 13:07:49] ID:F [TB]

「借金して買った資産を担保にまた借金して…」のようなレバレッジをかけた投資をイメージすると、破綻のリスクが高まるように感じるんじゃないでしょうか。

レバレッジをかけた投資だと、
・資産とともに借金も増える(自己資本の何十倍にもなる)
・資産の価格変動が何十倍にも増幅される(資産の数%の価格低下で、自己資本を超える損害を被る)
・したがって、破綻のリスクが高くなる
つまり、「借金が一定で、資産価格が下がる」と破たんすることになります。

紹介されたウェブページの話の構成は、
1.世界中の金融資産が増えている
2.金融資産が増えているということは、負債も増えているということである
3.負債が増えると、金利が上がった時に金利を払えなくなるリスクが高まる
4.金利が払えない人が増えると、銀行が破たんするリスクが高まる
となっていますが、3.の部分に飛躍があると思います。

負債が増えた人は(債務超過の人でない限り)、反対側の資産なり、所得なりも増えているはずです。名目金利が上がったということは、それだけ資金の需要があるような景気だということで、投資の収益も名目で増えているはずで、ただちに苦しくなるということはないはずです。

また、銀行の場合、自己資本の何十倍にも貸し出すわけですが、資産価格が下がってしまうような場合は(ALMでヘマをしない限り)負債の時価も下がるはずで、そこがヘッジファンドのようなレバレッジをかけた投資とは違うのではないでしょうか。

225 名前: 名無しさん [2008/05/05(月) 14:17:25] ID:a [TB]

>>222>>224
すりらんかさん、lukeさん、
解説ありがとうございます!!

物は言い様、はよく心得ておくことにしますw

>負債が増えた人は(債務超過の人でない限り)、反対側の資産なり、所得なりも増えているはずです。
>名目金利が上がったということは、それだけ資金の需要があるような景気だということで、
>投資の収益も名目で増えているはずで、ただちに苦しくなるということはないはずです。

ということは、現在のような景気が弱含みの状態で利上げなど
して(名目金利だけ上がって)しまうと、望ましくない状態を
引き起こしてしまいかねない、という理解で正しいでしょうか。

議論のどこに飛躍があるかを見つけるのはなかなか難しいですね。

226 名前: 名無しさん [2008/06/10(火) 17:01:26] ID:B3 [TB]

http://www33.ocn.ne.jp/~keida/pdf/midterm01.pdf

このpdfファイルの問題に非常に悩まされます。。。
問題数が多いのですが応えていただけたら幸いです。

227 名前: 名無しさん [2008/10/27(月) 00:42:44] ID:a [TB]

おひさしぶりです。質問があります。

最近のサブプライム問題で、政府が資本注入をするということになり、
それに反対する人々の映像がニュースで流れました。

彼らは何故、政府による銀行の救済に反対なのでしょうか?
資本注入が税金によってまかなわれる=自分たちの金で、
金持ち企業を延命させている、ケシカラン!という論理なのでしょうか??

僕の理解では、資本注入した後、その企業が見事に立ち直れば
値上がりした株式を売却することで、むしろ政府は儲かるし
(預金者の預金も守られるし、)特に問題はないように
思われるのですが…

僕の理解が間違っているのでしょうか?

228 名前: 名無しさん [2008/10/28(火) 23:59:30] ID:Bl [TB]

ムツカシイですね。

現状の危機からの脱出に、なんらかの政府の関与が必要である事は間違いないと思うのですが、クルーグマンらが資本注入を支持しているのに対し、マンキューはこれに反対のようです。

himaginaryさんがまとめられています:
http://d.hatena.ne.jp/himaginary/20081012/mankiw_on_crisis

1. どの企業を助ければ良いか政府は分からない。
2. 適正価格が分からない。
3. ウォール街が社会主義ちっくになるのは嫌だ。

1と2はもっともだと思います。

229 名前: 名無しさん [2008/10/31(金) 02:19:55] ID:a [TB]

>>228
ありがとうございます!
経済学者の中でもいろいろな立場があるのですね。

銀行など、特別な企業に対しては、資本注入することで
パニック防止(?)というのは一般的な方法なのだと思っていました。

230 名前: 名無しさん [2009/06/30(火) 18:45:46] ID:Hl [TB]

動画★動画★動画

「今後の世界・日本経済の見通し」
http://www.youtube.com/watch?v=gHZPh6VvJuI&feature=channel

「当面の日経平均の動き」
http://www.youtube.com/watch?v=3WUh5lI_9Ok&feature=channel

231 名前: 名無しさん [2009/07/23(木) 23:45:22] ID:I9 [TB]

P=58-Q
のとき、この市場を独占する企業が二部料金制を取り、利潤を最大化
させるとすると固定価格と一単位あたりの線形価格はどのようになるか。

がわかりません。教えてください

232 名前: ばばん [2010/01/20(水) 19:29:09] ID:LE [TB]

わかる方教えてください!!
ケインズの述べる「流動性選好」とは何か?これがどのような意味で「セー法則」批判と関わるのか。

今過去問解いているのですが・・・まったくわかりません。
どなたかお願いいたします!

8 名前: すりらんか [2006/10/24(火) 17:31:34] ID:D

価格と数量を両方自由に決められるわけがないというあたり
まえの経済知識を持たない政策立案がこういった問題の元凶
です.

介護職の人件費は抑えたいけどたくさんの人に働いて欲しい
……ってそんなばかなww

方法としては,
・報酬自由化
・介護保険を該当事由に応じて一定額の補助に
などでしょう.

・介護保険を
13 名前: 名無しさん [2006/10/27(金) 23:29:39] ID:1L

>>8
 でもそれって厚労省が経済学を理解していないから今の状態にあるわけで、そもそもそんな人たちがその方法を採択しよう
とは考えないと思います。つまり介護が崩壊するまでその状態が維持されてしまうような気がするのですが。(´Д⊂グスン
だからその方法をとらせるようなゲーム理論とか公共政策って無いのですか?
18 名前: 名無しさん [2006/10/29(日) 22:36:26] ID:S

せっかく盛り上がっているところ、すみません。

中国など、隣国が経済的に豊かになると、
資源(石油)や食料(魚、米、肉)などの奪い合いが起きて、
日本にとっては経済的に不利になるように思われます。

この素朴な感想は経済学的に正しいでしょうか?
19 名前: すりらんか [2006/10/30(月) 09:24:22] ID:7

>えっと労働者が多いと
あ.アメリカ全体で医師看護士が多いというんじゃなくて,
例えば10床あたりにおかなければならないスタッフの数
の規制とその監督が厳しいの意.
22 名前: 名無しさん [2006/10/30(月) 15:49:54] ID:a

>20
ありがとうございます。
私の疑問点をもう少し限定していうと、
供給量に制限があるような、財の奪い合いを想定しています。

たとえば、牛肉などは、今のところ、供給量に制限はありません。
世界中で牛肉に対する需要が増えれば、アメリカだかオーストラリアだかで、牛肉の生産量が増え、価格の高騰は抑えられるでしょう。

しかし、マグロのように、好き放題獲れるわけでもないし、
かといって養殖も難しい財もあります。
日本食ブームが世界中に拡大すると、これまでマグロなんかに
眼もくれなかった諸外国の人々が、マグロを求めるようになります。
マグロは供給量に制限がありますから、みんながマグロを需要すれば、マグロの価格は高騰し、日本人にとってはうれしくない事態が生じるのではなかろうか?

