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120 名前: 名無しさん [2007/02/15(木) 20:14:27] ID:a [TB]

>>119
ご丁寧な解説ありがとうございます。

僕の疑問を一言でまとめると、

「いくら国内の需給で、各職業の相対賃金が決まるからといって、
その国の平均的な生産性を高めている業種(=製造業 in Japan)の賃金が、
平均的な生産性を落とす方向に働いているであろう業種(=金融業??)より
低いとなると、社会的な問題、すなわち平均的な生産性の下落が起こってしまうのではないだろうか?
(優秀な人材が製造業から流出してしまい、平均的な生産性が下がる)」

ということなのです。

書いていて気づいたのですが、

製造業の生産性の向上が望めない(=生産性が頭打ち)のであるならば、

優秀な人材が製造業から流出することで、金融業など他の業種の
生産性が上昇し、結果、社会的な生産性(一国の平均的な生産性)を押し上げる、
ということなのでしょうか?

だから、製造業の賃金が金融業より低くても問題ないのだ、
ということであるならば、僕の疑問は氷解するのですが…

119 名前: 名無しさん [2007/02/15(木) 18:44:45] ID:F

>金融業のほうが給料がいいとなったら、
>製造業の高生産性を支えている優秀な人材は、
>金融業に流れていってしまうのではないでしょうか?

そうなったら製造業は人手不足で給料が上がり、金融業は人が余って
給料が下がり、流出は止まる、というのが山形さんの議論(「労働...市場に
おける相対的な需給バランスに基づいて相対価格が決まる」)です。

実際、そんなようなことが起きて製造業の就業人口が減り、サービス
業の就業人口が増える、という傾向が続いているんじゃないでしょうか。

国際競争を考えれば、比較優位のある産業への特化が進むことにな
りますが、国内市場の需給を考えると、ある産業の生産性が高まれ
ば、その産業に従事する人口を減らす方向の作用が働くのでは。

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