というのが>>18での論点でした。
言葉足らずの質問ですみません…
(マグロのような財のことを考えなければ、近隣諸国が豊かになることは、>>19のとおり、日本にとって望ましいことだと思うのですが…)
23 名前: 名無しさん [2006/11/02(木) 12:42:00] ID:a

質問です。
ある種の財が枯渇しそうになると、
それは市場の暴走だ、と考えるのが一般人。

それは市場がなく、たとえば、財の所有権などがきちんと確定ししていないのが問題だ、と考えるのが経済学者、です。

で、質問なのですが、リサイクルなどで、森林資源を守ろう、
という動きは、木を伐採して売ることで生計を立てている森林所有者の、
木を大事にしようというインセンティブを削ぎ、
むしろ森林を減らしてしまう方向に働いてしまうと考えられますが、
ミクロ経済学的には、どのように考えるべきなのでしょうか?
26 名前: すりらんか [2006/11/04(土) 11:02:07] ID:7

>「経済成長はもういらないんじゃないか」論が一部ブログをにぎわしてます
すいません.ブログの経済議論は最近ほとんどフォローしていません.
ただ,
>『生産性は年々向上するので、経済成長しないとすると失業が増える』
これはいみわかんない.賃金調整がある期間では生産性と失業率は関係ない.
ロビンソンクルーソーの島での失業率を想起せよ.
>『だったら皆の労働時間を減らせばよいのでは』
もいまいち.働く時間は国が決めるものではないでしょう.

経済成長=所得増を忌避しているなら早めの引退や,不完全就労への移動,
寄付行為を「自発的に」個々人がやるわけで,それを責める理屈はないと
おもいます.
28 名前: すりらんか [2006/11/04(土) 12:46:31] ID:7

あ.そうだ!
せっかくのトラバ機能を生かすためにこれらにまじめにコメ
ント書いてみよう!(ここの議論に気づいてTB貼ってくれる
ことを期待)というわけで1日2日おまちあれ.
2 名前: luke [2006/10/18(水) 00:32:11] ID:F

カールソン・パーキン法による期待インフレ率の推計方法と、日銀アンケート(生活意識調査)
http://www.boj.or.jp/theme/research/survey/index.htm
への適用可能性についての質問です。

「雑談ロビー」スレ
/test/read.cgi/e/16/2-9
の続きです。
生活意識調査では、
「1年後の物価を現在と比べると」「かなり上がる」などの5択(問13)
「何%程度変化すると思うか」(問14)
という設問があります。(問の番号は第27回のもの)

ニュース記事
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT2C1603F%2016102006&g=E3&d=20061016
の「5.1%」というのは、上の問14の回答の平均値のようです。

問13の回答に(十分な期間のデータがあれば)CP法が適用できるのでは、と思ったのですが。
27 名前: luke [2006/11/04(土) 12:17:15] ID:F

>>26
>「経済成長はもういらないんじゃないか」論が一部ブログをにぎわしてます
このへんです。
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50675432.html
http://bewaad.com/20061102.html
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50676304.html
http://bewaad.com/20061103.html
http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20061102#p1
http://d.hatena.ne.jp/econ-econome/20061102/p2
http://d.hatena.ne.jp/wlj-Friday/20061103/p1

>『生産性は年々向上するので、経済成長しないとすると失業が増える』
これはbewaadさんの以下の意見の一部のlukeによる要約です。

>賃金調整がある期間では生産性と失業率は関係ない.
賃金調整があれば非自発的失業はない、と。

生産性向上と産出量一定を仮定すると、労働投入量を減らすしか
ないわけですけど、「産出量一定」というのが(計画経済でない
限り)いかなる政策でも達成不可能ということでしょうか?

なんらかの原因で、皆が自発的に就労を減らすような場合しか
ありえない?
24 名前: すりらんか [2006/11/03(金) 10:51:49] ID:7

>>22
それはどうだろう.日本の付加価値生産が低下しているので
なければ損にはなりません(実質所得=付加価値がかわらな
い≡損ではない).まぐろの相対価格が上昇してまぐろじゃ
ないものを食べるようになるというだけ.

天然資源はちょっと別で,これは短期的には付加価値生産の
効率を低下させる.これはマイナスです.

>>23
これはちょっとわからない.
・リサイクルって何をすること?
・森林所有者はなにをする人?
というとこから考えてみましょう♪
31 名前: luke [2006/11/04(土) 13:50:42] ID:F

>>2-3 のCP法の計算、やってみようかと思うのですが、
なにぶん素人なので分からないことがあります。

すりらんかさんが教えてくださった文献
http://www.esri.go.jp/jp/archive/e_dis/e_dis100/e_dis091a.pdf
のp.5の式(4)の、「期間tの実現インフレ率\pi_t」ですが、
たとえば2005年1月、4月、8月に「今後1年間に物価は上がると思うか?」
というサーベイを行ったとすると、2005年1月に対応する\pi_t
1.2005年1月から1年後までの物価上昇率
2.2005年1月から次の調査までの物価上昇率
3.2005年1月から次の調査までの物価上昇率を年率換算したもの
のどれを使うべきなのでしょう? 3かなと思うのですが。

また、調査間隔がまちまちである点が問題だとのことですが、
修正しない単純なCP法で、単に各標本を同じ重みで総和をとって
式(4)を計算してしまうと、やはりまずいのでしょうか?
33 名前: 名無しさん [2006/11/05(日) 21:39:00] ID:S

>>24
すりらんかさん、どうもです。
部分均衡分析の枠組で考えると、他の国が豊かになるなり、
競合する財を需要すると、日本のまぐろ市場における供給曲線が、
左側にシフト(=実質的な生産性の低下)し、
すくなくとも1つの財に着目する限りにおいて、
(特に)消費者余剰が減ってしまうのではないでしょうか?

ちなみに>>23の出典は「らんちたいむのけいざいがく」です。
ほんとかなー?と思ったので、書き込んでみました。

経済成長はもう十分だ、
もう誰もこれ以上豊かになることなんて望んでいない、

っていうのは、巷でよく耳にしますよね。で、続くのが、

経済的な豊かさよりは、別のユタカサを追求したいみたいな。。(笑)
35 名前: すりらんか [2006/11/05(日) 22:23:32] ID:7

>>33
部分均衡大好きっコwの僕が言うのも何ですが,この問題は
絶対に一般均衡で考えなければなりません.エッジワースボ
ックスとかをつかって例えば……わりとよくわかるんじゃな
いかな.

J国とC国,X財(工業製品)+M財(まぐろ)の2財で生産は
無視.C国のX財初期保有量だけが増加したときに……Jの効用
水準がかわるかどうかかんがえてみましょ〜.
44 名前: 名無しさん [2006/11/14(火) 19:35:54] ID:a

43です。少し手直しします。

>すべての国は貿易黒字になるように思われます

を、

すべての国は貿易黒字になってしまうのでしょうか?
これは会計上不可能な事態なので、もし、すべての国々が、
貯蓄>投資 かつ 財政黒字
になれば、為替なり何なりの調整が起こり、貿易収支の均衡が
全世界的に達成されるのでしょうか?

に変更させてください。すみませんでした。
43 名前: 名無しさん [2006/11/14(火) 18:39:00] ID:a

質問なのですが、

国内で貯蓄過剰になるから、貿易収支が黒字になるのですか?
それとも、貿易収支が黒字だから国内が貯蓄過剰になるのですか?

さらに追加で質問なのですが、

低成長国が、将来の成長を見込んで、外資を受け入れ、貿易収支が赤字になっているとします。
しかし、これらの国はいずれ、成長し、むしろ貿易黒字国になるのではないかと思われます。

すると、現在のアメリカのような消費過剰国や、
財政赤字を出しているような国が存在しない限り、
すべての国は貿易黒字になるように思われます。

この予想の妥当性はどのくらいあると考えられますでしょうか?
45 名前: cloudy [2006/11/14(火) 23:53:51] ID:V

>>44
> もし、すべての国々が、貯蓄>投資 かつ 財政黒字になれば、

すべての国が黒字というのはありえないのです。

みんなが、生産したより少なく消費するようになるということはたしかにあり得ます。たとえば全ての国がコメを100生産し、うち90しか消費しないとすると、それぞれの国のコメの在庫が10増えます。つまりコメの価格×10の貯蓄をしたことになります。
しかし、在庫増は会計上は「投資」とみなされ、その国の中でバランスするので、いくら在庫が増えても経常収支黒字に寄与はしません。あたりまえですよね。国と国の取引には出てこないのですから。以上の話には、為替レートには関係なく常に成立します。

黒字になるのは、余ったコメを輸出した場合だけです。さて、その場合は、どこか他の国が自国で生産するよりもたくさんのコメを消費していないとつじつまがあいません。とすれば、ある国がコメ黒字なら、どこか他の国がコメ赤字になっているということです。

以上はコメで言いましたがドルでも同じことです。
46 名前: すりらんか [2006/11/15(水) 00:05:19] ID:7

世界の輸出入をすべて足すと入超……地球は宇宙との貿易では
赤字なわけですがw

>>43
の話は国際収支の発展段階論と呼ばれる話です.段階論に
したがうと成熟国はいずれ対外純資産の食いつぶしにまわ
ります.一時期のイギリスが好例.

さらにこの話は相対的な後進国,相対的に成長余力のある
国という話ですからいつの時代にも相対的に後進的,相対
的に成長余力がある国は存在します.
50 名前: 名無しさん [2006/11/15(水) 17:37:04] ID:1c

証券税制の優遇措置が廃止されそうですが、これ景気に何か影響与えそうですか?何でも16000円台回復でもう役割終わったとか。
51 名前: 名無しさん [2006/11/15(水) 20:41:47] ID:a

貨幣流通に関する質問です。

現在、中央銀行は買いオペや売りオペなどによって、
貨幣流通量のコントロールを行っていますが、

そもそも、貨幣経済の始まりにおいては、
どのように貨幣を市中に流通させたのですか?

宇宙のはじまりと同じくらい不思議で、夜も眠れませんw
52 名前: 名無しさん [2006/11/16(木) 01:23:46] ID:1o

>>50
この件については私も質問があるんで便乗させて下さい。
デフレ脱却も十分とは言えない中での増税には疑問もありますが、巷間言われている「「貯蓄から投資へ」を実現するため軽減税率は維持すべし」という意見にも納得しかねます。
果たして人々の金融行動を政策的に誘導する必要性などあるのでしょうか?
仮に日本人の銀行預金志向が何らかの基準に照らして過大であるとしても、それはかつての護送船団行政が銀行預金ならびに各種金融商品のリスクリターン構造に歪みを生じさせたことに起因するのではないかと思われます。
そうであるなら、本来政府がなすべきことはそのような歪みを取り除く(既に取り除かれているのであればそのことを預金者が正確に認識するための方策をとる)ことではないでしょうか?
「貯蓄から投資へ」を目指すような政策を正当化するような経済理論があるなら是非ご教示下さい。長文失礼しました。
53 名前: 名無しさん [2006/11/18(土) 03:57:13] ID:S

デフレで困っているなら、マネーをばらまけばいいわけですけど、
紙幣は何かの見返りで渡すべきですよね?

普通は国債と交換で市中に流すことが多いと思いますが、
これは、(直接的・間接的に)国債を持たないような貧乏人は、
金融政策の恩恵にあずかれないということを意味していますか??
54 名前: すりらんか [2006/11/18(土) 12:12:41] ID:7

>>50
証券税制の優遇は,二重課税問題への変な形で手当という性格を持っています(法人税・所得税で二重に課税しているから少し大目に見る).その意味で証券優遇税制廃止+法人税減税というのはわりとすなおな手法だと考えているのですがいかがででしょう.

>>51
地下鉄をどこから入れたのか以上の大疑問ですね.
歴史的には,兌換紙幣の代わりに不換紙幣を渡すという方法で「登場」させるわけですが,僕は,一番重要なのは「それで納税できること」だと思います.

>>52
>「貯蓄から投資へ」
というか貯蓄の中のポートフォリオへの政府介入の必要性ですよね……
僕も経済状態にあわせて民間が勝手に決めればよいことだと思います.その意味で,ここに介入する経済学的根拠はあまり知らない.

>>53
そんなことはありません.単純には,買いオペによれば銀行の資産のなかでの日銀当座預金の割合が増えると,銀行は準備が増えたことで貸出を増やすことが可能になる……貸出が増えるとそれによっていろんなものが購入されて……というわけで,貧乏人が恩恵にあずかれないというわけではないです.
59 名前: すりらんか [2006/11/21(火) 00:21:03] ID:7

歴史の話は詳しくないので,どらどらが帰ってきて欲しいところですが,

>昔は生産力がないために、生きるために
>もっと死に物狂いで働いている

というイメージは大石愼三郎氏などによると日本については誤りとのことです.

確かに
>「経済成長は必要ない」論者
が飛びつきそうな話題ですが,これへの反論は

「現代日本で一日4時間労働でできる生活水準」
「江戸時代に一日4時間労働でできる生活水準」

をくらべればすぐにわかります.
時給900円で,一日四時間,月24日働いたとしましょう(旬日
2日休みを仮定……これは江戸時代公務員の平均的な休み方
です).24*4*900円……月収8万6000円.風呂無し・トイレ無
し(江戸時代では当然)のアパートは新宿区内でも2万円てい
どです.江戸時代同様通勤は徒歩としましょう.電気・水道は
最低限使うと仮定し,月6000円としましょう.衣料は月5000円
と仮定(江戸時代は服を買うというのは一世一代のことですそ
れにくらべればずいぶんまし).残りは5.5万円.週一度居酒
屋に飲みに行くとして3000*4=12000円.残りは43000円.一日
あたり1400円.一日1500円で何を食べられるか考えてみてくだ
さい.江戸時代にくらべていかに豊か実感できることでしょうww
60 名前: 52 [2006/11/21(火) 00:43:58] ID:1o

>>54
どうもありがとうございます。
やはり経済学的には根拠レスなんですね。今日の株価のさげっぷりを見ると増税なんてガタブルものですが、それも本来は金融政策さえしっかりしていれば…ってことになるんでしょうね。
>というか貯蓄の中のポートフォリオへの政府介入の必要性ですよね……
「貯蓄から投資へ」というのが珍妙な表現であることは認識してましたが、一般的な用語を使用させてもらいました。
64 名前: 52 [2006/11/21(火) 23:14:29] ID:1o

管理人様。
>>60を投稿する際、名前に「52」と書き込んだらパスワードを要求されたので、適当な言葉を入れて再投稿しました。
でもよくよく考えたら、これで「52」という名前は他の人が使えなくなってしまうんですよね?
こんなコテハンとは言えないような単なる数字を独占してしまっては皆さんに御迷惑おかけするので、パスワードを解除していただければ幸いです。
63 名前: ドラエモン [2006/11/21(火) 20:45:28] ID:O

もう欲しい物はない「が」金だけは欲しい(笑)
そうじゃないなら、あまった金は途上国でもホームレスでも文典氏
にでも寄付するはずですな。しないのは「金は別腹」の証拠でして
そう言う奴を守銭奴というのです。

で、人口減少の問題は、数ではなく年齢構成ですな。赤ん坊の面倒
見るより、爺さん婆さんのおしめを代える方が1000倍くらい
大変ですから、その仕事してくれる人をどこからか雇って来て金を
払わないと。自分でやっても良いけど、生産人口減ってるのでます
ます困ることになる。やはり成長しないとマズイです。
65 名前: すりらんか [2006/11/22(水) 00:51:05] ID:7

>俺たちは十分豊かだ。もう欲しいものはないよ。
だとあなたが思うのは勝手だし,そう思うならあんたが仕事
を辞めて,一ヶ月一万円生活をすればよい.それに他の人ま
で巻き込まないでくれってはなしなんですけどね〜.このロ
ジック意外と通じない人がいる.

>もう欲しい物はない「が」金だけは欲しい(笑)
それは学会のタブーwww
67 名前: 名無しさん [2006/11/22(水) 16:05:41] ID:a

>>63
そうか、他の部門の生産性を向上させ、余剰人員を
老人介護に充当しなければいけないのですね。

>>65
もう何年もバリバリに仕事したから、そろそろバカンスにでも…
みたいな乗りで、会社を辞めちゃったりすると、つぎに
仕事に復帰しようとしたときに、よほど能力のある人じゃないと、
派遣か何かにまわされて、そこから這い上がれなくなるような仕組みに
社会全体がなりつつあるような雰囲気があるんですが、
そこをうまく解決できるといいですよね。
やはり「高度」成長しか、解決策はないのでしょうか。
それとも労働市場の柔軟性が足りない、と見るべきなのでしょうか。

>学会のタブー
気になります。。
モノはいらないが、カネは欲しい=資金需要が高まる=流動性の罠にはまる=・・・=学会のタブー
途中の・・・がわかりませんw
72 名前: すりらんか [2006/11/28(火) 17:20:39] ID:D

何がやりたいかによるなぁ.
保険数理っていうもろな分野もあるし.
73 名前: 名無しさん [2006/11/28(火) 20:58:18] ID:2H

>>72
保険の最適配分みたいな感じなんですが。
90 名前: ドラエモン [2006/12/06(水) 00:44:46] ID:O

そんなに不公正な取引つまり売値が不当に低いなら、なぜ日本の資
本が買わなかった?アヘン戦争とかじゃあるまいし、アメリカが鉄
砲や戦車を出して無理矢理安値で買い取ったわけじゃあないですよ
ね(笑
87 名前: すりらんか [2006/12/05(火) 19:31:16] ID:7

>世界のGDPはおよそ3000兆円、それに対し、
>地球上の総貨幣量・流通貨幣は6000兆円以上、
なんにも問題ないですよね.単に「ある預金(現金でもいいが)」が「1年間に使われる回数」が1/2回だというだけの話.

>「金融は儲かる」という構造の背後に過剰に発
>行された貨幣が存在する。
金融業の実質リターンは限界生産性できまりますから関係ないですね.

>このFRBを株主である国際資金資本が仕切っていて、と
>んでもない利権(金を刷るだけで金を儲ける)を生み出している。
>これがドルの過剰発行の裏にある。
シニョリッジはどこの国でもとってます.
ちなみに基軸通貨のシニョリッジが特に大きいと言うこともないみたい.

>ドルは過剰発行されているのだから、減価されなければならない。
そういうのは為替相場で「決まる」ことです

>実体経済の規模に合わせる形で直ちに減価してしまえば、
>「世界大恐慌」など問題にならないほどの大混乱
70年代半ば+プラザ合意以降は世界大恐慌など問題にならないほどの大混乱だったらしいww

経済のこと何も知らないんだから言及しなきゃいいのにねw
88 名前: ドラエモン [2006/12/05(火) 20:35:36] ID:O

栗本は年収以下の貯蓄・金融資産しか持ってないのだろう(笑)
普通のサラリーマンでも年収の2年分や3年分持ってるのはざらに
いるだろうに・・・
94 名前: cloudy [2006/12/07(木) 15:42:49] ID:V

会計上は、日本からドルや円がA国に、A国から債券や株券などが日本に渡るので等価交換となり、それだけでは資本収支はゼロです。それを使ってA国が海外からモノやサービスを輸入したときに初めて収支は変化します。

実際、金融サービスが著しく遅れているような国の場合にはありそうなケースですね。ちょっと前の中国とか。やたらと海外からの投資は多いのに、経常収支は黒字という変な状態でした。
95 名前: 名無しさん [2006/12/13(水) 02:44:38] ID:S

>>94
ありがとうございます。
まだ少しわからないことがあるのですが質問させていただけますか?

>>94の後半について考えます。
世界を中国とそれ以外の国(W国)の2ヶ国に分けます。
すると、W国は中国に対し、資本収支の赤字がありつつ貿易赤字も抱えて
しまうように思えます。
これも、資本の等価交換の側面を見逃しているからでしょうか。。
(頭がこんがらがってきました…センスなさすぎ!)
99 名前: Economania [2007/01/13(土) 02:21:04] ID:S

別スレッドに質問を書きこんだばかりなのに、こちらにも質問を書き込んでしまいすみません。

あるホームページで、
「自分が金を貯めれば、その分だけお金が足りなくて困っている人が出る」という理屈…

という一文を見かけました。
これは(もちろんある種のユーモアだと思うのですが…)経済学的には、どこがおかしいのか教えていただけますか。
104 名前: 名無しさん [2007/01/14(日) 12:22:44] ID:2l

えっなんで貯蓄が減るとGDP減るんですか?
108 名前: 名無しさん [2007/01/19(金) 00:22:45] ID:2m

馬鹿みたいな質問かもしれませんが、生産関数Y=F(K,L)の説明変数にはどうして原材料が含まれてないんでしょうか?
107 名前: 名無しさん [2007/01/18(木) 22:52:53] ID:P

はじめまして。質問があるのでさせてください
http://www.ichigobbs.net/cgi/15bbs/economy/1181/246-を見てstate dependent pricing modelというものがあることを知ったのですが、これってどういうものなのでしょうか?

うえであがっているSticky information modelについては経済セミナーで多田洋介氏が解説を書いていたり、後、それと関連した日銀かどっかのペーパーがあったりして助かったのですが(それらを読んだ後MankiwとReisの論文を読みました。完全には理解できませんでしたけど…)

そこで、うえであげられているstate dependent pricing modelに関する論文(英語)を読む前に、日本語で書いてある論文なり解説文あるいは書籍を読みたいのですが、そういうものはないでしょうか?もしどなたかご存知ならば教えてください(あるいはこの場で簡潔に解説していただければ幸いです)。よろしくお願いします
112 名前: 名無しさん [2007/01/25(木) 12:25:46] ID:2t

石油の量は埋蔵量が決まっているのになんで値段がこんなに変動しやすいのですか?需要と供給の関係が成り立ってないのですか?
113 名前: 107 [2007/01/25(木) 15:56:52] ID:P

>>107の質問にも答えてもらえませんか?

>日本語で書いてある論文なり解説文あるいは書籍を読みたいのですが、そういうものはないでしょうか?
115 名前: すりらんか [2007/01/26(金) 02:34:06] ID:7

>>113
少なくとも僕は知らない.

>>112
>石油の量は埋蔵量が決まっているのに
まず,この部分がよくわかりません.
112さんはなぜストック量が決まっていると価格が安定的だと
思われるのでしょう?
119 名前: 名無しさん [2007/02/15(木) 18:44:45] ID:F

>金融業のほうが給料がいいとなったら、
>製造業の高生産性を支えている優秀な人材は、
>金融業に流れていってしまうのではないでしょうか?

そうなったら製造業は人手不足で給料が上がり、金融業は人が余って
給料が下がり、流出は止まる、というのが山形さんの議論(「労働...市場に
おける相対的な需給バランスに基づいて相対価格が決まる」)です。

実際、そんなようなことが起きて製造業の就業人口が減り、サービス
業の就業人口が増える、という傾向が続いているんじゃないでしょうか。

国際競争を考えれば、比較優位のある産業への特化が進むことにな
りますが、国内市場の需給を考えると、ある産業の生産性が高まれ
ば、その産業に従事する人口を減らす方向の作用が働くのでは。
121 名前: すりらんか [2007/02/15(木) 21:29:58] ID:7

日本で(というかある経済において)給料の高い職業は
マスコミ・銀行・保険
……要するに規制産業です.
(規制産業以外では119の移動が働きます)

一方,規制産業+従業員主権の下では給与とは超過利潤の
分配となります.これが社会全体の生産性を停滞させてい
るのは言うまでもありません.
131 名前: Economania [2007/02/22(木) 00:31:52] ID:S

(池田さんブログに対するコメントより引用)

Unknown (イライラするなぁ(ある経済学者))

利益 = p*f(K,L)-w*L-r*K

利益を最大化する企業はKとLを上記の右辺を最大化するように選ぶ。上の式をLで偏微分して、Lについて傾きがゼロになるのは(そこが最大化点だから)
p*f'(K,L)-w=0
これは賃金=p*f'(K,L) つまり限界生産性。

で、平均生産性は全く無関係。
130 名前: Economania [2007/02/22(木) 00:30:33] ID:S

山形vs池田「賃金の決定」騒動に乗って、勉強をしております。

池田さんの「賃金格差の拡大が必要だ」(2007年2月15日)に対する、
「ある経済学者」さんのコメントに疑問があります。

>>131にその抜粋を引用させていただきます。
134 名前: Economania [2007/02/22(木) 00:59:25] ID:S

均衡ではすべての産業の限界生産性は一致する(図解)
132 名前: Economania [2007/02/22(木) 00:42:32] ID:S

最後の「で、平均生産性は全く無関係」は
賃金の決定メカニズムとして「平均生産性は全く無関係」という意味です。

ある経済学者さんは、上記の企業の利潤最大化行動のお話を、
「賃金が限界生産性から決定されるメカニズム」
として紹介されているようです。

僕の疑問は、「これは賃金の決定理論なのか?」というものです。

(僕の経済学理解が浅いので、間違えているかもしれませんが、)

>>131のモデルは、

賃金wは“与件”として、“最適な労働投入量”の決定条件を導くためのものであり、
賃金の決定条件ではない、のではないか?というものです。

それとも、いま着目している当該の産業の賃金の決定メカニズムを
表していると解釈できるのでしょうか?
135 名前: Economania [2007/02/22(木) 01:04:17] ID:S

あ、上記の曲線は、各産業の限界生産性曲線です。

元数学者のMBAさんは、
「生産量の最大化という形式に対し非難されていますが、べつに「利潤の最大化」と問題を定式化しても、「労働量の総和は一定」という条件があれば、均衡点では限界労働生産性はどの産業も同じになります。このことをから、他の産業の限界労働生産性を「シャドウコスト」と言ったりしますよね。」

と書き込んでいらっしゃいますが、これに対し池田さんは、

「だから、だれが「生産量を最大化」するんですか?中央計画当局ですか?」

「各部門の最終財の相対価格と限界生産性が等しいところが均衡です。この話は、価格がないからナンセンスな結果が出るのです。すべての企業にこのモデルがあてはまるなら、喫茶店から投資銀行まで、すべて同じ賃金になるのが「均衡」ということになる。」

と批判的なコメントをしていらっしゃいます。
137 名前: すりらんか [2007/02/22(木) 01:43:29] ID:7

>イライラするなぁ(ある経済学者)氏
の話は,企業の利潤最大化条件(主体的均衡)の話で今回の池田−山形の論争の点からは完全にピント外れです.>>132のあなたの理解が正しい.たぶんよく読まないで条件反射で書いちゃったんじゃないかなぁ(というか池田氏の反応も誤解を条件反射で書いちゃったんじゃないかと思う).

池田氏たちの話は部分均衡 or 主体均衡です.
マクロの話は一般均衡でしなければいけません.

>>135で引用された池田さんの発言もダメです.競争条件が整っていれば集権でも分権でも同じことですから.労働者が均質的で,技術の違いが産業毎の生産関数に由来するならば
>喫茶店から投資銀行まで、すべて同じ賃金になるのが「均衡」
が全く正しいのです.
141 名前: すりらんか [2007/02/24(土) 12:09:29] ID:7

マネーや為替という制度上政府がコントロールできるモノを
コントロールするのはダメで,個別企業・産業に直接介入す
る出来るかどうかもわからない産業政策は好きというメンタ
リティは理解できない(インセンティブはものすごく良く理
解できる^^)

悠紀夫たんはある意味一貫していのでメンタリティは理解で
きる(論理は理解できない^^)
149 名前: Economania [2007/03/22(木) 02:27:36] ID:S

質問がいくつかあります。ご教授よろしくお願いいたしますm(_ _)m

1)キャピタルフライト=資本収支赤字 とのことですが、

単に日本人が資産を外貨建てで持つのは、
資産内容が変わるだけだから、キャピタルフライトではないのですか?

だとすると、キャピタルフライトというのは具体的にはどのような状況なのですか?
150 名前: Economania [2007/03/22(木) 02:30:51] ID:S

2)90年代の半ばにひどい円高(70円台突入)がありました。
その後はデフレ下での円安が続きました。

これは購買力平価説に反した現象と考えるべきなのでしょうか?
151 名前: Economania [2007/03/22(木) 02:32:55] ID:S

3)上限金利で消費者金融の貸し渋りはじまったというニュースを
数週間前にテレビで見かけました。

ところで、消費者金融は「信用創造できない」と思うのですが、
これは、上限規制はマネーサプライには影響を与えない、
つまり、上限規制にはデフレ効果はない、と考えてよいのでしょうか?
152 名前: Economania [2007/03/22(木) 02:50:10] ID:S

4)「何故、株価は変動するのか?株価の変動は社会不安を
もたらすことがある。株価は変動しない方がいいのではないか?」
と以前、知人から聞かれ返答に窮したことがあります。

4−1)まず、株価は何故変動するのか、について。

株価は、企業価値(あるいは企業の将来価値の予想)を反映したものだから、
企業の業績などによって変動する、

しかも、株主は企業の財産を処分する権利を有するから、
価値の高い企業の株価は高くなる、

という答えで正しいでしょうか?
もしこれが正しければ、
4−2)株価は変動しない方がいいのか?
という質問には答える必要はまったくないと思うのですが…
153 名前: すりらんか [2007/03/22(木) 08:35:04] ID:7

>>149
キャピタルフライトって何のことなのか僕もわかんないんです.
各人が勝手に想像する「危機的状況」を各人が勝手にそう呼ん
でいるような気がするんだけど……

本家キャピタルフライトは,対外純債務国が対外借り入れ不能
になるとの予想で起きる現象でしょう.
154 名前: すりらんか [2007/03/22(木) 08:41:27] ID:7

>>150
購買力平価レートと市場レートの関係は
後者が前者にすり寄るだけではありません.
日本の場合,市場レートにむかって購買力平価レートが
寄る(要するに国内物価が下がって対応)

>>151
マネーには影響しないですから.ただし,実需がおちこめば
景気経由で影響はあるかも知れない.そこらは僕は調べてな
いからちょっとわかんないです.
155 名前: すりらんか [2007/03/22(木) 08:43:44] ID:7

>>152
その通りでしょう.情報があるたびに今の値段が「安い」と思
う人が買い,「高い」と思う人が売る.それを人為的に固定す
ると言うことは,企業の資本調達をリスク無視でやれと言うこ
とになる.
164 名前: 名無しさん [2007/06/08(金) 09:55:31] ID:42

インフレ連動債とか物価スライド制の年金とか、あるいは民間の
契約でも物価スライド制のもの(学費とか)がありますよね。

賃金とか税とかにも物価スライド制を導入するという提案もある
そうですが、そのようにインデックス化によって将来の物価上昇
の変動を打ち消そうとすると、かえってインフレが不安定になる
というおそれはないんでしょうか?

たとえば、好景気のときに春闘で高い賃金上昇を物価スライド制
(実質の伸び率)で決めてしまったとき、次の賃金改定までに
インフレ率が高まると、自動的に名目賃金も早く上昇してしまい
インフレを加速したりはしないでしょうか?
175 名前: Economania [2007/09/06(木) 13:31:50] ID:S

おひさしぶりです。
こちらの掲示板はまだみなさん閲覧されていますでしょうか?

先日某国営放送で、中国の安い労働力が(コールセンターなどを利用して)
サービス業にまで進出してきた、という番組が放送されていました。

安い人件費と高い日本語コミュニケーション能力が武器だそうです。

そこで質問なのですが、もし、中国人がサービス業などの、
国境の壁に守られてきたような産業にも参入できるとなった場合、
これは国際貿易的な状況というよりも、日本と中国が経済的な意味で
ひとつの国になったような状況であり、そのような国において
生産性が同じ(あるいは劣る)なのに賃金は高い「日本人」は失業せざるを
得ないように思えて仕方ありません。

(もちろん、比較優位の議論を用いれば、比較優位のある財の生産に
特化すればよい、という結論になると思うのですが、中国のように
無尽蔵(?)の労働力を有する国が相手で、かつ生産性が格段に上がって
いくと日本人が「生産」に携わる余地がなくなってしまう…
ように思えてしまうのです。。)

もちろん、近い将来にすべての日本人が職を失うような状況は
考えにくい(=(老人介護やタクシー運転手などの)ある種のそして
大多数のサービス業は国境を「越えて」やってきて働かざるを得ない。
それは厳しい条件である)とは思うのですが、少なくとも、
日本国内において貧富の差が拡大せざるを得ないのではないか
と思うのですが、

・労働力が(実質上)無尽蔵で、人件費が安く、生産性が高い国が
存在したとすると、日本のような国では国民全員が職を失ってしまう

という結論はどこがおかしいのか教えていただけるとうれしいです。
176 名前: 名無しさん [2007/09/07(金) 16:16:34] ID:42

>>175
一部のサービス業(これまで貿易不可能だったもの)が貿易財になった
ということですよね。これだけでは全く今までと変わりません。

たとえ全ての分野の生産性で劣っていたとしても、
貿易財に関して比較優位産業は必ず存在しますから、相変わらず
貿易を続けて生活していくことになります。生活水準はその国の
生産性で決まります。

じゃあ、極端な話、すべての財やサービスが中国と貿易可能に
なったらどうなるかというと、中国と日本の生活水準はほぼ同じ
になるでしょう。

>・労働力が(実質上)無尽蔵で、人件費が安く、生産性が高い国が
存在したとすると、日本のような国では国民全員が職を失ってしまう

(「日本より」という意味だと思いますが)「人件費が安く、生産性が高い」
というのは矛盾してるというか、新たな産業が成長を始めたような時
にはありえても長続きしません。

長期的には、生産性が高ければ所得も賃金もそれに応じて上がり
ます。中国の貿易可能な産業全体の生産性が日本と同等以上に
なれば、中国の平均所得も日本以上になります。

そのとき日本が「中国と同じになっちゃった」としても、決して
悲しむべきことではないでしょう。

「国民全員が職を失ってしまう」というのは、よくわかりませんが
中国と同じ賃金では働きたくないということでしょうか?
178 名前: 名無しさん [2007/09/08(土) 04:18:08] ID:5b

詳しくはクルーグマン「良い経済学悪い経済学」
第1部「ゼロ・サム社会の幻想」
第4章「第三世界の成長は第一世界の繁栄を脅かすか」
あたりを見てもらえるとよいのですが...
以下はそこから抜き出した例を簡略化したものです。

簡単のため、日本と中国の2国だけを考えます。
両方で生産している貿易可能財B(たとえば、今だと電子部品とか)が
あるとします。作るのに必要なのは労働力だけだとします。輸送
コストも品質の差も無視します。

この財Bの価格は、どちらで生産したものも同じはずです。
そうすると、Bの生産に携わっている労働者の賃金は、
両国の生産性に応じて決まるはずです。

たとえば、日本の労働者が1日働いて、中国の労働者より
5倍多くBを生産できるなら、賃金は5倍になります。

この他、世の中には財AとCがあり、日本と中国の生産性の差は
Aでは10倍、Cでは2倍だとします。これらも労働力だけで
作れ、また労働者はA,B,Cどれを作ることもできるとします。

具体的には、中国の労働者が1日働くとA,B,Cをそれぞれ1単位
生産できるのに対し、日本の労働者はAを10単位、Bを5単位、
Cを2単位生産できるとします。

そうすると、まず国内では労働移動が自由なので、
・それぞれの国で、A,B,Cどの産業で働いている労働者も、賃金は同じ
になります。また、

・財Bで測った価格でみると、Aについては、日本の方が安く作れる
 ので、中国では生産されず、日本から輸出される
・Cについては中国の方が安く作れるので、日本では生産されず
 中国から輸入される

ことになります。 たとえばCについては、生産性の差が2倍に
すぎないのに賃金の差は5倍あるわけですから、日本で作るより
2/5の価格で作ることができます。
182 名前: 名無しさん [2007/09/09(日) 22:47:23] ID:5b

>もし、B財の生産について日本の労働者が中国の労働者の
>5倍の生産性があるのに5倍の賃金をもらえなかったとすると、
>この労働者は中国に渡って、5倍生産しそれに応じた5倍の賃金を
>もらおうとするから、結局、生産性=賃金になる、という理解で
>正しいでしょうか?

えーと、今のモデルでは「生産に必要な要素は労働だけ」「市場は完全」と仮定しているので、生産性と賃金はきっちり対応します。「5倍の賃金をもらえない場合」というような市場の不完全性や景気循環なんかは捨象しています。
183 名前: 名無しさん [2007/09/09(日) 22:51:41] ID:5b

あと、財A,B,Cのモデルでは、国境をまたぐ労働者の移動もないものと考えています。
184 名前: 名無しさん [2007/09/12(水) 04:20:10] ID:36

すりらんか氏、どらえもん氏も出てきておくれ。
198 名前: すりらんか [2008/03/01(土) 11:41:52] ID:7

ごめん195はわかりません(学説史に関する知識が皆無なので)

「内生変数同士の相関には、殆ど意味がない」
「最悪のパッチワークは、過去の内生変数同士の関係をexploitしようとするような類のものだ」
については,

>マクロ経済モデルにおいて「所得」と「消費」は「内生変数」
>ですが、この間の回帰式を推定しても意味がない!

その通りです.ほとんど意味がありません.

(1)内生変数は別の式から決定されているものです.
例えば,X,Yが内生変数.a〜cが外生変数としましょう.

Y=2X+a+b
X=Y+c

というとき,XとYは当然相関していますがそれを知ったとこ
ろで「XをあげればYもあがる」といってみてもせんないこと
です.だって内生変数のみに注目すれば「YをあげなきゃXは
あがらない」んですから.

(2)変わりにやるべきことは,外生変数の内生変数への影
響をみつけることです.得に政策的に変更できる変数(操作
変数)から内生変数への影響をみればよいでしょう.
197 名前: 名無しさん [2008/03/01(土) 04:17:30] ID:8o

続けての質問すみません。

http://www.ichigobbs.net/cgi/15bbs/economy/0290/834
において、「ザモデル」氏が

「内生変数同士の相関には、殆ど意味がない」
「最悪のパッチワークは、過去の内生変数同士の関係をexploitしようとするような類のものだ」
と発言していますが、具体的にはどういうことなのですか?

例えば、マクロ経済モデルにおいて「所得」と「消費」は「内生変数」
ですが、この間の回帰式を推定しても意味がない!ということですか?

(1)なぜ、内生変数間の相関には「意味がない」のですか?

(2)では、代わりに何をすればいいのですか?

漠然とした質問ですみません。
(いちごが盛り上がっているので、静かなところに書き込んでみました)
201 名前: すりらんか [2008/03/02(日) 10:32:54] ID:7

ナイスセン♪
それが計量経済学の識別問題です.

需要曲線を発見するためには
需要曲線には影響するけど供給曲線には影響しないような変数
が必要になるわけです(逆は逆).
202 名前: すりらんか [2008/03/02(日) 21:38:46] ID:7

あ.みすった.

供給曲線の発見には「需要曲線には影響するけど供給曲線には影響しないような変数」
需要曲線の発見には「供給曲線には影響するけど供給曲線には影響しないような変数」
でつ.
206 名前: すりらんか [2008/03/21(金) 11:01:28] ID:7

>金利が高い国の通貨は減価する、
ってよりは金利が高い国の通貨は「現在の水準に比べて将来
増価する」と「予想されている」って話です.水準ではなく
変化の話.

(単なる数値例だから正確じゃないけど)

仮に1年後$1=\100で動かないとしよう
今は金利が低いから$1=\110円で
今後1年で110円ほど円高になるかんじ.

ここで今金利を上げると
現時点で$1=\80円になるから

今後一年で20円円安になる

というお話しなんです.
213 名前: 名無しさん [2008/04/08(火) 08:25:20] ID:5q

「現代の金融政策―理論と実際」 白川 方明
http://www.amazon.co.jp/dp/4532133440/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1207610351&sr=1-1
注目の人のこの本読みましたか?
215 名前: 名無しさん [2008/04/29(火) 01:51:21] ID:a

D.kogai氏が、GDPが10年間で3割しか増えていないのに、
金融資産はその間2倍になった。これは金融経済が「虚」なもの
だからだ、と自身のブログに書いた、という話が話題になりました。

それを読んでの僕の感想は
「なんてアホなことを書くのだろう。
10年間給料が変わらなくても資産(たとえば銀行預金)を
2倍にすることはできるじゃないか。」
というものだったのですが、kogai氏のブログに貼ってある
リンク先の文章を読んでいて、分からない点が出てきました。
216 名前: 名無しさん [2008/04/29(火) 01:54:34] ID:a

リンク先のURLは以下の通りなのですが
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/contribute/g/02/index4.html

そこには、
「金融資産の裏側には金融負債があのだから、
世界中で1京3800億円の金融資産があるということは、
裏側でそれと同額の負債を抱えている人たちがいるということだ」
だから負債リスクによって世界経済は危機にさらされている、
というような主旨の内容が述べられていました。
220 名前: すりらんか [2008/04/29(火) 12:06:22] ID:7

小飼さんの話は僕も読みました.

>10年間給料が変わらなくても資産(たとえば
>銀行預金)を2倍にすることはできるじゃないか

これは僕が見た中でもっともシャープな反論ですね!イイ!

で,本題ですが

仮に銀行Bの預金者がAさんだけだとBは企業に2億円も貸し出せません.
準備率10%なら実行できる貸出は1800万です.Aさん以外にも多数の預金者
がいることを忘れないようにしましょう.

なお,銀行貸し出しはもちろん金融資産です.

リンク先ですが,金利が変わって資産価格が変わることはバブルとは呼びません.
典型的なファンダメンタルの変化ですから……
222 名前: 名無しさん [2008/05/03(土) 12:57:06] ID:AX

確かに金融資産は裏側に負債を伴います.
だから一般的に言える.
ただ,ちょっと物は言い様かなぁと.

実物資産も価値低下(あと盗難や破損)といったリスクが
あります.したがって資産が増えればいつでもリスク総量
が増えるということになるけど……それって「だから何?」
ではないでしょうか.
224 名前: luke [2008/05/04(日) 13:07:49] ID:F

「借金して買った資産を担保にまた借金して…」のようなレバレッジをかけた投資をイメージすると、破綻のリスクが高まるように感じるんじゃないでしょうか。

レバレッジをかけた投資だと、
・資産とともに借金も増える(自己資本の何十倍にもなる)
・資産の価格変動が何十倍にも増幅される(資産の数%の価格低下で、自己資本を超える損害を被る)
・したがって、破綻のリスクが高くなる
つまり、「借金が一定で、資産価格が下がる」と破たんすることになります。

紹介されたウェブページの話の構成は、
1.世界中の金融資産が増えている
2.金融資産が増えているということは、負債も増えているということである
3.負債が増えると、金利が上がった時に金利を払えなくなるリスクが高まる
4.金利が払えない人が増えると、銀行が破たんするリスクが高まる
となっていますが、3.の部分に飛躍があると思います。

負債が増えた人は(債務超過の人でない限り)、反対側の資産なり、所得なりも増えているはずです。名目金利が上がったということは、それだけ資金の需要があるような景気だということで、投資の収益も名目で増えているはずで、ただちに苦しくなるということはないはずです。

また、銀行の場合、自己資本の何十倍にも貸し出すわけですが、資産価格が下がってしまうような場合は(ALMでヘマをしない限り)負債の時価も下がるはずで、そこがヘッジファンドのようなレバレッジをかけた投資とは違うのではないでしょうか。
228 名前: 名無しさん [2008/10/28(火) 23:59:30] ID:Bl

ムツカシイですね。

現状の危機からの脱出に、なんらかの政府の関与が必要である事は間違いないと思うのですが、クルーグマンらが資本注入を支持しているのに対し、マンキューはこれに反対のようです。

himaginaryさんがまとめられています:
http://d.hatena.ne.jp/himaginary/20081012/mankiw_on_crisis

1. どの企業を助ければ良いか政府は分からない。
2. 適正価格が分からない。
3. ウォール街が社会主義ちっくになるのは嫌だ。

1と2はもっともだと思います。

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